【SDGs A to Z: D (Donation) 】毎日の中でできる、“ドネ活”を考える。

SUSTAINABLE 2023.06.05

コーヒーを飲む、買い物をする……そんな普通の日々の中にも、世の中の役に立つヒントがある。自分の習慣を見直して、できるドネーション(寄付)がないか探してみたい。

ポイントを貯める

ポイ活-ドネ活

→貯まったポイントは支援団体の寄付に換える。

ネットショッピングやお店での買い物、コンビニやドラッグストアでの支払いなど、暮らしのあらゆるシーンで知らず知らずのうちに貯まっていくポイント。これからは、“ポイ活”に加えて“ドネ活”にも注目して、よく使うポイントに寄付サービスがないか調べてみよう。どのポイントも、1ポイント=1円に換算される。支援したい団体を選んで、ポイント数や金額を指定するだけで寄付が完了。

楽天ポイント
災害支援や環境保全などに。楽天クラッチ募金
https://corp.rakuten.co.jp/donation/

Tポイント
子ども食堂や医療活動支援も選べる。Tポイント募金
https://tsite.jp/donation/

dポイント
子どもの貧困支援や災害時の被災地支援に。
https://dpoint.docomo.ne.jp/use/donation/

nanacoポイント
環境関連社会貢献活動を行うセブン-イレブン記念財団へ。
https://www.nanaco-net.jp/

髪を切る

ヘア ドネーション

→ヘアドネーションに参加してみる。

ヘアドネーションとは、医療用ウィッグを作るため髪を寄付すること。小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故で毛髪を失うなど、ウィッグを必要としている子どもが日本にたくさんいる。完成したウィッグは18歳以下の子どもたちに無償で提供される。

代表的な寄付先
〈JHD&C〉https://www.jhdac.org/
〈つな髪〉https://www.organic-cotton-wig-assoc.jp/ 

どこで切る?
・行きつけの美容院で。
規定があるので担当美容師と確認の上すすめるのがベター。切り方は各Webを参考に。
・賛同美容室で。
各Webで全国の賛同美容院を検索可能。美容院によっては別料金がかかる場合がある。
・自宅でカットする。
各Webを参照して自分でカットするのもOK。はさみとメジャー、ヘアゴムを準備しよう。

注意点は?
ウィッグを作るには31㎝以上の長さが必要。パーマをしていたり、染めている、白髪のある毛髪でもOKの場合もある。

コーヒーを飲む

店頭とオンラインで発売中。ステンレスボトル355㎖ & FUROSHIKIセットNO FILTER 4,500円。※売り切れる場合があります。
店頭とオンラインで発売中。ステンレスボトル355㎖ & FUROSHIKIセットNO FILTER 4,500円。※売り切れる場合があります。

タンブラーなどを買ってLGBTQ+を支援する。

〈スターバックス〉から登場したレインボーカラーのアイテムは、明るくハッピーな気持ちにさせてくれるデザイン。売上げの10%を認定NPO法人ReBitへ寄付し、同法人と共に若者たちと多様性やLGBTQ+について考える「レインボー学校プロジェクト」を実施する。
https://stories.starbucks.co.jp/ja/stories/2023/inclusion-diversity-rainbow-school/

ネットショッピングをする

提携先は楽天市場やQoo10 、ファッションブランド、食品、コスメなど200以上ある。https://www.sustaina.org/ja/donation/shopping/
提携先は楽天市場やQoo10 、ファッションブランド、食品、コスメなど200以上ある。https://www.sustaina.org/ja/donation/shopping/

→「SUSTAINA(サステナ)」を経由して買うだけで寄付になる。

ネットショッピングをするだけで、社会問題に取り組む団体に寄付ができる「SUSTAINAショッピング募金」。SUSTAINAのサイトのリンク先で買い物するだけ。非会員でも利用でき、寄付金は広告費と運営会社の社会貢献活動費を原資としているため利用者は金銭を負担することもない。※サービスは8月31日まで。2024年に新システムを発表予定。

おやつを買う

ダースやカレ・ド・ショコラ、小枝シリーズ、森永ミルクチョコレートシリーズ、ミルクココアなど、カカオを使用した商品が対象。©プラン・インターナショナル
ダースやカレ・ド・ショコラ、小枝シリーズ、森永ミルクチョコレートシリーズ、ミルクココアなど、カカオを使用した商品が対象。
©プラン・インターナショナル

→対象のカカオ商品の売上げ1個につき1円を寄付。

チョコ好きなら知っておきたい、〈森永製菓〉の「1チョコ for 1スマイル」。年間を通して寄付をおこなうほか、特別期間中は対象のカカオ商品を1個購入するごとに1円がカカオ生産国の子どもたちの支援に。ガーナをはじめとするカカオ生産地の農業改善や、子どもの教育環境の整備などに使用される。
https://www.morinaga.co.jp/1choco-1smile/

ランニングをする

走るほか、泳いで募金する「#SWIMforUNICEF」、料理で募金する「#COOKforUNICEF」もある。https://friendonation.jp/runforunicef//日本ユニセフ協会 #RUNforUNICEFホームページより
走るほか、泳いで募金する「#SWIMforUNICEF」、料理で募金する「#COOKforUNICEF」もある。https://friendonation.jp/runforunicef//
日本ユニセフ協会 #RUNforUNICEFホームページより

→ランナーへの応援が、世界の子どもへの支援に。

「#RUNforUNICEF」は、多くのマラソン大会でも注目されている、走ることを寄付に変えるオンラインの募金活動。日々のランニングからフルマラソンの挑戦まで、自分で目標を掲げてプロジェクトを立ち上げたら、SNSで寄付を呼びかける。集まった寄付は〈日本ユニセフ協会〉を通して世界の子どもたちの健康と未来を守るための活動に役立てられる。

text : Motoko Sasaki edit : Kana Umehara

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