〈+CEL〉インタビューvol.3 (後編)
ヘアメイクアップアーティスト・草場妙子さんが受け継ぎたい
メイクアイテムのケアの仕方。 MAMA 2023.08.17PR

ランドセルブランド〈+CEL〉と子どもたちへ受け継ぎたいものについて話を聞くインタビュー企画。シリーズ3回目に話を伺ったのはヘアメイクアップアーティストの草場妙子さん。前編で受け継ぎたいものとしてあげてくれた「メイクアイテムのケアの仕方」について、どんなことを知っておくといいのか、教えてもらう。そして〈+CEL〉のランドセルもチェック。普段、使用するメイク道具も試供品はほとんど使わず、必ず店頭でみてから購入して選んでいるという草場さん。もの選びにこだわりを持つプロの視点、そして6年間の小学生ママ経験者として、〈+CEL〉のランドセルはどう評価する?

ヘアメイクアップアーティスト・草葉妙子さん 受け継ぎたいもの

小さな手間が、大事にする気持ちを育ててくれる。

――前編で教えていただいた“受け継ぎたいもの”。具体的にどんなケアについて教えてあげたいと思っていますか?

「メイク道具は衛生品という意識を持ってほしいと思っています。道具を長く使うためには、清潔に、いい状態に保つことが大事です。そのためには、使い終わったあとのちょっとしたケアが大事。たとえば、リップは塗ったあと、そのまましまうのではなく、唇に触れた部分をコットンで拭き取っておくとか、ネイルの口は使い終わったあと除光液できれいに拭き取っておくと蓋がくっついてしまうのを防げるとか。本当にちょっとしたことばかりなのですが。でも、それは私自身が日々大事にしていることで、ぜひ覚えていてほしい。知らなくても困らないかもしれないけれど、知っていて“こうするといいんだよな”と思ってくれるだけでもいいと思います。
物を大事にする気持ちは、こういう小さな手間だとか、ちょっと面倒な作業が増えるところに生まれると思うので。そういう気持ちを、もし受け継いでくれるなら、もらってもらえるとうれしいですね。

ランドセルは自由に選んでいいよ、と話していました。

――あと、もうひとつ持ってきてくださったものが

「あ、そうです。今私がつけているものもそうですが、私がスカーフが好きで集めていたら、夫が海外出張の際におみやげで買ってきてくれるようになりました。それでコツコツと増えていて、今50枚ほどあるのかな。私は首もとに巻くのが好きで使っていますが、スカーフっていろんな使い方ができると思うので、身につけなくても、家でなにかを覆うだとか、カバンに巻きつけるとか、好きにアレンジして使ってもらえたらと思っています」

リバティやエルメスのアンティークのシルクスカーフが多い。「幾何学模様が好きなので、夫が好みをわかって選んできてくれます。色も渋めなおじさんっぽいもの(笑)。そのほうが服に合わせやすいんです」
リバティやエルメスのアンティークのシルクスカーフが多い。「幾何学模様が好きなので、夫が好みをわかって選んできてくれます。色も渋めなおじさんっぽいもの(笑)。そのほうが服に合わせやすいんです」

――こういう身につけるものの趣味は親子で似ていると感じますか?

「どうでしょうか。小学生のころは好みが違うこともよくありましたね。それこそ低学年の頃はキャラクターのものだとか、どうしてもこれが欲しい!と言われることもありました。そういう時は、彼女の気持ちを無視してもいけないと思ったので、子どもに選ばせることも多かったですね。ランドセル選びもそんな感じで、色は自由に選んでいいよ、と彼女に伝えたんです。実際に、買いに行くときにどんな色を選ぶんだろうって、楽しみにしていたんですが、けっこうあっさりと即決で“赤がいい”と選んでいて、びっくりしました」

――そうなんですね。ほかにランドセル選びではなにかこだわったところはありましたか?

「当時6年間という長い間、使うものなので丈夫なものがいいだろうと思って選びましたが、その分、ランドセルがとても重くて。小学生になってから知るんですが、ランドセルって、けっこうパンパンに荷物を入れるんですよ。買った当時はそういうことを知らないじゃないですか。あとで知って驚きましたね。6年生くらいになれば、それでも荷物をたくさん入れても大丈夫ですが、1年生の頃なんか、このまま重さに引っ張られて後ろにひっくり返っちゃうんじゃないかと、とても心配でした」

――今日、〈+CEL〉のランドセルをご覧になって、いかがですか?

「だから本体の軽さにまずいちばんに驚きました。あー、これくらい軽かったらよかったのになって。あと、背中に当たる部分のクッションもしっかりしていますよね? それもいいです。背負ったときにしんどくなさそう。でも、なにより外見がシュッとしていて、いいなって(笑)。形は他と同じランドセルなんですけれど、ちょっと特別な佇まいがありますよね。それがいいです。それと開けたときのカブセ裏にあるグラフィックもあえて子どもっぽくしていないところが、かっこいいですね。当時は、はやめにオーダーしないと焦っちゃうよ、と小耳に挟んで、春先くらいに急いで決めたんですが、今だったらこちらで即決だったかも(笑)。ランドセルの選択の幅もいろいろ広がっているのがいいですね」

草場さんも気に入った、柚木沙弥郎による、かぶせ裏のデザインは大人だけでなく子どもたちにも人気が高い。
草場さんも気に入った、柚木沙弥郎による、かぶせ裏のデザインは大人だけでなく子どもたちにも人気が高い。
〈+CEL〉ファーストコレクションとなる2024年モデル「PLAIN(プレーン)」。ブラック、ネイビー、キャメル、レッドの4色。各66,000円(無地)、77,000円(かぶせ裏柚木沙弥郎デザイン)公式サイトはこちら
〈+CEL〉ファーストコレクションとなる2024年モデル「PLAIN(プレーン)」。ブラック、ネイビー、キャメル、レッドの4色。各66,000円(無地)、77,000円(かぶせ裏柚木沙弥郎デザイン)公式サイトはこちら
photo:Norio Kidera text & edit:Kana Umehara

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「+CEL Caravan 2024」と題して、+ CELの展示販売会を全国各地で実施しています。
アポイントメント制の会場もございますので、詳細は+CEL ウェブサイトをご覧ください。

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