SDGsを学んで、考えたこと。 SDGsを学ぶ番組『ハンサムゼミ』出演中の3人にインタビュー!第一歩として起こしたアクションは?
“今やるべきこと”を体験しながら学ぶテレビ番組『ハンサムゼミ』に出演中の溝口琢矢さん、松岡広大さん、兵頭功海さんとSDGsについてじっくり考えました。今回は、未来のための第一歩として起こしたアクションを教えてもらいました。5月28日(金)発売 Hanako1197号「気持ちいい生活の選びかた。」よりお届け。
松岡広大
僕はほとんど毎日自炊をしているのですが、一人分の食事を作るのって本当に難しいんです。食材や調味料が中途半端に余ってしまい、工夫して料理できなかった自分にガッカリすることも……。スーパーへ行くと半分にカットした野菜も売られていますが、それでも一人暮らしには十分すぎる量。いつも「一人用サイズのものが手に入れば、もっとフードロスを減らせるのにな」と思っていました。
その悩みを解決するために、最近は1週間分の献立をあらかじめ決めておくようになりました。そうすることで、気まぐれで何かを購入した後に「冷蔵庫にもう一つあった!」となってしまう事態を防げて、常に一歩先のことを考えながら料理を楽しめるように。自分の食べたものを把握しやすくなるため、「先週は魚をあまり食べられなかったから今週は積極的に取り入れよう」などと栄養バランスを意識するきっかけにもなっています。
溝口琢矢
SDGsについてまだまだ知らないことも多い今、誰でもすぐにできるアクションとして、まずは認証ラベルを探すようにしています。意識するまで気づかなかったのですが、肉や魚はもちろん、洋服や紙製品など、ありとあらゆる商品に認証ラベルがついているんです。木のマークや魚のマークがついているということは、それらを助ける何らかの支援につながっているという証。
買い物に行ってどの商品を買うか迷った際に、選ぶ決め手になっています。ただ、ラベルの種類がとにかく多いため、それぞれにどんな意味が込められているのかを勉強しきれていないのが正直なところ。それらをしっかり理解した上で探せるように、これからもっと知識を深めていきたいなと思っています。微々たるアクションかもしれませんが、「一つ一つの小さな選択が大きな支援につながっている」とみんなで一緒に心がけていけたらいいですよね。
兵頭功海
先日、要らなくなった服をリメイクするワークショップに参加してきました。中学生の頃に買って以来もう何年も着ていないデニムを持って行ったところ、ミシン一つでかっこいいエプロンができあがってびっくり。「タンスの奥に眠っていたものがこんな素敵なアイテムに生まれ変わるなんて」とうれしい気持ちになりました。
それから“アップサイクル”という言葉を知り、家にあった要らない紙袋を折って小さなボックスを作ったりしています。僕は整理整頓が苦手なのですが、自分で作ったボックスには愛着があるからか自然と収納できるんですよね。家のクローゼットには長いこと着ていない服がまだまだあるので、それらを使って何かいいものを作れないかとアイデアを練っている最中です。『ハンサムゼミ』のメンバーはおしゃれな人が多いので、みんなで着てない服を持ち寄ってリメイク会をしたら盛り上がりそうですね!
【CHECK】若手俳優がSDGsを学ぶ新番組!
総勢14人の若手俳優たちが“今やるべきこと”を体験・学習するバラエティ番組『ハンサムゼミ』が放送中!MBS(関西ローカル)にて毎月不定期放送、ひかりTVにて独占スピンオフ番組も配信中。
Navigators
◆溝口琢矢(みぞぐち・たくや)/1995年5月9日生まれ。2007年俳優デビュー。近年の出演作に舞台『モダンボーイズ』など。7月に主演舞台『クロードと一緒に』の上演を控える。
◆松岡広大(まつおか・こうだい)/1997年8月9日生まれ。2012年俳優デビュー。主な出演作は、ミュージカル『スリル・ミー』、映画『いなくなれ、群青』など。ラジオ『松岡広大のDressing Park』も配信中。
◆兵頭功海(ひょうどう・かつみ)/1998年4月15日生まれ。2019年俳優デビュー。ABEMAオリジナルドラマ『ブラックシンデレラ』、テレビ東京ドラマホリック!『DIVE!!』に出演中。