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- ビストロ BISTRO AMPERSAND店名は“&”の英語読み。生産者と食べ手を料理でつなぎたいと命名された。〈ホテル日航東京〉でシェフを務めた間中航さんの店の看板はココット料理。鎌倉や三浦半島をはじめとする各地の農家や漁師の思いが詰まった食材の力を、最大限に活かしてくれるのがココット鍋なのだという。熱々で運ばれてくるココットの中身は野菜も肉も魚もゴロリと大ぶりで、素材の風味を逃がさない。豪快にして繊細な味わいは、シェフが吟味する自然派ワインと相性ぴったりだ。自家製のシャルキュトリーやキッシュ、テリーヌもおすすめ。
- フレンチ ラ・ヴィフランスの〈ポール・ボキューズ〉で修業後、ひらまつグループで23年間腕をふるってきた池田正信さんが鎌倉に店を構えたのは2年前。三島の契約農家が作る有機無農薬野菜と鎌倉野菜をふんだんに使ったフレンチが評判を呼び、今や地元美食家の定番レストランに。神経締めの達人と呼ばれる人から魚を仕入れるなど食材にはとことんこだわり、それを余韻の長い一品に仕上げていく。手をかけた料理の数々は、まさに熟練のフレンチの醍醐味。フルコースを食べて満腹になってもお腹はすっきり。翌日も決してもたれないのがうれしい。予約が望ましい。
- ビストロ フレンチ LES FABLES bonjour地元湘南の野菜と、岩中豚と呼ばれる、脂身もおいしいやわらかな岩手産の豚肉をメインに、美しくも豪快な一皿が味わえるビストロ。パリで5年ほど修業を積んだオーナーシェフ・宮尾亮二さんが、オープンキッチンで一人腕をふるう姿を眺めながら、おいしいお酒と料理が味わえる。ランチコース1,500円~。
- イタリアン Loasi趣味の釣りをしている時以外は、いつも素材同士の組み合わせを考えてしまうという仕事人なオーナーシェフ・秋月光広さん。これからの季節におすすめなのは、そら豆のニョッキ ローズマリーバター(1,400円)、イサキのムニエル(1,700円、共に2人前)など。今年11周年を迎え、ますますノリに乗っているシェフのおいしい組み合わせをぜひ。
- フレンチ 野菜フレンチ Suzu神泉の〈TSU・SHI・MI〉出身の鈴木宏和シェフと、パティシエールの麻弓理さん夫妻が手がける、新しさと驚きのある一皿が評判。シェフ自ら栽培した珍しい野菜も楽しめる。ランチコース2,500円〜、ディナーコース3,800円〜。写真はディナーコース3,800円より「アスパラガスとほたるいかのマリネ」(右)、「無農薬レモンのブランマンジェ」(左上)。
- フレンチ BastideS陽光がふりそそぐテラスから海を一望する、本格フランス料理店。店主を務めるのは、数々の名店で経験を積んだシニアソムリエの杉本万尋さん。杉本さんの憧れだったという、南仏の海辺のレストランのイメージに合う場所と出会い、2016年秋に夢をかなえた。プロヴァンスの伝統料理をベースにした、相模湾の魚介と鎌倉野菜を使った一品はまるでアートのような美しさ。ランチコース3,000円〜、ディナーコース5,000円〜。写真はランチコース4,500円から「相模湾からの鮮魚 春キャベツのブレゼ サフランの香り」(下)、「藤沢みやじ豚のロティ 西京味噌のアクセント 春の訪れ」(右下)。
- イタリアン RISTORANTE Siva昼は伝統的な郷土料理を、夜にはクッチーナ・クレアティーバ(郷土料理の再構築)をテーマにしたコースを提供。三崎の魚介、三浦野菜を使った繊細な味が評判で、南青山〈イル・テアトリーノ・ダ・サローネ〉で研鑽を積んだ芝先康一シェフが腕をふるう。ランチコース3,000円(写真は前菜の盛り合わせ)、ディナーコース4,750円〜。
- バー The Bar CASABLANCA「フルーツカクテルの多くは、フルーツの甘さが勝ってしまったり、下手をするとジュースになってしまうものも多いのですが、山本さんが作るカクテルは別格。ベースのお酒が持つ個性と使用するフルーツのバランスが緻密に計算され、そこには山本さんの感性が光っています。クラシックカクテルを好まれる方や大人の女性にぜひ飲んでほしいカクテルです」(辻さん、以下同)。いちごのティラミスカクテル1,400円、チャージ800円。
- パティスリー Grandir Ensembleここ数年でまた大きく変化を遂げつつある鎌倉由比ガ浜通りに昨年誕生。シンプル&モダンな店構えと、スタイリッシュな生菓子や焼き菓子が地元でも評判の店。オーナーシェフの門脇勝彦さんは、ウィーン、パリで修業を重ね、帰国後は青木定治さんに師事。サダハルアオキ丸の内店の立ち上げ時から約10年にわたって勤めあげたという筋金入り! 独立を決意した際、もともと土地になじみがあった由比ガ浜通りに出店の目標を定め、ようやく出会ったのがこの場所だったそう。
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