ショーウィンドウの扉の先にカフェも!遊び心&カルチャー溢れるニューホテル。 リノベーションホテル〈TSUGU 京都三条 -THE SHARE HOTELS-〉が四条河原町エリアにオープン。
人気観光地として国内外から多くの人々が訪れる京都。古き良き日本の文化が残る京都に泊まるなら、伝統や文化が感じられる場所に宿泊したいところです。この度、四条河原町エリアに、築105年の登録有形文化財を含む歴史ある建物をリノベーションしたホテル〈TSUGU 京都三条 -THE SHARE HOTELS-〉がオープン!早速伺ってきましたので、その魅力をご紹介いたします。
築105年の登録有形文化財を一部残す建物をリノベーション。
京都市営地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅徒歩5分、四条河原町もほど近い立地にオープンした〈TSUGU 京都三条 -THE SHARE HOTELS-〉。〈KUMU 金沢〉や〈LYURO 東京清澄〉などを手がけるリビタによる、リノベーションホテル〈THE SHARE HOTELS〉ブランドの6号店目となるホテルです。
ホテルは築105年の登録有形文化財を一部残す旧日本生命京都三条ビルをリノベーション。ちなみに文化財部分の建物は、東京駅や日本銀行の設計で知られる辰野金吾率いる辰野・片岡建築事務所の設計で、石貼りの外観などに風情が感じられます。
1階にはカフェとアパレルショップを併設。
エントランスを入るとフロントがあるのですが、その奥にショーケースがありこちらでは定期的にポップアップショップを開催。
日本のローカルの魅力を集めたこだわりアイテムを揃えていて、お伺いした際は九谷焼と備前焼の次代を担う作家によるポップアップショップ『北陸の上出惠悟 / 瀬戸内の木村肇』が開催されていました。
そしてこの横にあるショーウィンドウは、なんと併設しているカフェへの扉!隠し扉を開けるようなワクワク感があり、胸が高鳴ります。
扉の向こうには、ローカルカフェ〈キノシタショウテン〉が手がけるカフェ〈coffee and wine ushiro by キノシタショウテン〉が。ちなみにホテルの「ローカルへ旅を継ぐ」というコンセプトに合わせ今回コラボが実現したそう。
朝はモーニング、昼はコーヒー専門店、夜はワインバーとして運営。
コーヒー豆の焙煎や抽出、瀬戸内市産の具材にこだわったサンドイッチなど、こだわりのコーヒーと丁寧に作られた料理が魅力的です。
さらにカフェの奥には瀬戸内・岡山を拠点とする老舗デニムメーカー〈ジョンブル〉が手がける〈Johnbull Private labo by ジョンブル〉も併設。
オリジナルのメンズ&レディースウェアを中心に、シューズ、バッグ、アクセサリーなど、国内外からセレクトされた高感度なアイテムを展開。ちなみにホテルとカフェ&バーのスタッフのオリジナルユニフォームも〈ジョンブル〉のユニフォームレーベル「メイカーフッド」がデザイン、制作しています。
登録有形文化財を望める客室など様々なタイプの客室を用意。
〈TSUGU 京都三条 -THE SHARE HOTELS-〉は、登録有形文化財を一部残す建物の魅力と歴史的価値を最大限に活かすため、文化財の象徴的な尖塔を望める窓を設置した客室を作るなどデザインにもこだわりが。
客室は、個室タイプ11種類の全49室を展開。
ジュニアスイート(定員4名)、スーペリアタイプ(定員4名)、スタンダードタイプ(定員4名)に加え、立体的なロフトタイプ(定員4名)、2段ベッドタイプ(定員6名)、部屋ごと貸し切り利用も可能なドミトリータイプ(定員6名)とバリエーション豊富です。
一人からグループまで幅広い旅行者に対応しているので、様々なシーンで利用できるのが魅力です。
ちなみに共用部デザインと客室設計協力は〈KUMU 金沢〉を手掛けた YUSUKE SEKIが担当。
コンクリートの既存躯体を活かした空間をベースに、和紙などを用いたディテールを採用し、和と洋が交差するコンテンポラリーな空間に仕上げています。
登録有形文化財の尖塔を望む、宿泊者専用の共用スペースも!
客室のほか4階には、登録有形文化財の尖塔を望む宿泊者専用の共用スペースも完備。
調理家電や調理道具を充実させたシェアキッチン、ソファスペースにはテレビや雑誌もあるので、友達同士でおしゃべりしたり、他の宿泊者と交流することも可能。電源やWi-Fiもあるので、PCで作業をすることもできそうです。
かつて全国各地から人やものが集まり、新しい文化を生み出した京都にて、ローカルの魅力を集め発信している〈TSUGU 京都三条 -THE SHARE HOTELS-〉。旅をしながら様々な人や文化に出合いたい、そんな人にぴったりなホテルだと感じました。
〈TSUGU 京都三条 -THE SHARE HOTELS-〉
■京都府京都市中京区三条通柳馬場西入桝屋町75
■075-213-2900
■公式サイト