絶景温泉に隠れ家バーまでおすすめスポット4選 『鎌倉のんで、たべる。』ライター・写真家コンビが教える、鎌倉の最高の過ごし方とは?
街のひみつは、地元に住む人、その場所が好きな人に聞くべし。愛すべき鎌倉を語った本、『鎌倉のんで、たべる。』のコンビであるフリーライター・赤澤かおりさんと写真家・長野陽一さんに、鎌倉の最高の過ごし方を教えてもらいました。
1.〈稲村ヶ崎温泉〉鎌倉でまさかの海前絶景温泉、ここにあり~!/稲村ガ崎
2017年にリニューアルし、海、富士山、江の島、大島見えの絶景温泉。泉質は殺菌効果の高いモール泉と呼ばれるもので、疲労回復、冷え性、美肌などに効果が高い。朝もいいけれど、夕暮れ時もロマンチック!
〈稲村ヶ崎温泉〉
■神奈川県鎌倉市稲村ガ崎1-16-13
■0467-22-7199
■9:00~21:00(最終受付20:00) 無休(メンテナンス時休業)
■入浴料1,500円(レンタルタオルセット500円)※13歳以下は入館不可
2.〈鎌倉海浜公園〉夕暮れ時の特等席でひたすらボーッと。/坂ノ下
海に向かって並ぶ、ムーミン谷のニョロニョロ(にしては短いけれど)みたいな椅子。ここを陣取って、時間が許す限り、ひたすらボーッとするのが好き@由比ヶ浜の海岸沿い、R134にある坂ノ下の〈鎌倉海浜公園〉。
3.〈go∞en〉海を感じながらホッと一息。長谷の隠れ家バー。/長谷
偶然、鎌倉の地を踏み、気づいたら祖父で俳優の早川雪洲の家があり、母が育った場所だったというオーナーが新たな場所としてオープンしたバー。人の縁と共に、との想いでつけた店名「go∞en」―海近の小さな一軒家バーが、このGWから本格オープン!哀愁漂うイケメンマスターが作る絶品唐揚げとハイボールの組み合わせにハマる人がすでに続出中。
〈go∞en〉
■神奈川県鎌倉市坂ノ下27-39
■0467-22-7199
■18:00(土日16:00)~24:00 不定休
■15席/喫煙
4.〈aiaoi〉毎日を大切に、丁寧に。そんな二人がつくる空間。/長谷
古いビルの3階にある、全6室の小さなホテル。鎌倉に移住し、暮らしや考え方がゆっくり変わっていったというオーナー夫妻が紡ぎ出す空間には、その想いがぎゅっと込められている。
木や古いものを取り入れた“Umi”“Nami”など、二人が好きな鎌倉の風景の名がついた部屋もそのひとつ。窓からの眺めや部屋の佇まい、炊きたての土鍋ご飯と鎌倉の天然わかめを使った朝ごはんもこの宿の醍醐味。1泊1名11,200円~。
〈aiaoi〉
■神奈川県鎌倉市長谷2-16-15 サイトウビル3F
■0467-22-6789
赤澤かおり/フリーライター。鎌倉在住23年。著書に鎌倉のおいしいものを綴った『鎌倉 のんで、たべる。』、ハワイガイド『Hawaii note』などがある。
長野陽一/写真家。鎌倉在住10年。『鎌倉 のんで、たべる。』では写真を担当。愛あふれる写真でハートを掴むのが得意な、人と音楽とおいしいものを愛する男。
(Hanako1172号掲載/photo : Yoichi Nagano text : Kaori Akazawa)