充実のアクティビティをとことん楽しむ。 青森の人気宿〈星野リゾート 青森屋〉でねぶた祭を満喫!夏限定女子会空間も。
人気の宿〈星野リゾート 青森屋〉へ。日夜充実のアクティビティと「青森ねぶたの間」で夜じゅう楽しもう。Hanako『よくばる夏の旅2019』「眠らないで遊ぶ。」より、青森・三沢の人気宿〈星野リゾート 青森屋〉をご紹介します。
一年中お祭り気分で熱い!ねぶたに囲まれて夜更かし。
久慈駅からJR八戸線、青い森鉄道を乗り継いで三沢駅に到着。「ねぶた祭とともに夏も終わってしまう」という青森は、7月でもひんやりとしている。それでも一年中祭りの熱気に満ちているのが〈星野リゾート 青森屋〉だ。ここはグループの中でも随一のリピート率を誇る。
ホテルに入ってみると確かに唸るアクティビティの数々。ポニーのお出迎えに始まり、伝統工芸の南部裂織体験、金魚ねぷた女子会、ショーレストラン〈みちのく祭りや〉でのディナー……。深夜0時まで営業する〈ヨッテマレ酒場〉、昭和レトロな屋台やイベントが集まる〈じゃわめぐ広場〉は夜遅くまでにぎわっている。客室にこもるゲストは、ここでは珍しいのだ。逆に、祭り本番を迎える8月2日から7日の間にはホテル内はガランとしているそう。アクティビティではなく本物の祭りを楽しんで、最後は青森屋に帰ってくる。
極め付きは4月にできたばかりの新客室「青森ねぶたの間」。四方八方をねぶたに囲まれ、寝ても覚めてもねぶた尽くし。いや、もはや寝てはいられない。青森の短い夏を楽しみ切らなくては!
広大な敷地を望みながら、風を受けて優雅なひととき。
東京ドーム14個分という敷地の中には、様々な古民家が建っている。その一つを改装した、伝統工芸品の「八幡馬」をモチーフにした〈八幡馬ラウンジ〉は1人2,000円のチケット購入で10時~22時に利用できる。
シードル、日本酒、コーヒーなどのフリードリンクを楽しめるチケットは24時間有効。
青森伝統の手仕事を少しだけ体験してみる。
〈八幡馬ラウンジ〉奥の建物〈あおもり工房〉では、青森県の伝統工芸体験ができる。
8月31日までは、南部地域の織物「南部裂織」でのコースターづくり(1,000円)を実施。綿が貴重だった時代にできた南部裂織は古布を裂いて作った糸を機織りするもの。ほかに、金魚ねぷたづくりや漆体験などがある。
金魚だらけのカワイイ部屋でニッポンの夏を満喫。
津軽地方では金魚形の灯籠が夏の風物詩なのだそう。それになぞらえて現れた、この夏限定の女子会空間が夜更かしにぴったりだ。水槽の中だけでなく、障子やクッション、コースのおつまみ&パフェまで金魚尽くし。
1人3,500円で、1日1組(6名まで)限定。予約できたら、19時から24時まで自由に使える。
ねぶた初心者も楽しい!眠らないステイの本番。
客室内のどの壁面にもねぶたのモチーフが施されている。玄関で出迎える坂上田村麻呂を主人公に、青森ねぶた祭で実際に活躍するねぶた師が制作したストーリーを展開。
主室の立体ねぶたはソファに座ると最大の迫力を感じられるように設計されて圧巻!
間近ではめったに見られない工芸の素晴らしさにも触れられる。
一年中お祭り気分に浸れる名物ディナーショーへ。
館内レストランの一つ〈みちのく祭りや〉は、青森四大祭りのショーが開催される人気の食事処。「五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)」をイメージした5段セイロなどの夕食を食べ終えると、ショーの開演。
まるで本物の祭りのような臨場感あふれる山車の動きやお囃子に高揚して、本当に眠れないかも!?
とろとろのお湯に包まれて夜更けをまったりと待つ。
内風呂は、とろみのある泉質に青森ヒバの香りが加わり、癒し効果は抜群。ホテルの近くから湧き出る古牧温泉は湧出温度がちょうどよく、ほぼ加水されていないのもうれしい。露天温泉では、秋には森の紅葉が美しく、冬になると目の前の池にねぶたの灯籠が流されるなど、四季折々の違った景色が楽しめる。
青森土産がなんでもそろうホテルの売店でショッピング。
ホテルオリジナルのお土産は種類豊富。
〈星野リゾート 青森屋〉/三沢
「青森ねぶたの間」は1室のみで29,500円~。三沢駅からは無料送迎バス(10分)あり。
■青森県三沢市字古間木山56
■0570-073-022
■全236室
■1泊1名17,000円~
Hanako『よくばる夏の旅2019』特集では、日本全国の楽しみ方を多数ご紹介しています!
(Hanako1174号掲載/photo : MEGUMI (DOUBLE ONE) model : Mai Hokazono text : Kahoko Nishimura)