機織りって、単純作業が意外とハマる! 【前編】「島根&広島で行く、体験女子旅」。機織り体験や神楽鑑賞で、いつもの旅とひと味違った体験を。

LEARN 2018.11.02

女友達との旅行、温泉や観光スポットめぐりなど、なんとなくいつも同じような楽しみ方になっていませんか? 今回は、島根県や広島県にある、オーシャンビューの一軒家フレンチなど隠れた名所や、手織りや神楽など日本の昔ながらの文化が体験できる施設をご紹介。いつもとはひと味違った体験ができる女子旅に出かけましょう! 後編はこちら

海を望むフランス料理店、〈Restaurant BONNE-MAMAN NOBU〉でランチ。

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〈萩・石見空港〉到着後、空港から約1キロほどのところにある島根県益田市の〈Restaurant BONNE-MAMAN NOBU(レストラン ボンヌママン ノブ)〉へ。シェフは、“走るホテル”といわれる豪華寝台列車『トワイライトエキスプレス瑞風』の車内料理を監修されている人物。

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室内にある大きな窓からは、日本海を望める素敵なロケーション。思わず窓からの景色に見入ってしまいました。海をイメージした、群青色のテーブルクロスも料理が良く映えそうです。

前菜の「厚揚げのキッシュ」
前菜の「厚揚げのキッシュ」

ランチにいただいたのは、お肉メインの2,000円のコース。料理に使う素材は、地元農家が栽培している野菜をはじめ、魚や肉も地元産にこだわっているそう。こちらのキッシュは中にほうれん草と刻んだ生ハムが入っていて、フワフワの口当たり。

メインの「ガリシアポークのロースト 野菜添え」
メインの「ガリシアポークのロースト 野菜添え」

ローストポークは厚切りで食べ応えがありますが、付け合わせにたくさんの野菜があるのでさっぱりと味わえます。地元産の旬野菜が10種ほど使われていて、マイクロきゅうりやマコモダケなど珍しい品種も。

ほかにも、栗のポタージュや自家製パン、栗のアイスとクリームブリュレなど、旬の素材を使ったシェフの絶品ランチコースが堪能できます。

〈Restaurant BONNE-MAMAN NOBU〉
■島根県益田市高津町口485-18
■0856-23-2060
■11:30〜13:30、18:00〜22:00(19:30LO)
■火休
http://www.bonne-maman-nobu.com

〈やさか村ワタブンアートファブリック〉で機織り体験!

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島根県益田市の隣である浜田市にある、昔ながらの機織り機を使って織物を作っている工房〈やさか村ワタブンアートファブリック〉。こちらでは、ミニ機織り機を使って熟練の職人さんに教えてもらいながら、自分だけのランチョンマットを織るという体験ができるんです。

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まずは自分の好きな色味の糸を選びます。たくさんカラーがあって迷う!

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ピンク系の糸を選び、機織り機にセットしてもらいました。初めは代わりに職人さんに織っていただきながら、織り方を教えてもらいます。

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いよいよ、機織りに挑戦! 最初はちょっと難しかったですが、慣れると単純な繰り返し作業で、布が織れていくのが楽しかったです。

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だんだんランチョンマットっぽくなってきました!

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織りあがったランチョンマットは、こうして袋に梱包して渡してもらえます。こうして装丁してもらえると、自分で織り上げた感慨もひとしお。

〈やさか村ワタブンアートファブリック〉
■島根県浜田市弥栄町木都賀イ 514-1
■0855-48-2436
■9:00〜16:00
■土・日・祝休
https://www.tu-ton-ton.com/

宿泊先の〈神楽門前湯治村〉へ到着!

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島根県に隣接し、広島県の北に位置する安芸高田市の〈神楽門前湯治村〉。神楽が催されるドームや天然温泉、格子造りの旅籠屋、食事処などが軒を連ねる、昔ながらの風情を感じさせる施設です。

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夕食は、〈神楽門前湯治村〉の中にある、食事処〈ふくすけ〉でいただきました。

会席料理コース
会席料理コース

こちらでは、地元で採れた新鮮な野菜や自家製の豆腐を使った料理など、山里ならではの料理が味わえます。

牡蠣の天ぷら
牡蠣の天ぷら

広島名物といえば、やはり牡蠣ですよね。今回いただいた会席料理コースでは、鍋やお刺身、地元野菜の蒸し焼き、牡蠣の天ぷらなど、色々な料理を楽しめました。

迫力満点の伝統芸能「夜神楽(よるかぐら)」を堪能!

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神楽とは、日本で古来から行われてきた、神に奏納される歌や舞のこと。日本各地で今も地域ごとの特色がある神楽が郷土芸能として受け継がれているそうです。〈神楽門前湯治村〉には、神楽観劇のための専用ドームや寄席の雰囲気が楽しめる〈かむくら座〉といった施設があり、誰でも気軽に神楽を観ることができます。

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安芸高田市の神楽は、華やかな衣装を着て、表情豊かな神楽面を付けた人々が、太鼓や笛、拍子など、お囃子(はやし)で舞います。現在、安芸高田市内には22の神楽団があり、〈神楽門前湯治村〉では日によって様々な神楽団の神楽を鑑賞できます。

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お祭りなどで神社で行われていたもの以外に、今回初めて舞台で神楽を観ましたが、音楽隊によるお囃子が鳴り響く中舞台で美しく舞う様子に、完全に引き込まれてしまいました。

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安芸高田市の神楽は、衣装が美しいのも見所のひとつ。神楽が終わった後は、実際に使われた衣装を着て記念撮影などもできます。

江戸情緒を感じる宿と温泉でゆったりと。

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今回宿泊した、〈神楽門前湯治村〉の中にある宿。純和風の木造建築で雰囲気たっぷりです。

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こちらが部屋の中の様子。向こうには掘りごたつもあって、窓からは風情たっぷりの街並みを見下ろせます。二間あり十分な広さなので、友達同士や家族で宿泊しても和めそう。

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昔湯場があったと言い伝えが残る場所から源泉を汲み上げた、〈天然ラドン温泉 岩戸屋〉。宿泊客だけでなく日帰りでも利用できるので、地元の方は神楽を観てこちらで入浴して帰る人もいるのだとか。

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この辺りにある山々にあった石を組んだ、ダイナミックな景観が楽しめる露天風呂。このほか2階にある屋外バルコニージェットバスや内風呂、サウナ、寝湯など、種類豊富なお風呂が揃います。

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〈神楽門前湯治村〉
■広島県安芸高田市美土里町本郷4627
■0826-54-0888
http://www.kaguramonzentoujimura.com

今回めぐった、日本海を望むフランス料理店でのランチやランチョンマットの手織り、夜神楽鑑賞は、どれも普段の生活ではなかなかできない体験で、遠くまで旅行に来たという非日常感たっぷり。ぜひいつもの旅行とはひと味違う、そんな体験を味わいに出かけてみませんか。 後半に続く!

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