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GWは台湾開運旅行でハッピーチャージ 台湾・台北でハズせない人気パワースポット!恋愛運に金運、健康運までマルチな〈龍山寺〉
お寺参りが生活に根付き、パワースポットが豊富な台湾でも絶大な人気を誇るのが台北〈龍山寺〉。あらゆる神様がそろうオールマイティなお寺です。さらにユニークなおみくじの気になる内容もご紹介!GWは台湾開運旅行でハッピーチャージしてみては?
老人はもちろん若者まで信仰心が厚く、お寺へのお参りが身近な台湾のデイリーライフ。中でも圧倒的に支持されて、いつもにぎわいを見せているのが〈龍山寺〉。なにしろ商売繁盛の関聖帝君から学問の神の大魁星君、医学の神の華陀星君、安産の神の註生娘娘、そして縁結びの月下老人といった具合にあらゆる神様がそろうのだから、それも当然のこと。
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案内に沿って本殿から順にお参りする中でよく見ると、それぞれの人のお祈りする時間がとても長いことに気づくはず。台湾では自己紹介から始まって、こういう仕事に転職したいとか、こんな相手を探してるとか、かなり具体的な情報を神様へと伝えるのがセオリー。丁寧に参拝してこそ、神様のご利益を受けられるのだ。神様の答えを伝えるおみくじのサポート役は赤い木片で、表裏が出ればそれは答えを受け取るべきタイミング。複雑なようでいて、とても合理的なのが台湾のお寺。しっかりパワーチャージするためには、時間に余裕を持って訪れたい。
【ステップ1】赤い木片を手に神様へ自己紹介と願い事を。
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まずはおみくじを引いてもいいかを神様に聞くことが大事。木片(ポエ)を両手に持って住所と名前、生年月日、質問を心の中で唱えて足元に投げる。
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最初の1回で表と裏が出なければ終了。
【ステップ2】おみくじを選んでも、まだまだ確認は必要。
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おみくじの筒の中から棒を一本を選んで書かれている番号を見たら、その番号が本当に自分が引くべき答えかを知るために、もう一度木片を投げて確認しなければならない。
【ステップ3】ようやく手に入れたおみくじには神様の答えが。
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木片の表裏が出たら、おみくじの引き出しから一枚取り出して手元に。左側に中上と書かれているのは、日本の吉や凶のような意味で、よい方から順に大吉、上上、中上、上、中下、下下となっている。
【ステップ4】台湾人にも難しい内容は「解籤処」で解説を。
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書かれている内容は台湾人にとっても難しいため、「解籤処」と呼ばれる解説カウンターが設けられている。日本語ができるスタッフがいることもあるので安心。おみくじは持ち帰って大切に保管を。
〈龍山寺〉
1738年、漢民族の移民によって創建された歴史あるお寺。仏教と儒教と道教の神様が一緒に祀られていて、その数はなんと合わせて25柱!縁結び月下老人の前には世界中の悩める女性たちがずらり。種類豊富なお守りが売られているのもここならでは。
■台北市広州街211號
■02-2302-5162
■6:30~22:30 無休
(Hanako1148号掲載/photo : Norio Kidera text : Mako Yamato)