第46回　チュートリアル福田充徳の「はじめてパパのなんでも〈新発見〉！」 【チュートリアル福田の育児エッセイ・46】テレビに出ているパパに向かって息子が叫んだのは……。

息子は、僕が出ているテレビをみると「パパ！ パパ！」とテレビに向かって呼びかけてくれます。父親の仕事についてまだ理解はできてないと思うので、どう思っているのか分かりませんが、テレビに映っているチュートリアル福田＝父親だということは認識してくれているようです。あと、同じように象がテレビに出ていると「これと同じだぞ」と象のぬいぐるみを持ってきて僕にみせて教えてくれます。

先日も、夕方にテレビ出ている僕をみて「パパ！ パパ！」と教えてくれたのですが、それは相方の件でめちゃくちゃ謝っているときの映像が夕方のニュースで流れていたもので……教えてくれたのはありがたいと思いつつ、「パパ、大変やねんぞ。でも、相方はもっと大変やねんぞ」と心の中で思いました。

でも、今どきの子どもたちにとっては、スマホで動画がいくらでも撮影できてそれを観ることは当たり前のことですから、パパがテレビの画面に映っていても何も不思議に思わないのかもしれません。息子も、自分の動画を観るのが大好きです。寝る前に、いつも撮った動画を観たい観たいと言いますね。

あとは、最近はボケてくることを覚えてきました。お風呂に入っているときにわざと僕のおっぱいを飲もうとするんです。出ないってわかっているのに。コイツ、ボケてきとんな……と思ったので「でえへんよー。何してんの!?」とまあ、一応ツッコんであげるわけです。そうすると「うふふふふ」とうれしそうにしています。

ボケで言うと、下ネタも大好きですね。男の子はやっぱりそうなんですね。なにがそんなに面白いのかわかりませんが「おちんちん」「おしり」「うんち」とかで、きゃあきゃあ喜んで笑っています。でも、実際に自分がうんちしている時は、ちょっと恥ずかしそうになるのがおかしいです。いつも隠れてしていますね。あれは、一体どういう心境なんでしょうか。あれ？　どっかいなくなったぞ、と思うとテーブルの端っこのところとか、カーテンの奥できばっている。

まあ、きっと、うんちするときくらいは、ひとりになりたいんでしょうね。その意識が出てきたこともまた成長ですね。