ハナコラボ日記/本山順子の東京さんぽ道 第12回 目にうつる全てが眩しい街、水の都ベネチア
第12回目のお散歩は前回に続き、イタリアでのお散歩をご紹介。今回はベネチア!ベネチアに訪れたらここははずせない!というスポットをご紹介。それでは早速行ってまいりましょ~!
ベネツィア サンタ・ルチーア駅に降り立つと目の前には水上バス乗り場があります。チケットを買い水上バスに乗り込むと「あ~本当にベネチアに来たんだ」っと実感が湧き、とってもワクワクしたことを覚えています。
最初にご紹介するのは、フェニーチェ劇場。ベネチアならではの入り組んだ小道をぐるぐる歩いた先に突然現れます。ここがオペラ座?っと思ってしまうようなこじんまりとした外観。
中に入ってみると、豪華絢爛な内装にただただ圧倒!時間の都合上、観劇できないって方でも大丈夫!有料(劇場見学の10ユーロ+撮影料3ユーロ)で見学することができます。ゴールドとベリルグリーンとピンクの組み合わせがなんとも華やかで、レトロな可愛らしさもあります。
ホールの天井画とシャンデリアもうっとりしてしまう美しさ!一日中ここで過ごしたい!っと思ってしまうほど、目にうつるもの全てがキュートでロマンチック!
カフェスペースもあり優雅な空間でホッと一息、コーヒーをいただきました。いつかフェニーチェ劇場で観劇できるといいな~。訪れた時間帯も午前中とあってか比較的人も少なく、ゆっくり楽しむことができました♪次にご紹介するのは…。
朝のサン・マルコ広場!お昼から夜遅くまで絶え間なく、たくさんの人で賑わってるこの広場。朝の誰もいないサン・マルコ広場は本当に清々しくて、ベネチアの朝散歩にここへ訪れてよかったー!っと心の底から思わされました。夕日に照らされるサンマルコ寺院も素敵ですが、朝日を浴びる逆光の寺院も神々しくて美しいです。
サン・マルコ広場をぐるりと回り、訪れたのはサン・マルコ広場内にある〈カフェ・フローリアン〉。「世界最古のカフェ」「カフェラテ発祥の地」ということもあり、以前から絶対に訪れたかった場所の一つ。期待を裏切らない雰囲気で本当に感激しました!
お店構えから漂う気品!風格から長い歴史を思わせます。キャサリーンヘップバーンが映画「旅情」の中で、お茶を飲むシーンに使われたカフェであることでも有名です!
黄金壁には1800年代の絵画がずらり!まさに夢のような空間。深紅のベルベットのソファにゆったりと腰掛けると、時間が経つのを忘れてしまいそうです。
カフェラテ発祥の地では、やっぱりカフェラテを頼まなくっちゃ!笑。っとカフェラテを注文。コーヒー豆が1粒ちょこんと乗せられていてとっても可愛らしい!
せっかくなので、気になったフルーツタルトもいただきました。ほろ苦いカフェラテと本当によく合います!カフェフローリアンでは、回廊でバイオリンやピアノ、アコーディオンなどの生演奏が楽しめます。開店と同時に入店したので演奏をお店の中で聞くことはできなかったのですが、サン・マルコ広場を歩いていると広場中のカフェが生演奏をしていて、テラス席も本当に賑やか。ひろーい広場中に幸せな空気が満ちていて、こんな体験をしたのは人生で初めてでした。
憧れのベネチア。青い海と入り組んだ細い小道、たくさんの花々。どこをとっても眩しくて煌びやかで、底抜けに陽気。お店の人たちもとってもフレンドリーで自然と笑顔になってしまう本当に温かい街でした。ベネチアはまだまだお届けしたいところがたっくさんあるので回を分けてご紹介していければと思います!ではでは、皆様も良いお散歩を~。