家に届けてもらえるお守り。 【2021年開運】“家にいながら”授けていただける!?立体の授与品6選。
お守り、絵馬、御朱印などの授与品は、本来は寺社にきちんと参拝していただくべきもの。しかし、なかなかお参りできない今、寺社とのご縁を繋いでおければ、心強く過ごしていけそう。そこで今回は家にいながら授けていただけるお守りや授与品を集めました。12月28日(月)発売 Hanako1192号「幸せをよぶ、神社とお寺。」よりお届け。
思わず笑顔になれるモチーフや厳しく見守ってくれる表情は、立体ならではの佇まい。
1.名古屋東照宮(なごやとうしょうぐう)の「初夢鈴」
「一富士、二鷹、三茄子」の縁起がいい土鈴は、名古屋東照宮の御祭神として祀られる徳川家康が生前に好んだとされる3つをモチーフに。このことわざの由来には、徳川家ゆかりの地である駿河国での高いものの順という一説もある。名古屋の郷土玩具に指定され、拝受できるのは全国でもここだけ。3つそろった縁起を担いで、新年を晴れやかに迎えたい。電話で受付、初穂料3,000円。
■052-231-4010
2.多賀神社(たがじんじゃ)の「夫婦セキレイ」
国造りを行った伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)の夫婦神を祀る多賀神社。たくさんの神々を生んだこの夫婦の和合の助けとなったのが、仲睦まじい姿を見せたつがいのセキレイだったという逸話が残っている。それにあやかり、2羽のセキレイがこの神社のシンボルとなり、土鈴は夫婦円満の縁起物として授与されている。電話で受付、初穂料1,200円。
■0949-22-0125
3.大村神社(おおむらじんじゃ)の「願掛けなまず」
拝殿の西に祀られた霊石「要石」は、大地を揺るがす大なまずを押さえ込んでいると伝えられてきた。この「要石」は御本殿相殿祭祀の武甕槌命(たけみかづちのかみ)と経津主命(ふつぬしのかみ)が常陸・下総の国より奈良の三笠山へ移る道中、大村神社で休憩した際に祀ったものだ。以来なまずは神社のお遣いとなり、願掛けなまずは地震守護を祈る人に人気。電話で受付、初穂料大800円、小400円。
■0595-52-1050
4.小國神社(おくにじんじゃ)の「大國だるま」
「願い事を意のままに叶えてくれる神社」として知られる。その御祭神の大己貴命(おおなむちのみこと)は大國様として親しまれ、国家の安泰・諸業繁盛・夫婦和合・縁結び・厄除などの御神徳があるとされる。それにあやかる大國だるまは長い間姿を消し、民芸品としてのみ存在していたが、東日本大震災をきっかけに復刻。目に鮮やかな色彩が美しい。電話で受付、初穂料3,000円。
■0538-89-7302
5.八坂庚申堂(やさかこうしんどう)の「指猿」
八坂庚申堂は大阪・四天王寺庚申堂、東京・入谷庚申堂と並び、日本三庚申の一つ。善人を助け悪人をくじく“庚申さん”のように、表情豊かな指猿は私たちを見守ってくれているよう。全て手捻り、手描きで作られ、手先が器用になる技能上達を願ったものだ。1匹ずつ顔や大きさが異なり、どんな指猿がいただけるかはその時次第。必要事項を明記の上、現金書留で受付。詳細はHPにて確認を。初穂料1体200円。
■075-541-2565
6.荒木神社(あらきじんじゃ)の「口入人形」
境内に祀られている口入稲荷大神(くちいれいなりおおかみ)は縁結びを司る神様。夫婦とお供の三体一組で授与される口入人形はその使者をかたどったものだ。願いが成就するまで家でお供えし、その後は返納しても、そのまま持っておいてもよし。恋愛や結婚などの縁だけでなく仕事や学業など、さまざまな人の縁をつないでくれる。HPにある口入人形専用の申し込みフォームで受付、初穂料5,000円。
■075-643-0651
Navigator…川端正吾(かわばた・しょうご)
編集者。祖母の家が兵庫県城崎温泉の民芸品店であったことから、縁起物のファンに。雑誌『BRUTUS』では全国から集めたものを紹介。
※掲載品は送料別です。
(Hanako1192号掲載/photo : Natsumi Kakuto text : Kahoko Nishimura, Wako Kanashiro)