ホテルで希少なコーヒー体験プランが登場 〈Zentis Osaka〉で本格コーヒーステイを!
〈パレスホテル〉が手がける新ブランド〈Zentis Osaka〉で、コーヒーファン待望の宿泊プランを展開中。ホテルでこれだけコーヒーに特化したプランが登場したのはなかなか希少なこと。〈Zentis Osaka〉のホテルの魅力も併せて、その充実の内容をご紹介します。
中川ワニさん直伝の手焙煎講座を体験!
さらに過日、このプランを記念して中川ワニさんの「手焙煎(ハンドロースト)講座」を開催。筆者も参加させていただいたので、簡単にそのレポートを。
コーヒー豆の焙煎は、チャフ(豆の薄皮)が舞い上がってモウモウの煙だらけになるイメージがありますが、ワニさんが確立したハンドロースト法は煙もチャフもほとんど出ないそう。なるほど、だからホテルのラウンジでレクチャーが可能なのですね。道具はステンレス製の取っ手付きザルと撹拌する棒のみ。自宅にあるものできてしまうのも驚きです。
焙煎する前に生豆を丁寧にもみ洗いし、薄皮を取り除くことでチャフの発生を防げると知り、まず目から鱗。そしてハンドローストはザルを近づけたり遠ざけたりしながら、ひたすらひたすらかき混ぜる…と、いたってシンプル(だからこそ難しい)。焙煎した豆を自分でドリップして飲むのも楽しくて、しかも同じ豆なのに人によって味わいが全く違う。やはり、焙煎もドリップも奥が深い。そしてつくづく人柄が出るものだと再認識したのでした。
もう一つ、改めて感動したのがワニさんのハンドドリップの技。講座の最初にお手本として抽出してくださったボリビアは、ふっくらと重厚なボディがありながら舌触りは絹のようにとろりと滑らか。ペーパーフィルターなのにまるでネルドリップで淹れたような艶やかな味わいなのです。手焙煎からドリップまで瞬く間の3時間。濃密な時間でした。
ホテル好きたちに〈Zentis Osaka〉が支持される理由とは?
さて、最後にホテルについてのご紹介を。〈Zentis Osaka〉は全212室。レインシャワー完備の「Studio」(25 m2 )をメインに、バスタブ付きの「Corner Studio」(32 m2 )など、コンパクトでいて利便性の高い空間デザインで、実際に滞在すると細部までよく考えられていることが伝わってきます。
インテリアデザインはロンドンを拠点に世界各国の人気ホテルを手がけるデザイナー、タラ・バーナード氏が担当。洗練されていながら柔らかでコージーな雰囲気づくりは、彼女の真骨頂です。客室には〈柏木工〉のウィンザーチェアが置かれたテーブルセットが標準装備され、収納機能付きのソファや唐津焼の陶製ベットサイドテーブルなど、家具や調度品にもオリジナリティが光ります。タオルは〈パレスホテル東京〉と同様に〈今治〉製、バスルームのシャンプー類は日本初上陸のオーストラリア発の自然派ブランド〈Hunter Lab〉を導入するなど、備品や小物類のクオリティも行き届いていて、さすがの “パレスクオリティ”。だからミニマムで気負いのない造りでありながら、大人っぽさや品の良さが保たれている。ホテルを泊まり慣れた人にこそ伝わる、バランスの取れた快適さだと思うのです。
客室に標準装備されたアイランド型のカウンターは、コーヒーをドリップするのにちょうどいいスペース。チェックインした午後の寛ぎに、または翌朝の目覚めの一杯に。コーヒーの豊かな香りに包まれながら、年の瀬のひと時を過ごしてみるのはいかがでしょう?
●宿泊プラン
〈Zentis Bitter Room〉
◼︎販売期間
12月22日(水)まで。
◼︎料金(素泊まり1泊1室1名/税サ・宿泊税込み)
Studio _21,618円〜
Corner Studio_ 28,978円〜
Suite_55,698円〜
*チェックインの1日前までに予約を。
*朝食付プランもあり(+3,388円/1名)
〈Zentis Osaka〉
◼︎大阪市北区堂島浜1-4-26
◼︎ 06-4796-0111
◼︎JR東西線「北新地駅」より徒歩約4分、京阪中之島線「渡辺橋駅」より徒歩約4分。
◼︎全212室 チェックイン:15:00 チェックアウト12:00
◼︎HPはこちら
https://zentishotels.com/ja/osaka/