
京都の伝統文化体験も充実。 京都散策も楽しめる!5棟からなる分散型ホテル〈ENSO ANGO〉で、最前線のステイを。
徒歩で回れる場所に点在する5棟がひとつのホテル。それぞれの施設を相互利用することで街を歩き、豊かな暮らしの中にある文化とコミュニティに溶け込めます。『Hanako TRIP わざわざ行きたい、あの宿へ。』「新しい旅の提案 街とつながるホテル」より、京都・四条河原町のホテル〈ENSO ANGO〉をご紹介。
京都の今を楽しむ分散型ホテル〈ENSO ANGO〉。

京都の中心地、四条通と五条通に挟まれた麩屋町通、富小路通、大和大路通に分散して立つ5棟でひとつのホテル〈ENSO ANGO〉。


施設の大きさや客室タイプも異なり、それぞれ国内外のアーティストが家具や内装を手がけたデザインでも注目されている。


レストラン、バー、キッチンなどを利用するために、ゲストは施設を自在に行き来する。街歩きを楽しみながら自然に溶け込み、暮らすように滞在してほしいという。
禅メディテーションなど、アクティビティも充実。

そんな滞在をサポートしてくれるのがアクティビティである。まずは禅寺大本山から副住職を招く、坐禅体験を。心と体を見つめるメディテーションのような内容はアクティビティを代表するもの。ホテル内の畳の間で行われるので気軽に参加でき、より密にお話が伺える。

ほかにも生け花体験からおばんざい教室、Discover京都Runなど、個性豊かなプログラムが用意されている。中でも特徴的なのが京職人によるトーク。日本絵具、和菓子、茶道具などについてホテルでお話を聞いた後、近くの工房まで出向いて見学・体験するワークショップだ。
〈上羽絵惣〉日本最古の絵具商がつくる独自の色味。

日本独自の色味や風合いを伝えてきた絵具商の店舗へ。

ホテルアクティビティでは日本絵具の工房見学が可能。

そんな老舗が開発した、爪にやさしい水溶性の胡粉ネイルが人気。水藤や桃花色といった日本の伝統色のネイルのお試しも。
〈上羽絵惣〉
■京都府京都市下京区燈籠町579
■9:00~17:00 土日祝休
〈中野伊助〉京念珠の老舗で祈りの法具に触れる。

250年以上にわたり、手作業で編み上げた京念珠を扱う老舗。

珠数はお釈迦様が考案した仏教の法具、現代ではお守りとしても。

アクティビティではレクチャー後に、珠数の房付けを体験できる。
〈中野伊助〉
■京都府京都市下京区寺町通高辻下ル京極町505
■075-351-0155
■9:00~18 :00 日祝、第2土休
京都の文化や人に触れ、街に溶け込む。
京都では歴史や四季が間近に感じられ、伝統文化が日常に息づく様子を垣間見るたびに、その奥深さを再認識させられる。暮らしの中にある文化や人、ものづくりを別な視点から感じられれば、今まで気づかなかった京都に触れられる。一歩先の体験ができるはずだ。
〈ENSO ANGO〉/四条河原町
アクティビティは開催日時や参加費(1,000円~)が異なる。詳しくはウェブにて。河原町駅より徒歩3分、四条駅より徒歩7分。〈大和大路通Ⅰ〉は祇園四条駅より徒歩3分。
■京都府京都市下京区麩屋町通高辻上ル鍋屋町241-1(麩屋町通Ⅱ)
■075-585-5790(代)
■全229室
■1室18,000円~
■ensoango.com
Hanako特別編集『Hanako TRIP わざわざ行きたい、あの宿へ。』では、全国のおすすめ宿を多数ご紹介しています!

(Hanako特別編集『Hanako TRIP わざわざ行きたい、あの宿へ。』掲載/photo : Kiyoshi Nishioka text : Rie Nishikawa)