「奇跡の1枚」が撮れると噂。 私も憧れのタカ◯ジェンヌ!?日比谷で有名なフォトスタジオ〈オプシス〉で華麗に変身。
東京宝塚劇場の近くにある〈オプシス〉は、プロのカメラマンとヘア&メイクの手によって「奇跡の1枚」が撮れると噂のフォトスタジオ。今回はハナコラボの前田紀至子さんが、あのヒロインに大変身してきました!
1997年に創業した〈オプシス〉が一般的なフォトスタジオと違うのは、プロのヘア&メイクアップアーティストが在籍し、一人ひとりのイメージに合わせたメイクをしてくれること。プロの手によってその人自身の魅力を引き出し、ドラマチックな1枚を撮ることができるという。
また、おもしろいのがメニューのラインナップ。プロフィール写真や記念日撮影などのほかに、女優やセレブになりきって撮影ができる「変身フォト」や、宝塚劇団のメンバー気分が味わえる「宝塚風フォト」などここならではのユニークなメニューがたくさんある。今回、オプシスのフォトセッションを体験するのはハナコラボメンバーの前田紀至子さん。「宝塚歌劇団の人気作『風とともに去りぬ』のスカーレット・オハラに挑戦したいです。楽しみ♡」
まずは、担当のヘア&メイクアップアーティストと打ち合わせ。サンプルブックにある作品を見ながら、なりたいイメージやメイクの希望を伝える。
なりたいイメージが決まったら、ヘア&メイクへ。撮影用のメイク道具を駆使し、どんどん変身していく。鏡ごしに自分の顔が変わっていく様子を眺めるだけでもおもしろい。前田さんは「舞台用のメイクをするのはバレエの発表会ぶり。つけまつげが二枚付けなのでバサバサしています(笑)」とふだんとは違うメイクに興味津々。ちなみに〈オプシス〉のスタッフは宝塚や演劇ファンも多い。メイクをしながらお客さんとステージの話で盛り上がることも多いそう。
約1時間でヘア&メイクは完了。そのあと、衣装のスタイリングへ。ここで、ドレスをまるまる一着着るのかと思いきや、なんと、布やオーガンジーをくるくるっと体に巻きつけ、ピンで調整しながら即席のドレスを作り上げるのだという。このスタイルはアメリカ西海岸のフォトスタジオが発祥で、それを日本に持ち込んだのが〈オプシス〉なのだとか。布さえあれば、どんなに体が大きい人も華奢な人も関係なく対応できるのだ。頼もしい!
肩の部分はゴムになっているのでどんな体型の人にもフィット。前田さん、似合ってます。
カラフルなオーガンジーがずらり。これらをくるっと巻いてドレスに変身するという。すごい。
変身するイメージに合わせてさまざまなアクセサリーを用意。キラッキラしています。
スタイリングが完成したら、スタジオ撮影へ。プロのカメラマンによる丁寧なポーズ指導がありつつ、和やかな雰囲気で撮影は進んでいく。気づけば、スタジオの中には「風と共に去りぬ」のサウンドトラックがかかり、目の前のモニターには映画が流れている!「思い切り役になりきってもらいたいので、気分が盛り上がるよう雰囲気作りは徹底しています」とスタッフの心強いお言葉。
12カット撮影したら全行程が終了。ちょっと名残惜しいけどメイクを落として、写真のセレクトへ。モニターを見ながら、プリントしたい写真やデータでほしいカットを自由に選ぶことができる。
今回、前田さんがセレクトした写真の一部を特別に紹介。往年の女優感が出ていますよね。まるで本物の舞台に立つスターのよう!
入店から写真選びまでおよそ2時間で、エンターテインメント性の高いフォトセッションを体験できた。完成した写真は大切なフォトフレームに入れて、部屋に飾っている人も多く、また、写真データを使って年賀状や名刺を作る人もいるとか。気軽に変身できるので「次はあんな感じで…」とイメージを膨らませて訪れるリピーターや、地方から通う人も少なくないというのも納得。非日常の写真体験をしたくなったら、ぜひ行ってみて!
完全予約制
・フォトセッション料金(ヘア&メイク、スタイリング、上半身撮影、写真選択込) 12,960円。
・プリント1枚 2,160円〜。
・データ1カット 5,400円。
〈オプシス日比谷本店〉
■東京都千代田区有楽町1-2-2日比谷シャンテB1F
■03-3503-1117
■11:00〜20:00
■無休
■公式サイトhttp://opsis.co.jp/