わざわざ足を運んででも訪れたい! 素敵なお店のオーナーが教えてくれた!インスピレーションを受けたインテリアショップ。

LEARN 2019.04.09

インテリアをすてきにまとめているお店のオーナーたちにも、店作りのヒントにしているショップがあります。プロが頼りにする店を教えてもらいました。

〈UNDER BLUFF COFFEE〉店主・栄徳友紀さんおすすめ!〈graf studio〉/大阪・中之島

オリジナルのほかセレクトアイテムも。
オリジナルのほかセレクトアイテムも。

栄徳友紀さんのお気に入りは、大阪に拠点を構える〈graf〉。〈UNDER BLUFF COFFEE〉の内装も〈graf〉出身デザイナーに依頼したという。

家具シリーズ「Narrative」や自然の造形物からプロダクトを作り上げた「cutpiece」などが並ぶ。
家具シリーズ「Narrative」や自然の造形物からプロダクトを作り上げた「cutpiece」などが並ぶ。

「プロダクツ自体にデザイナーのこだわりを感じるし、物を通して自分を表現することにお菓子との共通点を感じます。とてもインスパイアされる空間」と話す。

カフェでは焼き菓子の持ち帰りも。
カフェでは焼き菓子の持ち帰りも。

家具の製造・販売、スペースやプロダクトのデザイン、カフェの運営など暮らしを豊かにするさまざまなクリエイティブ活動を行う〈graf〉。〈graf studio〉は家具やプロダクトに触れ、魅力を実感する場所となっている。

〈graf studio〉
2階にはオフィスがある〈graf〉の活動拠点。ショップ&キッチンでは企画展なども行われている。
■大阪府大阪市北区中之島4-1-9
■06-6459-2100
■11:00~19:00 月休(祝の場合は翌休)

〈お酒と料理 えいよう〉主人・清水峰夫さんおすすめ!〈ReBuilding Center JAPAN〉/長野・上諏訪

各現場から集められた廃材のストック。
各現場から集められた廃材のストック。
その脇では実際に作業している様子も見学可能。
その脇では実際に作業している様子も見学可能。

「解体される建築物の木材や建具などを『レスキュー』し、家具などに加工して再生させる、という活動に共感しています」と武蔵境の〈えいよう〉を営む清水峰夫さん。今ゴミとして処分されている建材を新たな資源にする文化にする姿勢を支持し、〈えいよう〉の内装でも〈リビルディングセンター ジャパン〉の木材を活用している。

テーブルやチェアはもちろん、窓枠に至るまで廃材でコーディネートされたカフェ。
テーブルやチェアはもちろん、窓枠に至るまで廃材でコーディネートされたカフェ。

「ひとつの役目を終えたもの、それを大切に使っていた人々の思いを救うという考え方は、僕のお店の理想そのものでもあります」。思いが込められているからこその温もりがここにはある。

〈ReBuilding Center JAPAN〉
ショップにはレスキューした廃材を研磨し、家具などにリメイクするスタジオも併設。カフェではその作業を眺められる。
■長野県諏訪市小和田3-8
■0266-78-8967
■11:00~18:00 水木休 

(Hanako1152号掲載/photo : Mao Yamamoto, Noriko Yoshimura text : Noriko Maniwa, Mako Yamato edit : Kahoko Nishimura)

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