大銀座で学ぶ、暮らしのテクニック集#13 おうちで作るおいしいコーヒーの方程式は?〈HARIO CAFE〉が教えてくれた『おいしいコーヒーの淹れ方』
テレワークが進み、自宅はもちろん、カフェやシェアオフィスで仕事するなど、働き方が多様化している。しかし、環境が変わっても、仕事はいつも通りこなすことを求められるという現状も。今までと変わらぬパフォーマンスを維持するためにも、働きやすい環境を整えるのも大事なこと。今回は、〈HARIO CAFE〉が『おいしいコーヒーの淹れ方』を教えてくれました。〈HARIO〉の道具をそろえて、淹れ方をしっかりマスターしよう。
“おうちカフェ”セット
お湯の量がわかるケトル、ドリッパー、サーバー、フィルター、豆、ガチャガチャがついたお得なセット4,000円。
【step #1】ドリッパーにフィルターをセットしてお湯をかける。
湯通しして紙の匂いを取り除きつつ、サーバーを温める。一度入れたお湯は捨てる。
【step #2】コーヒー豆は20g、お湯は300mlを用意する。
焙煎具合によってかさが違うので必ず挽いた豆をスケールで量る。粉と湯の量を守る。
【step #3】ドリッパーに挽いた豆を入れ、1回につき60mlほどのお湯を回しながら注ぐ。
真ん中からゆっくりと回しかける。300mℓを5回に分けて注ぐので1回に約60ml。
【step #4】30秒蒸らす。
蒸らし時間は30秒。スマホなどのタイマーを使って計る。30秒経ったら再び60ml注ぐ。
【step #5】5回繰り返す。
300mlを5回に分け、30秒間蒸らすとトータル3分から3分半くらいが目安になる。
【step #6】コーヒーが落ち切ったらサーバーを回し、味を均一にする。
すべてのお湯を入れて落ち切ったら終わり。濃度を均一にするため、サーバーを回す。
おいしいコーヒーの方程式は〈HARIO〉の道具×計量×時間。
おいしいドリップコーヒーを淹れるために必要なアイテムがそろった“おうちカフェ”セットを用意し、ちょっとしたコツさえ守れば、初心者でもおいしいコーヒーが淹れられる。お湯の量が一目でわかるケトルは初心者には必須。円錐型ドリッパーは大きな1つ穴で螺旋状のリブが入っているのでお湯の抜けが早く雑味が出にくいため、すっきりした味わいに。うまく淹れられるようになったら手挽きミルや、時間と重さが一度にはかれる便利なスケールを買い足しても。豆の種類や焙煎によって蒸らし時間も変わるので、自分好みの味を探究するのも楽しい。
〈HARIO CAFE〉
コーヒー器具を製作する耐熱ガラスメーカー〈HARIO〉のカフェ。道具の展示・販売やコーヒーの入門編となるセミナー(有料)も毎月開催。
■東京都中央区日本橋室町1-12-15 2F
■03-6262-6528
■11:00〜18:00 無休
■25席/禁煙
(Hanako1189掲載/photo:Kazumasa Harada, Kentaro Kase, Chihiro Oshima, Jun Hasegawa, Jiro Otani, MEGUMI, Kazuharu Igarashi illustration:Manako Kuroneko text&edit:Maki Kakimoto, Kayo Yabushita, Kei Sasaki, Makoto Tozuka, Narumi Sasaki, Rio Hirai, Ami Hanashima)