第13回　チュートリアル福田充徳の「はじめてパパのなんでも〈新発見〉！」 【チュートリアル福田の育児エッセイ・13】いや～プロのカメラマンさんはすごいですね！

ハーフバースデイのお祝いをやったのでせっかくなので記念撮影も撮りにいきました。

専門のスタジオで撮影してもらったのですが、いや〜プロのカメラマンさんはすごいですね。めっちゃ子どもを盛り上げて笑かそうとしてくれるし、「今！」という瞬間を逃さない。

こっちもその熱意に押されて、じゃ、子どもの誘導をお手伝いしようかと近づくと……「パパは入らないで！」とめっちゃ怒られてしまいました（笑）。プロカメラマンと赤ちゃんの間には、その２人しかわからない間というか、空気があるみたいです……。

結果、夫婦で「この人に任せておいたら大丈夫だ」という結論に達して、息子が撮影されているところをただただ見守っていました（笑）。

それにしても、撮影スタジオってうまくできたシステムですよね。スタジオにはいろんなかわいい衣装があって、試着は全部無料なんです。撮影してもらうのも無料。衣装をいくつ着てもいいし、購入する写真は１枚でもいいですよと言ってくれるんですけど、そういうわけにはいかないもんです。

衣装を着れば着るほど、全部の写真がほしくなってしまう……。写真を買うのはもちろん有料ですから。結局、衣装を着た分、写真をたっくさん買ってしまう仕組みになっているんですよね。我が家も結局、たくさん着せて、たくさん買ってしまいました……。
　
スタジオに干支の着ぐるみがあったんです。うちの息子は酉年なのでニワトリの着ぐるみを着せて撮影しようという話になって。

でも、なぜかニワトリの着ぐるみがなくて「ヒヨコしかありません！」と。まあ、じゃ、ヒヨコでええかと、なんならそっちのほうがかわいいんちゃう？　とか言いながら撮影をしていたんですね。

しばらくしたら「やっぱりニワトリありました！」とスタッフの方が。でも、もうヒヨコ着てるしな……と思っていたんですが、すかさず奥さんが「ねえねえ、ニワトリ、どうする？」と。なんでトリだけで２パターンいこうとしてんねん、もうええやろ、とそこはさすがに制してしまいました。トリ２パターン着せたら、絶対、トリ２パターン買ってしまいますもんね。さすがにトリ２パターンはやりすぎでしょう。