常温で5年保存OK。麺が伸びない不思議な保存食。 備えたくなるもちもち感!湯煎するだけのストック飯〈TABLE STOCK〉。
いつ起こるかわからない災害に備えて、準備しておきたい保存食。できればおいしいものを用意しておきたいですよね。新しく誕生した〈TABLE STOCK〉の「おいしさにこだわった保存食」 シリーズをいただいてみました。
麺が伸びない特殊な技術を使ったレトルト麺。
非常用の食品は、3日から1週間分を用意しておくほうがいいと言われています。最近はローリングストックという言葉もよく聞かれるようになりました。普段の食生活に非常用の食品などを取り入れて、食べたら買い足しておくという考えです。つまり保存に適した食品をリピート購入するので、おいしさが絶対条件になりますよね。
〈TABLE STOCK〉の「おいしさにこだわった保存食」はレトルトタイプの保存食です。うどんタイプが2種類とパスタタイプが2種類、合計4種類あります。レトルト食品というとカレーやパスタソースのようなソースだけ、またはスープだけの商品がおなじみです。「おいしさにこだわった保存食」は、袋に麺と具材、ソースやスープがすべて入っているオールインワンタイプというのがポイントです。
なぜ今まで麺が入ったレトルト食品がなかったのかというと、ソースやスープが一緒に入っていると麺が伸びてしまうためでした。「おいしさにこだわった保存食」シリーズでは、麺のコシや食感を保つことができる新しい技術を10年かけて開発したそう。長期間保管したあとも、麺が変形しないようになっています。
普段の食事にも活用したくなる、味にこだわりのある保存食。
2種類あるパスタのうち「おいしさにこだわった保存食 ボロネーゼ」 は、フェットチーネのようなもちっとした平打ち麺です。ボロネーゼソースはひき肉がたっぷり入っています。ワインも加えて煮込んだソースは、深い甘みもあって黒胡椒が効いてます。
パスタはもう1種類、ナポリタンが用意されています。ちょっと太めのパスタで食べ応えもバッチリ。ソーセージとピーマンが入った懐かしい味は、ナポリタンの有名店を訪れて研究したというだけあって、大人も子どももおいしく食べられる味に仕上がっています。
ファンの多いカレーうどんも食べ応えのある太うち麺を使用。しっかりした大きさの鶏肉に、玉ねぎ、油揚げと具材もたっぷり入っています。誰にでも好かれるカレー味のスープは、少しとろみがついているスープであたたまります。
山梨県に本社のある〈TABLE STOCK〉は、地元のソウルフードのほうとうも保存食にしています。もちもちの平打ち麺に味噌仕立てのスープが合わせてあります。カボチャや里芋、にんじんなど野菜がたっぷり入っているのはうれしいですね。
手間、無駄、環境のことも。いろいろな配慮と気軽さが◎。
レトルトタイプなので、3〜5分ほど湯煎調理するだけで食べられます。湯煎に使う水は飲料に適したものでなくても、もちろんOK。それにパッケージの底を広げると自立するので、袋を器として使うこともできます。
準備が簡単なのはもちろんですが、麺の茹で汁を捨てることもなければ、飲料水を使う必要なく、食器を洗う水も必要ないので、災害時以外にもアウトドアや忙しい日のランチに活用すれば、まさしくローリングストックに。
常温で5年もの長期保存可能で、パッケージがまっすぐカットできたり、怪我がないような安全な切り口を採用されたりと、隅々まで配慮されています。レトルト食品は缶詰や箱よりかさばらないので、保存しやすいですね。
おいしいのはもちろん、普段なら気にならないことが不自由に感じられる非常時に準備と後片付けがしやすいのは心強いもの。しかも温かい状態で食べられると緊張がほどけそうです。
「おいしさにこだわった保存食」シリーズの最大のポイント、スープの中で麺が伸びない技術は、商品化まで10年もかかったそう。確かに麺にコシがあって、おいしくいただけました。家にいる時間が延びた分、いざという時の備えも気軽にしておきたい今日この頃。〈TABLE STOCK〉「おいしさにこだわった保存食」を一度食べてみると、保存食の印象が変わるかもしれません。
〈TABLE STOCK〉「おいしさにこだわった保存食」シリーズ
■各648円、4食セット2,592円。ローリングストックに便利なサブスクリプションのコースもあり。
■公式サイト