約1パック分のいちごを使った、とろ〜り濃厚な人気メニューも。 かき氷ブームの火付け役!都内初のかき氷専門店、谷中〈ひみつ堂〉の秘密に迫る。
LEARN 2019.08.03
専門店が続々オープンし、年々高まるかき氷熱。このブームは一体どこから始まったのか ?その火付け役といわれる店は、東京の下町にありました。
都内初の専門店として開業。かき氷を通年の楽しみに。
かき氷ブームの火付け役といえば、まずその名が挙がるのが〈ひみつ堂〉。夏季は最長6時間待ち、圧倒的な行列人気で知られるかき氷界のレジェンドだ。
2011年、国内3番目、都内初のかき氷専門店としてオープン。当時は〝かき氷=夏だけのもの〞とされていた頃。冬になると客足はぱたりと途絶え、一日わずか数組という状態に。転機が訪れたのは3年目、テレビで〝冬も営む専門店〞と紹介されると、新規参入者が一気に増加。〝かき氷=一年中食べるもの〞と世の認識も変化し、その先駆けとして一躍注目を集めた。
約1パック分のいちごがたっぷり!人気メニューをチェック。
創業時から一貫して素材にこだわり、氷は日光の天然氷を、蜜は自家製の無添加蜜を使用。パフォーマンス性も重視し、手動式のかき氷機を使うのもそのひとつ。注文ごとに一杯一杯お客の目の前で氷を削り、鮮やかな蜜をたっぷりかける。
一番の人気メニューは、「ひみつのいちごみるく」。一杯に使ういちごは何と約1パック。果肉のおいしさを大切に、火を加えずに仕上げることで、トロリと濃厚な味わいを生み出している。
〈ひみつ堂〉
営業時間、休日、メニューはツイッターで確認を。
■東京都台東区谷中3-11-18
■03-3824-4132
■10:00頃~18:00頃(変動あり) 月休(11~6月は火休・変動あり)
■32席/禁煙
(Hanako特別編集『Hanako sweets いつだってかき氷。』掲載/photo : Kayoko Aoki text : Etsuko Onodera)