〈東京大神宮〉で七夕詣!幸せ星短冊に願いを込めよう|MARIKOの心潤う神社巡り

LEARN 2023.06.26

神社検定1級を持つモデル・MARIKOさんの連載がパワーアップ!心のデトックスになる神社紹介や、いまさら聞けない、神社に関する疑問解決など、明日、参拝しに行きたくなる情報満載でお届けします。

全国的にも梅雨入りし、本格的な夏まであと少し。そして、今年も残り半年なのですね!今年の夏は遠方の神社にも足を延ばそうと計画中です。そんな今回は、飯田橋の〈東京大神宮〉で七夕詣をしてきました。七夕短冊に願いを込めて、季節を感じる参拝はいかがでしょうか?

すべての良縁を結ぶ東京のお伊勢さま

〈東京大神宮〉で七夕詣!幸せ星短冊に願いを込めよう|MARIKOの心潤う神社巡り

縁結びにご利益がある「結び」のパワースポットとして有名な〈東京大神宮〉。飯田橋駅から徒歩約5分、ビルの一角にどっしりと鎮座しています。
東京にいながら〈伊勢神宮〉を参拝できる遥拝殿(ようはいでん)として明治13年に創建され、「東京のお伊勢さま」としても親しまれています。

〈東京大神宮〉で七夕詣!幸せ星短冊に願いを込めよう|MARIKOの心潤う神社巡り

〈東京大神宮〉は〈伊勢神宮〉の内宮、外宮の御祭神である「天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)」「豊受大神(とようけのおおかみ)」、天照皇大神にお仕えした「倭比賣命(やまとひめのみこと)」、また「造化の三神」をお祀りしています。中でも「造化の三神」は万物の「結び」の働きを司る三柱の神様。神々の世界、高天原(たかまのはら)に最初に現れたともいわれます。

七夕短冊に願い事!

〈東京大神宮〉では7月7日に「七夕祈願祭」が行われます。今年は感染症、熱中症対策のため一般の参列はできませんが、事前に申し込みをすることで心願成就や除災招福の祈願をしていただけます。7月1日から7日までは笹が飾られ、ライトアップも楽しめますよ。

今回は「七夕短冊」に願いを託すことに。6月1日から7月7日まで授与されていて、願い事を書き入れて納めると成就するよう祈願してくださいます。短冊は「幸せ星短冊」「織姫短冊」「彦星短冊」の3種類。
私は星のデザインが素敵な幸せ星短冊を選びました。それぞれの願い事に対応した色のペンで星をなぞるということで、私は健康の緑色をチョイス!実は最近腰を痛めまして…(涙)。しっかり健康を取り戻すぞという決意を、心を込めて書き込みました。

幸せ星まもりは桃色系・黄色系・青色系の3色。
幸せ星まもりは桃色系・黄色系・青色系の3色。

また七夕まで期間限定で頒布されているのが「幸せ星まもり」。幸せ星短冊と同じデザインで、小さな星は夢に向かい頑張る今の自分、周りの大きな星は夢を叶えた未来の自分を表すのだとか。

〈東京大神宮〉で七夕詣!幸せ星短冊に願いを込めよう|MARIKOの心潤う神社巡り

ちなみに七夕の由来はご存知ですか?七夕は雛祭りやこどもの日など、一年の節目である五節句のひとつ。一年に1度、7月7日に牽牛(けんぎゅう)星と織女(しょくじょ)星が天の川で出会うという伝説は有名ですよね。この伝説にあやかって中国で広まった織女星に裁縫の上達を願う「乞巧奠(きこうでん)」と、日本に古来より伝わる「棚機つ女(たなばたつめ)」という機(はた)を織る女性が神様の衣服を織って棚にお供えし、穢れを祓う行事が結びついたものだとか。奈良時代に宮中行事として広まり、江戸時代には笹に短冊を下げる形になりました。

ほっとできる場所にしたいとの想いから寛ぎスペースもたくさん。
ほっとできる場所にしたいとの想いから寛ぎスペースもたくさん。

今回、お話を伺った神職の唐松さんによると、参拝する上で最も大切なのは感謝の心を持つこと。「ご利益だけを優先するのではなく、まずはこうして生かされていることに感謝することですよ」という言葉が印象的でした。ちなみに、神道では知らず知らずのうちに穢れが溜まるとも考えられています。七夕も穢れを祓う要素があるので、こうして季節の行事を取り入れることで自分をクリーンにしていくのもおすすめです。

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