寝起きに3分!“背中ほぐす”だけで美姿勢バストアップ|金原麗子の3分ヨガピラLesson
ピラティス・ヨガインストラクターの金原麗子(きんばら・れいこ)さんが、毎月、お悩み別に簡単エクササイズをレクチャー。たった3分でできるので、おうちはもちろん、仕事の合間など、気軽にトライしてみて。
第2回目は、“背中ほぐし”のエクササイズです。意外と気がつかない背中の凝り。背中を整えると美姿勢への近道!まずは、背中凝り習慣があるかチェックしてみましょう。
“背中凝り”の習慣チェック!
こんな習慣はありませんか?
①歯を食いしばる癖がある。
②スマホやPCを1日10時間以上使っている。
③枕の高さが合っていない。
④リラックスできる時間が少ない。
⑤手足が冷えている。
⑥ビタミンが不足している。
あなたの“背中凝り”タイプは?
①歯を食いしばる癖がある。
良く聞くのは寝ている間の歯の食いしばり。食いしばっていると顎や側頭部の筋肉が緊張状態になります。顎と首の筋肉は繋がっているので肩周りにも影響が。肩の筋肉は肩甲骨や背中の筋肉にも関係してきます。歯科に相談するなど対策が必要です。
②スマホやPCを1日10時間以上使っている。
長時間のデスクワークは筋肉を動かす時間が少ない上に、身体や首が前傾姿勢で固定されたままで時間が経過してしまう、なんていうことがしばしば起きやすいです。骨盤を床と垂直に立たせ、机と椅子の高さが合っているか確認しましょう。
③枕の高さが合っていない。
就寝時の悪い姿勢は大きな影響があります。仰向けの姿勢と立ち姿勢が同じ状態が理想的と言われているので、仰向けで寝づらい場合は枕を見直してみましょう。
④リラックスできる時間が少ない。
リラックス時間が少ないと興奮状態の「交感神経」ばかりが働いてしまい、リラックスモード時の「副交感神経」が働かなくなってしまいます。背骨周りにはたくさんの神経が通っているため、自律神経の乱れに繋がり、血行不良や気持ちが沈む原因に。
⑤手足が冷えている。
リラックス時間が少なくストレスが溜まると血流が滞り身体全体のめぐりが悪くなっていきます。身体の軸の背骨を定期的に動かすことによって血流を促しましょう。
⑥ビタミンが不足している。
ビタミンは疲労回復や美肌のために欠かせない栄養素ですが、特にビタミンEは血行促進が期待できます。摂れていないと血行不良、背中凝りの原因になるので食生活を見直してみましょう。うなぎやアーモンド、アボカドなどがおすすめ。
背中の凝りが続くと姿勢が崩れてしまい、バストやヒップがたるむ原因にもなりかねません。寝起き3分でOKなので、背中をほぐして美姿勢をキープしましょう!