言いたいコト、書きたいコトバ…混じり気ナシ! 弘中綾香の「純度100%」~第86回~
ひろなかあやか…勤務地、六本木。職業、アナウンサー。テレビという華やかな世界に身を置き、日々働きながら感じる喜怒哀楽の数々を、自分自身の言葉で書き綴る本連載。
(photo : Yasutomo Sampei styling : Chie Hosonuma hair&make : Aya Murakami)
「息の長いスポーツ」
韓国語のレッスンのことはこの連載でお伝えしていますが、皆さんが気になっているであろう、もうひとつの私のお稽古といえば…、乗馬ですね! 体験レッスンに3回も行き、その間に乗馬クラブまで通うためのペーパードライバー講習へ行き、準備期間をたっぷりとって、ようやく今年の夏に正式会員となりました! 今では月に2回ほどパカパカと走っています!!
乗馬の魅力は、とにかく気分がいい! これに尽きる。私はまだまだ初心者も初心者でまだその魅力のエントランス付近なのだけれども、これだけでも始めてよかったなあと思うくらい。私たちが乗るのはサラブレッドという種類のお馬さんで、背が高いから乗っただけでも目線がぐっと上がって、見える景色が違う。それに加えて、乗馬クラブはかなり郊外にあるゆえ、見えるものが木や草の緑! そして遮る物のない空、馬の首筋、以上。普段、休日はまったく外に出ない私だけれども、全身を通り抜ける風の気持ちよさにいつもびっくりする。馬の背にまたがっているだけでも、デトックスになっているような気がする。まず休みの日に朝早く起きて、1時間ちょっと運転して、ゴミゴミした都会を抜けて、どんどん郊外に向かって進んでいく道中からなんとなく色んなものが抜けていく感じがする。滞在している時間はたった半日だけれども、二拠点生活をする心地よさはこんな感じかあと想像が出来るような手ごろな遠出感。お昼過ぎには現地を出るので、一日が長く感じられるのもポイントです。
私はとにかくまだ初心者なので、人間でいうウォーキングとジョギングを馬と一緒にやっているような状態(厳密には馬にやってもらっている)。常歩(なみあし)と、速足(はやあし)というのを練習中。その上が時代劇や映画などでみる「パカラッ、パカラッ」という駆け足。これがマスター出来ないと、乗馬が趣味ですと大きな声で言うには恥ずかしいので、駆け足を当面の目標としている。
乗馬クラブに通うようになって驚いたのは女性の多さ! だいたい私と同じようなクラスで楽しんでいる生徒さんは6割くらいが女性、あとの3割がお子さんで残りが男性。年齢層が高そうなイメージがあるけれどもそんなこともなく、あれ? このクラス、たぶん私が一番上なのでは?と思う時もしばしばある。一度始めると長く楽しめる息の長いスポーツ(そして沼も深いらしい…ギアが色々あって買い集めるとすごいことに…!)ということなので、パカラッパカラッを皆さんにお披露目できる日を目指してこの先もマイペースに頑張る所存です。
【弘中のひとりごと】
トラさんと戯れるの巻…!!