オアフ島から一足のばして通なハワイ旅。 カラフルな街並みにときめく!ハワイ島ヒロでノスタルジックなロコステイを。
ハワイ諸島一の大きさを誇り「ビッグ・アイランド」とも呼ばれるハワイ島。美しいビーチリゾートから、火山国立公園、星空の美しいマウナケア山、熱帯雨林や黒い砂浜のビーチなどがあり、様々な表情で私たちを楽しませてくれます。今回はハワイ島のオールドタウンとしても知られる、ローカルな雰囲気漂う街・ヒロとそこから行けるおすすめスポットをご紹介!
- ▽ピンクや青の街並みが可愛い!ヒロ湾に面したカメハメハ通りを散策。
- ▽1997年建立の〈カメハメハ大王像〉にごあいさつ。
- ▽滝に虹がかかる幻想的な〈レインボー滝〉へ。
- ▽オーガニック系スーパーで、オリジナルランチボックスをテイクアウト。
- ▽火山島が生んだ神秘!黒砂ビーチ〈アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク〉でピクニックランチ。
- ▽〈ハワイ火山国立公園〉で火山のパワーを実感。
- ▽日本国外最古の神社〈ヒロ大神宮〉で運気アップ祈願。
- ▽〈Big Island Candies本店〉でハワイメイドのクッキーを購入。
- ▽ローカルに愛されるダイナー〈Ken's House of Pancakes〉でディナー。
- ▽〈グランド・ナニロア・ホテル・ヒロ - ダブルツリーbyヒルトン〉に宿泊。
ピンクや青の街並みが可愛い!ヒロ湾に面したカメハメハ通りを散策。
日本からも直行便でアクセスできるため、近年人気が高まりつつあるハワイ島。ヒロ・ダウンタウンは、島内最大の町です。ちなみにヒロは〈レインボー滝〉として知られる〈ワイアヌエヌエ滝〉や〈ハワイ火山国立公園〉へ行くにも便利な場所なんです。
先日紹介したハワイ島コナからは車で1時間半から2時間ほど。ホノルルからヒロ国際空港までは飛行機で約50分でアクセスすることができます。
〈ハワイアン航空〉での羽田空港からハワイ島コナ空港へのフライトの様子はこちらの記事をご覧ください。
ヒロはその昔、サトウキビ農家としてやってきた日系人が作った街と言われており、ヒロ湾に面したカメハメハ通り付近には今でも昔ながらの街並みが残っています。
カメハメハ通り沿いには国家歴史登録財に指定されるなど建築後100年以上経つ建物が多く、どこかノスタルジックな雰囲気。青空に映えるパステルカラーのピンクや青、赤などカラフルな街並みがとってもキュートです。
ホノルルのカラカウア通りとは違い落ち着いた雰囲気ですが、芸術活動が活発な地らしくおしゃれなギャラリーやショップ、レストランやカフェが豊富。
お目当のお店がなくても、お散歩しているだけでロコ気分を楽しめます。
特に出店数が多い水曜と土曜日に行くのがおすすめですが、ハワイ名物のファーマーズマーケットもカメハメハ通り沿いで毎日開催。新鮮な地元産フルーツや野菜、はちみつ、手作りの工芸品なども揃うのでお土産探しにもおすすめです。
〈ヒロ・ファーマーズマーケット〉
■Kamehameha Ave, Mamo St, Hilo
■7:00〜16:00(水土6:00〜)
1997年建立の〈カメハメハ大王像〉にごあいさつ。
〈カメハメハ大王像〉というとオアフ島イオラニ宮殿向かいにあるものが有名ですが、ヒロにも存在します。1997年建立され、ハワイ州にある中で1番新しい大王像になります。
そもそもハワイはカメハメハ1世によって1975年にハワイ王国として統一されたのが始まり。カラカウア通りやリリウオカラニ公園など当時の王族の名がハワイ各所に残っていて、今でも島の人たちに親しまれています。
〈カメハメハ大王像〉
■Piilani St., Hilo
滝に虹がかかる幻想的な〈レインボー滝〉へ。
ヒロの街からアクセスしやすい観光スポットの一つがこちらの〈レインボー滝〉。風によって水しぶきが上がり、そこに太陽の光が降り注ぐと虹がかかることからこの名がつけられました。
私たちが訪れた際も、本当にうっすらと滝の横に虹がかかっていました!天候によって虹が見られるかどうか変わってくるので、なるべく晴れの日を狙って行くのがおすすめです。
〈レインボー滝〉とともにガイドさんがおすすめしてくださったのが、滝の裏手にある巨大なガジュマルの樹!
