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いまさら聞けない基本のお作法を、徹底解説! 「厄年ってどう過ごす?不安な一年を軽やかに乗り切る3社も」/MARIKOの、神社 de デトックス!
お正月ムードも過ぎた今日この頃、今回は「厄年」がテーマです。世間では災難に見舞われることが多く、気を付けるべきとされる厄年。該当する方、新年早々ではありますが、厄年は既に元旦から始まっています…!ぜひ、賢く乗り切るコツを身に付けましょう!
そもそも「厄年」って?
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厄年は災難が起こりやすく、心身に注意を払うべき時期だといわれています。厄年は、新年を迎えると一つ年をとる「数え年」に当てはめてカウントするため、該当する方の厄年はお正月から始まっている、という認識が正解。女性は 19歳・33歳・37歳、男性は 25歳・42歳・61歳 が「本厄」で、その前後が「前厄」と「後厄」に当たります。また女性は 33歳、男性は 42歳 が「大厄」といわれる厄年の中でも最も注意するべき年になります。
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ここでお気付きの方も多いと思いますが、前厄・後厄を含めると、女性は30代はほとんどが厄年なんです…!「終わったと思ったらまた厄年。それが30代だよ…」なんて声も聞かれますが、実はそこまで身構える必要はないのかも。というのも、古くは神社のお祭りや神事で役割を担うようになる「役年」でもあり、おめでたい「ハレの年」でもありました。女性の30代も家庭を持ったり、仕事でも働き盛りだったりと人生の変化を迎える時期ですよね。いわば人生が充実しているとき。忙しい時期だからこそ、厄年は自分を見つめ直すメンテナンス期間と捉えてみましょう。
厄祓いにおすすめの3社をご紹介!
厄年を迎えたら、神社で厄祓いを受けましょう。基本的にはいつでも大丈夫ですが、新年から厄年は始まるのでお正月から節分までを目途に受ける方も多いのだとか。日頃お世話になっている氏神神社や、縁のある神社でも良いでしょう。厄祓いをすることで災難を祓い、安全にその年を乗り切ることができますよ。
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〈小網神社〉は強運厄除けのご利益で有名な神社です。第二次世界大戦では出征前に参拝した兵士が全員無事に帰還したほど!厄を跳ね返し、運を味方につけてパワフルに歩みたいときに。
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日本唯一の「八難除」を受けることができるのが〈阿佐ヶ谷神明宮〉。厄年はもちろん方位や家相、仕事や結婚などありとあらゆる災いを祓ってくださるので心強さも人一倍!
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〈大國魂神社〉は武蔵国総社であり、厄祓いの御神徳で広く知られています。大國魂大神は人々に衣食住や医療を伝え、武蔵国の守り神として古くから鎮座してきました。その力強いご利益で厄年の間もサポートしてださいます。
厄年は、“ちょっと慎重に” くらいがコツ。
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何かと気がかりなイメージが先行しがちな厄年ですが、人生のターニングポイントを迎える「ハレの年」であることもお伝えさせていただきました。節目の時期だからこそ、厄祓いを受けて自分を意識的に見直すことも大切!いつもより、 “ちょっと慎重に” くらいに捉えることが、厄年を乗り切るコツではないでしょうか。ぜひ自分をしっかりケアしてあげながら楽しく過ごしていきましょう。厄年を抜けたら、お礼参りも忘れずに!