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秋の夜長はワインとともに。 ナチュラルワイン × 主役級テリーヌのマリアージュ!豪徳寺の古民家ビストロ〈アトリエ・ド・テリーヌ・メゾン・オケイ〉OPEN。
ワインに合う料理を真剣に考えたら、コース料理の一皿として人気だった「テリーヌ」が主役に躍り出た! 東京・豪徳寺駅から徒歩1分の場所にオープンした〈アトリエ・ド・テリーヌ・メゾン・オケイ〉の試食会にお邪魔しました。
築70年の古民家の“屋根裏”に約100種のワインを常備。
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店を手掛けるのは、東京・新橋を中心にナチュラルワイン専門店〈viva! okéi 〉やナポリピッツァ専門店〈Pizzeria Terzo okéi〉などを経営するokéy(オケイ)。
築70年の古民家を、古い木材や天井を活かしてフルリノベーション。この秋、木の温もりとアンティークの家具が心地よい〈アトリエ・ド・テリーヌ・メゾン・オケイ〉に生まれ変わりました。
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1階はカウンター席とテーブル席が配され、ペット同伴でも楽しめる街にひらけたつくり。2階はソファ席でもゆっくりくつろげます。

とっておきは、3階部分の“屋根裏部屋”にストックされているワインコレクション。常時100種類ほどを取り揃え、ゆくゆくは300種類近くにまで増やす予定なのだとか。
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ナチュラルワインと日本ワインを数多くラインナップし、オレンジワインやロゼも充実。ゲストは“屋根裏部屋”にのぼり、実際にボトルを手にとってその日賞味したいワインを選べます。
スペシャリテは断面が美しい魅惑のテリーヌ!
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絶対にオーダーしたいのが、フランスの家庭料理として親しまれてきたテリーヌ。脇役のイメージがあるメニューですが、〈アトリエ・ド・テリーヌ・メゾン・オケイ〉ではあえて主役として前面に押し出すことに。理由はシンプルに、ワインとの相性が抜群だから!
日本でも知名度の高い「パテ・ド・カンパーニュ」をはじめ、野菜や魚介が入った断面美に目をみはるテリーヌが常時10種類ほどそろい、来るたびに選ぶ楽しさがあります。
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「自然野菜 10種のテリーヌ」はゴロッとした野菜がカラフルでキャッチー。我孫子にある無農薬無化学肥料、有機栽培の〈のらファーム〉産・旬野菜がギュッと詰まっています。
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「秋刀魚とナス、キノコ、まこも茸のテリーヌ」は、秋の食材を贅沢に使った季節感あふれる一皿。ライムをかけて爽やかに!
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「サーモンマリネとサワークリームのテリーヌ」は、ニジマスにブドウの果皮などを与えた山梨県産甲斐サーモンをマリネに。サワークリームと非常にマッチします。イクラを添えて贅沢に。
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「パテ・ド・カンパーニュ」は、これを食べればお店の良し悪しが分かるとも言われる伝統的かつ定番のビストロ料理。豚肉と鶏レバーの田舎風パテです。
こだわりの一皿料理も充実。
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テリーヌ以外にもワインにぴったりのメニューが豊富。京都で経験を積んだシェフが腕を振るう料理は、伝統的なフレンチをベースにしながらもどこか優しい味わいです。
「愛媛産真鯛のポワレ」は、鯛の養殖生産量日本一を誇る愛媛産のものを使用。外はパリッと焦げ目がつき、サクサク香ばしいです。
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南フランスのビストロ定番メニュー「カスレ カステルノダリー風」は、豚肉や鴨のコンフィ、ソーセージを白インゲン豆と一緒に煮込んだ伝統料理。
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1階のエントランスにはテリーヌや各種惣菜が並ぶショーケースがあり、テイクアウトできます。気に入った味があれば、お土産に購入して帰ってもいいかもしれませんね!
試食会では、店を運営する株式会社okéy が近く東京・日暮里にオープン予定だというクラフトビール工場のビールをいただきました。こちらもまた続報をお伝えしたいと思います。
〈アトリエ・ド・テリーヌ メゾン・オケイ〉
■東京都世田谷区豪徳寺1-45-9
■03-6413-0112
■ 17:00〜22:00(21:00LO)/ テイクアウト 11:30〜22:00
■日休