ガジュマルの樹の下に立って大きさを実感してみたり、中に入ってみたり、上に座ってみたり、みんなでジャケ写風フォトを撮ったり。写真撮影が止まらなくなる隠れスポットです。
〈レインボー滝〉
■Wailuku River State Park, Rainbow Dr, Hilo
オーガニック系スーパーで、オリジナルランチボックスをテイクアウト。
レストランでランチもいいですが、ローカルなロコ気分を味わいたいなら、デリをテイクアウトしてお外でピクニックするのもあり。
キラウエア通り沿い、〈ヒロ・ショッピング・センター〉の中にあるオーガニック系スーパー〈Island Naturals Hilo Market & Deli〉は、野菜や果物などの生鮮食品や生活雑貨のほか、デリブースも設けられていてお昼時になると賑わいを見せます。
デリはランチボックスにお好みのメニューを盛り付け、グラムに応じて料金が決まる仕組み。どれも野菜たっぷりでヘルシーなものばかりなので、ジャンキーな食事に疲れた際にもぴったりです。
〈Island Naturals Hilo Market & Deli〉
■1221 Kilauea Ave, Hilo
■808-935-5533
■7:00〜20:00(日8:00〜19:00)
火山島が生んだ神秘!黒砂ビーチ〈アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク〉でピクニックランチ。
ランチを買い込んだら、ハワイ島らしいロケーションでピクニックを。火山島が生んだ神秘的な光景があるということで、ガイドさんの案内で〈アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク〉に向かいました。
ハワイ語で〈ポホイキ・ビーチ〉と言う名でも親しまれている〈アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク〉は、2018年のキラウエア火山の噴火で溶岩が押し寄せた場所。
そのため元々は白砂のビーチだったのですが、溶岩が船着場を覆い冷えて固まりこのような黒砂海岸になったのだとか。大地のパワーを感じるなんとも不思議な光景ですよね。
海岸近くには道路が溶岩で埋まり行き止まりになってしまった様子も残っています。
日本人としては火山の脅威に怯えてしまいそうですが、ハワイの人にとって火山は身近な存在。ハワイの人は火山島であるこの島と共生していて、家が溶岩で飲み込まれそうになっても「火山の女神ペレが欲しいというなら差し上げよう」と考える、とガイドさんが教えてくれました。
〈アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク〉にはBBQ場もあり、テーブルやイスも設置されているのでここでランチをとることに。
大地の息吹を感じながらのランチで、体の隅々までエナジーがチャージされた気がしました。
〈アイザック・ヘイル・ビーチ・パーク〉
■13-101 Kalapana Kapoho Beach Rd, Pāhoa
〈ハワイ火山国立公園〉で火山のパワーを実感。
ヒロに来たなら立ち寄っていただきたいのが、ヒロから南西48km地点にある世界一活発な火山、キラウエア火山のある〈ハワイ火山国立公園〉。
世界遺産地域にも登録されているスポットで、博物館やハワイアンの聖地である噴火口周辺を通るハイキングコースなどがあります。
広い敷地内には一面溶岩に覆われた地域もあり、その様子は圧巻!
