ハナコラボ日記/本山順子の東京さんぽ道 第26回 2ヶ月先まで予約待ち!〈ホノルル美術館〉でしか見られない、ハワイの美術遺産〈シャングリ・ラ〉ガイドツアーを大公開。

LEARN 2019.06.01

第26回目のお散歩は、ハワイの桃源郷へ!ハワイへの計画を練っている時からここは何があっても絶対に外したくないスポット!っと赤線を引いておいたのですが、思いもよらない凡ミスでもしかしたら行けないかも!?なんていう危機を味わうことに…。行けたことが奇跡!まさに幻の桃源郷へ訪れたようなお散歩になりました!それでは早速行ってまいりましょ~う!

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ハワイ散歩二度目の登場〈ホノルル美術館〉。なぜまたこちらへお邪魔することになったかというと、ツアーのキャンセル待ち。なんと私たちが参加したかったこのツアー、受付の方にお伺いしたところ2ヶ月も先まで埋まっているのだそう。

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「3人揃ってツアーへ参加できる確率はほとんどありません。それでもいいですか?」とツアーの方に告げられた私たちは、あ~インターネットで見つけたこの夢のような庭園をこの目で眺めることは出来ないのかな~なんて話しながら待っていると。

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奇跡的に3人揃ってツアーに参加できることに!〈ホノルル美術館〉からのシャトルバスで走ること20分弱。やってきました!シャングリラ回教美術館!シンプルな外壁に不思議な二つの扉の前に到着します。この扉の向こうは先程の庭園に続いています。パキスタンのシャリマール庭園をモデルに作られているのだそう。

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そしてこの扉がシャングリラ邸への入り口。優雅に座っているラクダの門番?が可愛らしくも何だかただならぬ空気を醸し出しています…。

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一歩足を踏み入れると壁も天井も、所狭しと飾られている調度品のどれもが素晴らしい!英語ツアーだったので理解するのがとても大変だったのですが、言葉はわからなくてもその美しさは説明不要でした。

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天井の模様も全てが細かい組み木細工で作られているから驚きです。

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2014年から公開が始まった「マグハル・スイート」と呼ばれるベッドルーム。

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ベットルームには大理石に大胆かつ細かく彫刻された、たくさんの窓。ハワイの眩しい太陽がカラフルに差し込み美しいプリズムを作り出します。もう、うっとり…!

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そしてバスルームの可愛さったらないです!豪華さと可憐さがちょうどよく融合された、女性らしい作りになっています。

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その設計図までもが素敵…。〈シャングリラ邸〉はひとりのアメリカ人の大富豪の女性、ドリス・デュークが生涯をかけて作られた別荘。国宝級の美術品の数々、イスラム美術、財を尽くした美術遺産として大切に管理されています。

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光が降り注ぐコートヤードはトルコのカラフルなタイルがつやつやと反射し、鮮やかなブルーと噴水の水しぶきがなんとも涼しげです。

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ダイニングルームには目もくらむような19世紀のバカラ製の豪華な特注のシャンデリア。ゴージャスでありながら不思議とリラックスできる空間になっていました。

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招かれたゲストが一番最初に通される場所として作られたシリアンルーム。大理石に美しい彫刻を施した壁や天井。まるで隙のないミステリアスな女性のよう。落ち着いた高貴な雰囲気が漂っています。

ドリス・デュークは友人に「完成なんて言葉はシャングリラにはないの。」と笑いながら答えたといいます。彼女が目指した理想郷とはどのようなものだったのでしょうか。いや~リサーチ不足で事前予約が必要だということを全く知らなくて焦りました!いくら行き当たりばったりのお散歩が好きとはいえ、最低限の情報収拾と準備は必要不可欠ですね!それでは皆様も良いお散歩を~!

☆第25回「自然やアートも大満喫!常夏のハワイで五感が喜ぶアクティビティ体験。」はコチラから!

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