実際に使用していた使いやすい道具をご紹介します。 離乳食に役立つ便利アイテムと「赤ちゃんファースト」のご紹介 MAMA 2022.02.17

ママやパパがご飯を食べているとき、赤ちゃんがおいしそうにじっと見ていたり、よだれを垂らして食べたそうにしていたりする仕草は、離乳食を始めるサインの一つです。

その他、首がしっかり座り、寝返りができて、ママやパパの膝の上に座れて、スプーンを口に入れても舌で押し出すことが少なくなれば、離乳食のスタート時期です。

しかし、いざ離乳食を始めようと思っても、何を揃えればよいか悩んでしまいますよね。

ただでさえ、赤ちゃんが生まれてベビー用品やオムツ代で出費がかさむのに、せっかく買った離乳食アイテムを「赤ちゃんが嫌がる」や「使いづらい」などの理由で使えないとがっかりしてしまいます。

そこで、私自身の2度の離乳食の経験から役に立ち、また保育園でも実際に使用していた使いやすい道具をご紹介します。

1.ポケット付きで食洗器OKのお食事エプロン

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赤ちゃん用のお食事エプロンは、種類が豊富で迷ってしまいますよね。布製、ナイロン製、スモックタイプなどいろいろ試してみましたが、長く使えて重宝したのが水をはじく素材のポケット付きエプロン。私が食育講座をしていた保育園でも使用していて、乳児から幼児まで幅広く使えました。汁物が染みて洋服が汚れる心配がなく、大きなポケットが食べこぼしをキャッチしてくれます。また、食洗器でも使えるので洗う手間が省け、高温洗浄もしてくれるので、衛生面からもおすすめです。洗った後にさっと拭くだけで次の食事にすぐに使えるので、1つ持っていると重宝します。

ところで、お食事エプロンやよだれかけのことを「スタイ」と呼んでいる人も多いと思いますが、これは和製英語で正しくは「ビブ(bib)」なのだそうです。

2.ひっくり返らない・割れない・食洗器が使える食器

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赤ちゃんに離乳食をあげていると、思いもよらない手の動きをしてお皿がひっくり返るということが良くあります。そんな時に便利なのが、裏面に吸盤が付いていてテーブルにピッタリくっついてくれる食器です。赤ちゃんの手が当たってもひっくり返る心配がありません。また、電子レンジ、オーブン、冷凍庫全てOKのものを選べば、「電子レンジ使えたかな?」と取扱説明書を見返さなくて良いので、使い勝手も良いです。さらに、お食事エプロンと同様に食洗器使用可のものを選べば、洗う手間が省け高温洗浄もしてくれるので、衛生面からもおすすめです。

3.炊飯器でご飯と一緒におかゆが作れる調理道具

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炊飯器で大人用のご飯と一緒におかゆが作れる一石二鳥の調理道具をご存知ですか? 炊飯器でご飯を炊く時に、専用の容器にお米と水を分量通り入れて、炊飯器の中心に入れて一緒に炊くと、ご飯とおかゆが同時に作れます。付属のおかずトレイを使えば、一緒に野菜も調理できる便利な商品です。我が家でも大人用の玄米入りご飯と離乳食のおかゆを同時に作って、とても助かっています。しかもこの調理道具が100円ショップで購入できるので家計にも嬉しいですね。

4.ハンドブレンダー

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離乳食初期はご飯や野菜をすりつぶしたり、裏ごしする必要があります。すり鉢や茶こしを使う方法もありますが、少量でもペースト状にするのは意外と大変。ハンドブレンダーがあれば、数秒でなめらかなペースト状にすることができるので、離乳食作りには1つ持っておきたい調理家電です。離乳食が終わってからも大人用のスープやスムージー作りにも活用できますよ。

5.フリーズドライの離乳食

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お湯をかけて混ぜるだけで、なめらかなペースト状の離乳食ができるフリーズドライ。国産野菜をそのまま乾燥させた商品なら、赤ちゃんにも安心して食べさせられます。離乳食作りで時短したいときや、旅行先などにも使えて便利です。離乳食は月齢に合わせて固さを変えたり、食材を増やしたり、とっても大変。フリーズドライもうまく活用して、ときには手を抜いて楽をしましょう。

赤ちゃんファーストを活用

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離乳食に便利な5つのアイテムをご紹介しました。

1.ポケット付きで食洗器OKのお食事エプロン

2.ひっくり返らない・割れない・食洗器が使える食器

3.炊飯器でご飯と一緒におかゆが作れる調理道具

4.ハンドブレンダー

5.フリーズドライの離乳食

離乳食で必要な食器や調理家電などは、東京都出産応援事業の「赤ちゃんファースト」でそろえることができます。

赤ちゃんファーストとは、東京都が独自に実施している出産応援事業のことで、子育て家庭を応援するために新生児1人につき10万円相当の育児用品や子育て支援サービスなどを提供する事業のことです。

赤ちゃんファーストの対象家庭は、令和3年1月1日から令和5年3月31日までの間に出産し、出産した子供を含む住民登録が都内にある世帯です。詳しくは、東京都出産応援事業「赤ちゃんファースト」を参照してください。

実際に、私も赤ちゃんファーストを利用して紙おむつなどを注文しています。赤ちゃんファーストは、10万円相当の育児用品をもらえるので、お食事エプロンや食器、調理家電などを揃えてみるのもいいですね。

東京都出産応援事業「赤ちゃんファースト」https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/shussan/tokyo_shussanouen.html

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