日本の美味しさ簡単レシピ 【長野・なめ茸】のアレンジレシピ 「なめ茸サンラースープ」
旅行先で買ったり、おみやげでもらったストックフード、キッチンに埋もれてませんか?料理家さんたちが提案する、日本各地のストックフードを使った簡単レシピの連載をコツやポイントとともに紹介します。今回は、料理研究家の麻生要一郎さんが長野の「なめ茸」をアレンジしました。
本日のストックフードは…
長野県産のえのき茸を使用。かつおとこんぶのだしの旨味を存分に生かし、化学調味料を使わず優しい味に仕上げた。料理の旨味や隠し味としても使えて便利。
【from 長野(長野県下高井郡山ノ内町)】
県内でも有数の豪雪地。志賀高原や渋温泉を有す山深いエリアはあらゆる山の幸に恵まれた場所。
作り方はこちら
■材料(2本分)
鶏ひき肉...................................50g
ショウガ(みじん切り)...小さじ1
セロリ(みじん切り).......1/4本分
なめ茸.......................大さじ2
【A】
豆腐(さいの目切り)...1/2丁
戻したきくらげ........大さじ1
卵..............................................1個
水..........................................400ml
ごま油.....................................適宜
酢.......................................大さじ2
葛粉...................................小さじ1
ラー油..............................お好みで
1.鍋に水を入れて沸騰させ、鶏ひき肉を茹でて、肉とスープに分けておく。
【point】
鶏ひき肉は炒める前に一度茹でることで、スープもとれ、バラバラにほぐれて口当たりが良くなる。
2.1の鶏ひき肉をごま油で炒め、ショウガ、セロリを加え、1のスープとAを入れてさらに煮る。
3.仕上げに酢、溶き卵を加え、葛粉でとろみをつけ、好みでラー油をかける。
「なめ茸サンラースープ」の完成です。
優しい味わいのサンラータンが簡単、手軽に完成。
今回レシピを教えてくれた先生は…
麻生要一郎(あそう・よういちろう)/建築、飲食、宿業を経て、料理研究家に。「毎日食べても飽きない家庭の味」がモットー。
■Instagram@yoichiro_aso
(Hanako1173号掲載/photo:Chihiro Oshima text & edit:Kayo Yabushita)