そしてこの溶岩地域でもよく見られるのが、ハワイ固有種のオヒアレフアという赤い花です。ハワイにはこのほかにも2,944種類もの固有種が存在していると言われているので、ハワイに訪れたら固有種を探してみるのも面白いかもしれません。
〈ハワイ火山国立公園〉
■Hawaii Volcanoes National Park, hawaii
■808-985-6000
日本国外最古の神社〈ヒロ大神宮〉で運気アップ祈願。
ヒロに訪れたならぜひ訪れていただきたいのが、日本国外最古の神社といわれる〈ヒロ大神宮〉。
1898年に創建された神社で、お伊勢さん内宮のご神体と同様、天照大御神が祀られ、日系人の心の拠り所として親しまれてきました。
授与所にはハワイの固有種オヒアレフアの花をあしらったお守りをはじめ、ハワイならではのグッズがずらり。お土産にも大人気です。
〈ヒロ大神宮〉
■10 Anela St, Hilo
■808-959-8611
■8:00〜17:00
〈Big Island Candies本店〉でハワイメイドのクッキーを購入。
ハワイ島土産をお探しなら、〈Big Island Candies本店〉へ。
1977年にハワイ島ヒロ地区で創業した〈Big Island Candies本店〉には、「元祖チョコレートディップ・マカダミアナッツ・ショートブレッドクッキー」をはじめ手作業にこだわったおいしいお菓子がたくさん揃います。
ヒロの本店では、入店するとクッキーとコーヒーの試食でお出迎え。
店内奥には工場が併設されていて、ガラス越しに商品を製造している様子を見学することができます。
ハワイメイドのクッキーは味だけでなくパッケージも素敵なので、お土産に喜ばれそう。
〈Big Island Candies本店〉
■585 Hinano St.Hilo
■808-935-8890
■8:30〜17:00(工場見学8:30〜15:45、月〜金のみ)
■年中無休
ローカルに愛されるダイナー〈Ken's House of Pancakes〉でディナー。
ロコモコやハンバーガーなどハワイらしい料理を楽しみたいなら、ローカルに愛されるダイナー〈Ken's House of Pancakes〉がおすすめ。
1971年創業のダイナーで、ボリューム満点のロコフードを24時間味わえるとあって地元客をはじめ観光客で賑わいを見せる人気店です。
こちらは同店名物の「シェフのおすすめオムレツ」。オムレツだけでも10種類以上あるのですが、どれもオムレツに加え、パンケーキやポテトなどサイドメニューもたっぷりでボリューム満点です。
また同店にはビッグサイズの「スモウサイズ」メニューも用意されていて、注文すると「スモウ!」という掛け声とともに店内にゴングが鳴り響くという面白いパフォーマンスも。
ガイドさんがハワイの麺料理「サイミン」のスモウサイズを注文していたので一口いただいてみました。日本の昔ながらの醤油ラーメンといった味わいですが、なかなか食べきるのは大変そうな大きさでした。
みんなでワイワイ、ハワイらしい食事を楽しむ際にぴったりのお店です。
〈Ken's House of Pancakes〉
■1730 Kamehameha Ave., Hilo
■808-935-8711
〈グランド・ナニロア・ホテル・ヒロ - ダブルツリーbyヒルトン〉に宿泊。
ヒロでの滞在ならヒロ湾やマウナケアを望む絶好のロケーションを誇る〈グランド・ナニロア・ホテル・ヒロ - ダブルツリーbyヒルトン〉へ。今回オーシャンビューの客室に宿泊させていただきました。
お部屋には無料のWi-Fi、広々と使えるワークデスク、電子レンジ、冷蔵庫、セーフティボックスのほか、日本人には嬉しいバスタブも完備。
冷蔵庫にはウェルカムチョコレートも用意されていて、ハワイ気分が盛り上がりました!
朝食や夕食をいただけるレストランは、室内のほかオーシャンビューなテラス席もあって海を見ながらのんびり食事をとることも可能。
モーニングもビュッフェのほか、アラカルトメニューも選択できるので、シーンに合わせて様々な利用ができそうです。
ちなみにリゾートフィーにはバーカウンターでのアルコール含むドリンク一杯のサービスも含まれていて嬉しかったです!
〈グランド・ナニロア・ホテル・ヒロ - ダブルツリーbyヒルトン〉
■93 Banyan Dr, Hilo
■808-969-3333
公式サイト
今回ご紹介した内容以外にも、まだまだハワイには知られざる魅力が満載。「ハワイ通を目指したい!」「もっとハワイのことが知りたい」そんな人は〈発見ハワイ〉を通してハワイ情報を深掘りしてみてください。