髪の艶感を出せる無料アプリとは? 人気インスタフォトグラファーの写真加工技術を大公開!愛用の加工アプリ・ソフトに加工方法まで。
写真を加工する為に使っているアプリやソフトとは?また、加工する時に工夫していることは?写真の楽しみ方を探るべく、人気インスタフォトグラファーにアンケートを実施しました。
Q.写真を加工する時は、どんなアプリやソフトを使う?
A1.VSCO
海外発のアプリ。細かい調整をせずとも、基本フィルターをかけるだけでハイセンスな一枚に。
@ringostar.desu
主に人物を撮るので、肌の色には気を配っています。写真に味を加えるために、「ノイズ(粒子)」や「フェード」の加工をかけて仕上げることもあります。
@ange_yuruhuwa
最近は、VSCOがメインです。フィルターも洒落た色味で、編集機能も多すぎず端的。私にとって丁度良い使いやすさで、とてもありがたいです。
A2.snap seed「写真に写る細部まで丁寧に仕上げる。」
Googleが開発。多様なエフェクト機能と、ほかのアプリには見られない「明るさの部分調整」が特徴。
@moron_non「写真に写る細部まで丁寧に仕上げる。」
無料アプリなのに、「部分設定」で指定した一部だけ明るくしたり、彩度を上げたり、余計なものを消すことができ、本格的な加工が可能です。
基本補正し、フィルターをかけ少し赤みをプラス。矢印フィルターで飛んだ細部を出した後、髪の毛の質感をより鮮明に。艶感を足し、吹き抜け感を出す。
@miku_colors
加工はパソコンと携帯とどちらも使いますが、snap seedが特におすすめです。彩度はあまり上げすぎないように気をつけています。
A3.Photoshop「別ソフトで基本補正、PHは最終加工に。」
プロの写真家も使用する画像編集ツール。画像調整や合成ができるスマートフォンアプリも。
@chiaoking「別ソフトで基本補正、PHは最終加工に。」
iPhoneで撮った写真は携帯のアプリを使い、デジカメで撮った写真はPhotoshopを使用してしっかり加工するなど、撮る媒体で使い分けています。
粒子感あるフィルム調に基本補正した後、目立ってしまうお花見客の青シートをイメージ→色調補正→特定色域の選択でシアンとブルーの色味を抑えています。
@takaphilography
パソコンで加工するならば、Photoshopを使います。最初にどんなふうに写真を仕上げるか頭の中でイメージしたものに近づけられるよう、手を加えます。
Q.写真を加工する時に工夫していることは?
A1.@6151「トーンの鍵は彩度。」
彩度を上げるとインパクトがある写真になりやすいです。反対に、彩度を下げることで静かな印象の写真に仕上がるので、その時の気分や被写体に合わせてトーンを調整しています。
A2.@10_ya「写真の中心を明確に。」
写真を加工する時に大事なのは、その写真で何を一番見せたいのか、綺麗に見せたいのかを自分で確認すること。一番見せたい部分をより目立たせるように調整するのが良い写真の秘訣かもしれません。
A3.@gupitaro「全体の統一感。」
画像を小さく表示するサムネイルで見たときに、全体に統一感が出るようにしています。アプリ「正方形さん」を使って、写真に白枠をつけるのですが、配置の微調整をするのにも重宝しています。
A4.@chikkunmama「写真のレイアウト。」
ペットのチクリックと過ごす日々を3コマや4コマ漫画のように、わかりやすく伝えられるように心がけています。ストーリーがより響くように写真を組み合わせながら、レイアウトも整えています。
(Hanako1133号掲載/text : Yuria Koizumi)