本場のクレーム・パティシエール体験を。 まるでケーキ!濃厚リッチな極上クリームパン3選。ホテルメイドや本場レシピまで!

FOOD 2019.07.08

香り高いバニラにコクのある卵、濃厚なミルクが三身一体の極上クリームパンとは?ホテルメイドから三ツ星フレンチのものまで、まるでケーキのようなクリームパン3選をご紹介します。

1.〈Boulangerie et Café Main Mano〉/代々木上原

Boulangerie et Café Main Mano 代々木上原
Boulangerie et Café Main Mano 代々木上原
「ミニクロワッサン」(60円)
「ミニクロワッサン」(60円)

小さいけれどしっかりパリパリ、中しっとり。

「クリームパン」(170円)
「クリームパン」(170円)

〈マンマーノ〉でぜひ食べてほしいのは、なんといってもクリームパン。カスタード、というよりクレーム・パティシエールと呼びたい。バニラの芳醇さ、ミルク、卵。フランスのレシピそのままというこのクリームは、溶けるごとに、内側からぷんぷんとさまざまな香りが飛び出てくるのだ。

マンマーノブレッド(角食)も秀逸。ヨーグルトの乳清から起こした種を使うという優れたアイデア。自家培養なのにふわふわで、さわやかな甘酸っぱさがある。

「バゲット」(350円)
「バゲット」(350円)

フランスでの経験は食事パンにもいかんなく発揮される。フランスの水の硬度に合わせ、バゲットはevianで仕込む。カリカリの皮にはいかにもフランス産小麦らしく、バターのようなコクと甘みを含む。後味はミネラリーににじみ、舌をじんじんとさせる。

「焼きカレーパン」(310円)
「焼きカレーパン」(310円)
「パンオショコラ」(330円)
「パンオショコラ」(330円)

フランスのパンコンテストのヴィエノワズリー部門で1位に輝いた毛利シェフ。スイーツ系のパンに冴えを見せる。

(Hanako特別編集『おいしいパンのこと、すべて。』掲載/photo : Youichiro Kikuchi, Akiko Mizuno text : Taeko Terao, Tomoko Matsumoto edit : Rie Nishikawa)

2.〈LE PAIN de Joël Robuchon 渋谷ヒカリエShinQs店〉/渋谷

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フランスの食文化と日本のパン文化の最良の部分が融合を果たす。フレンチのレジェンド、ジョエル・ロブションが監修。食への好奇心を失わない彼は、カレーパンすら製作を許可。フィリングの製作にはレストランのシェフが加わる。技術力もハイレベルだ。歴代シェフ・ブーランジェからはクープ・デュ・モンド(パンのワールドカップ)金メダリストも輩出する。

「ロブションのクリームパン」(290円)
「ロブションのクリームパン」(290円)

創業当時からのロングセラー、クリームパン。極上のブリオッシュと極上のクレームパティシエールの出会い。圧倒的な口溶けの快楽は、単純にして奥が深い。

「ホップス(ハーフ)~北海道産小麦のパンドミー」(195円)
「ホップス(ハーフ)~北海道産小麦のパンドミー」(195円)

ホップス食パンは自家製ホップ種がさわやかに香る。のびやかな中身は軽く割け、しゅんしゅんとすばらしく溶けて、喉に麦とミルクをしたたらせる。この心地よさは永遠の定番。

「牛ほほ肉のロッシュ」(370円)
「牛ほほ肉のロッシュ」(370円)

牛ほほ肉のロッシュは、表面かりかりのパンの中から、牛ほほ肉がほろほろと崩れ、贅沢な風味とともにとろける。

(Hanako特別編集『おいしいパンのこと、すべて。』掲載/photo : Youichiro Kikuchi, Akiko Mizuno)

3.〈ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ〉の「こく生ブリオッシュ」/日比谷

1個(360円)
1個(360円)

生クリームや卵黄をふんだんに使った、口当たりのよいブリオッシュの中に、2層のクリームがたっぷり。カスタード味は、アプリコットリキュールで香りをつけたカスタードクリームと濃厚な生クリームが入り、とろけるおいしさ。濃厚なチョコレート味のほか、季節限定のフレーバーも。

〈ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ〉
■東京都千代田区有楽町1-8-1 ザ・ペニンシュラ東京B1
■03-6270-2717
■11:00~19:00 無休

(Hanako1133号掲載/photo : Hiro Nagoya text : Kahoko Nishimura)

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