本山順子の迷子のお守り〜お寺と神社、お散歩アラカルト〜 立派な鳥居に吸い寄せられて。唐津〈鏡山神社〉で、自然たっぷりのエネルギーを浴びる。
モデル・本山順子が神社仏閣、教会や寺院を国内外問わずご紹介する本連載。第45回目は佐賀県唐津市を街詣で。唐津市をドライブ中に偶然見つけた大きな鳥居に惹かれて〈鏡山神社(鏡山稲荷神社)〉にやってまいりました。たまには目的地を決めずにふらりとご挨拶してみるのもおすすめですよ。それでは早速!詣でましょ〜う!
私たちがたまたま通りがかって見つけたのはこの大きな鳥居。それはもう、気にならずにはいられないほどの大きさ!
険しい山道を車で登ること10分、参道を発見!曇天であることが悔やまれますが、たくさんの鳥居が並ぶ立派な参道を通り、本殿に向かいます。
境内には立派な手水舎。屋根がないタイプは、私にとって少し珍しく感じます。鏡山はお遍路が盛んなようで、様々な場所で「へんろトレッキング」という看板を見かけました。
気になるものを発見!この辺りには「松浦佐用姫伝説」「鏡神社の伝説」「誓来と諏訪姫の悲恋物語」の”三大悲恋物語”が伝えられており、どれも成就できなかった恋のお話。伝説に出てくる叶えられなかった想いを、現世に代わり叶えて欲しいと立てられたものだそう。
鳥居から拝殿へと続く階段も良い雰囲気!とても手入れの行き届いた境内と立派な社殿に清々しい気持ちになりますよ〜♪
凛々しいお稲荷さまが守られていました。唐津市のシンボルでもある鏡山という名前はご祭神である神功皇后が山頂に鏡を祀ったことに由来するのだそう。〈鏡山神社〉は三韓征伐の際に、神功皇后が戦勝祈願したことにより建設されたと伝えられています。
こちらは〈車清祓所〉で、注連縄が張った柱は注連柱というもの。儀式を行う聖域を囲むように石柱の間に注連縄を張ったものを指すのだそうです。車を祓われているところは初めて拝見いたしました!
せっかくなので、歩いて10分ほどのところにある展望台まで向かってみることに!たくさんの家族連れの方やカップルが訪れる地元の憩いの場なんですね〜!そしてとにかく敷地が広い!蛇池に浮かぶ佐用姫橋が小さく見えます。
展望台に到着!写真に収まらないほどの大パノラマ!海沿いの緑は、日本三大松原である「虹の松原」で約100万本のクロマツが防風・防潮のため群生しています。あーん!また晴れの日にお邪魔させていただきたい!
ふらりとお邪魔させていただいた〈鏡山神社〉。初めてみるものや知らなかったことも多くあり、ハイキングのような清々しい参拝をさせていただきました♪唐津に立ち寄った際には、虹の松原の中にある「からつバーガー」も必食ですよ〜!それでは皆様も良いお参りを〜!
【順子の一言コメント】
この度YouTubeチャンネルを開設させていただきました!コラムとYouTubeでお互いの補完になればと思っております^ ^「じゅんことまいる!」、こちらもどうぞよろしくお願いいたします〜!