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いちから始める、豊かなクッキングライフ 料理が楽しくなる7つのメソッド。メニューの決め方や買い物のコツとは?
調理に入る前に、献立を考えて、材料を買いに行き、キッチンを使いやすく整えておくことが大切だ。ここでは、調理に取り掛かるまでの心得7つをチェック。メニューの決め方や買い物のコツなど、気負わず料理に向き合えるメソッドを体得しよう。6月28日(月)発売 Hanako1198号「料理が好きになるとっておきレッスン」よりお届け。
1.献立は気分によって品数を増やす。
時間がないからさっと済ませたいのか、大切な人とゆっくり食事を楽しみたいのか、どんなシーンでごはんを食べるのかをまず考えましょう。手っ取り早く食べたいなら丼やワンプレートごはんがいいですね。余裕があれば、おかずを増やしましょう。おかずが増えると食材も増やさなくてはと考えがちですが、どんなシーンでも同じ材料で作ることができます。ここでは牛肉、玉ねぎ、ほうれん草、しょうが、たまご、ご飯を使って、3つのシーンを考えてみました。品数が増えるほど、味付けはシンプルにするのがおすすめ。作るのも食べるのも大変になりますから。
2.余ったおかずや惣菜も使ってよし。
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自分で料理をしたくても、どうしても時間がない日や、どうしても作る気になれない日だってあります。そういう時は、前日の残り物を使ったり、スーパーの惣菜コーナーで食べたいものを探したりしてもいいんです。全部を完璧にやろうとしなくても大丈夫ですよ。
3.買い物メモは、スーパーの陳列順に書く。
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買い物メモをいつも行くスーパーのカテゴリ別に整理して書くと便利です。大抵のスーパーは、入るとすぐに青果コーナーがあり、肉、魚、たまごの後に調味料、乾物、乳製品などが並んでいます。小さなスーパーでは人の流れに逆らうのが大変ですし、ほかの人への配慮にもなります。
4.スーパーの鮮魚コーナーで魚をさばいてもらおう。
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鮮魚コーナーで魚をさばいてもらうのは、意外と知られていない裏技。頭を落としたり、内臓をとったり、三枚におろしたり。さばいてある魚を買うよりも、その場で調理してもらう方が新鮮です。作りたい料理を言えば、適したさばき方にしてくれるから、プロを頼りましょう。
5.ステーキを焼くなら、牛脂は切れ端をゲットして。
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スーパーで牛肉を買う時、パック詰めの牛脂が無料でもらえるのはもはや常識。ですが、バックヤードで肉をさばいているような大きめのスーパーなら、新鮮で上等な肉の切れ端をもらえることも。いい肉の牛脂が手に入れば、安いステーキ肉でも格段においしくなりますよ。
6.買ってきた惣菜や残り物は盛り付けや調味料でランクアップ。
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買ってきた惣菜を食べる時に活躍するのが、「そろえておきたい調味料」(P.24)で紹介したおすすめの調味料たち。刺身は付属のものより、いいしょうゆで食べればそれだけでおいしくなるし、揚げ物のソースや塩だって同じです。温かい惣菜は温め直し、器に盛り付けましょう。
7.調理に専念できる環境を整える。
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1.調味料は前もって量っておく。
炒めている間に慌てて調味料を量ろうとして、いつの間にか焦げついたり、野菜がクタクタになったり、を防止。
2.まな板やボウルをセッティング。
使う道具を出して、調理スペースを確保しましょう。小さなキッチンなら、フライパンなども置いておくといい。
3.好きな音楽で気分をアップ。
BGMがあれば、食材を切ったり炒めたりするのにもリズムに乗って楽しめますよ。料理のジャンルと合わせても。
4.エプロンで気合いを入れる。
エプロンを締めたり、バンダナをキュッと巻いたりして、お料理スイッチを入れるのもおすすめです。
5.合間に読める本や雑誌を用意。
煮込んだり蒸したりしている間は、料理以外のことをしてもOK 。本を読んだり、映画やドラマを見たり。
6.泥のついた野菜を洗っておく。
スムーズに調理に入れるように、根菜の泥を洗って落としたり、常温に戻す食材を出しておいたりしましょう。
7.見やすい位置にレシピを用意。
レシピは手が汚れた状態でも見やすいようにしておきましょう。壁に貼ったり、スマホなら画面オンの状態に。
Navigator…and recipe(アンド・レシピ)
山田英季、小池花恵のふたりによるユニット。料理と旅をテーマに活動している。メディアや飲食店などへのレシピ作成のほか、食の楽しさを伝えるためのイベントなどもプロデュース。自身のメディアも展開している。『冷蔵庫にあるもんで』『あたらしいおかず』など著作も多数。