自分で焼く刺身って!? 次世代のインスタ映えグルメとは?令和元年の注目グルメをピックアップ。
新しい時代・令和がやってきました。時代とともにグルメは変わってゆくもの。今回は、令和で流行りそうな驚きのビジュアルと味が堪能できるグルメをご紹介します。
1.刺身を焼いて味わう築地の“新名物”。〈焼うお いし川〉/築地
極上の刺身を焼いて食す。焼肉ならぬ「焼うお」を提案するのがこちら。寿司店〈築地青空三代目〉の代表・石川太信さんが「市場移転後も築地が廃れないよう、新名物を」と考案した。
この店の“特上カルビ”は、厚切りの天然本マグロの大トロ。コンロで両面を5秒炙って特製おろしダレをつけて頬張ると、大トロの旨みと脂があふれ出し舌が歓喜!「生では出合えなかった味わいが炎の力で引き出されます」と石川さん。赤酢としょうゆ、スパイスなどをブレンドしたシャリに合わせたり、スダチを搾ってワサビをのせたり。ネタによって食べ方も多彩。感動の「焼うお」体験を。
〈焼うお いし川〉
ランチは焼トロ定食1,680円や丼も。夜は「本日のおまかせ5種」2,980円~がおすすめ。
■東京都中央区築地4-13-5
■03-3541-3804
■10:30~14:30LO、17:30~21:30LO 月休
■42席/禁煙
(Hanako『ふだんづかいの大銀座』掲載/photo : Mariko Tosa, Megumi Uchiyama text : Asami Kumasaka)
2.クリーミーでリッチな、新感覚のポテトサラダ専門店〈Potato Cream〉/自由が丘
テイクアウトのほか、店内でも味わえる。
牛乳やバターなどを加えたマッシュポテトをベースに、カラフルなソースや具材を重ねた新感覚ポテトサラダ「ポテトクリーム」の出来たてを提供。なめらかな食感に仕上げた温かいマッシュポテトにソースをからめることで、味の変化が楽しめるのが魅力だ。
具だくさんのソースはワインとも相性抜群。カップ入りなのでホームパーティにも喜ばれそう。
(Hanako1143号掲載/photo : Kayoko Aoki, Shin-ichi Yokoyama, Michi Murakami text : Yukari Akiyama, Ai Sakamoto, Yumiko Ikeda)
3.既成概念にとらわれない「ピザソバ」に女子ファンが増加中。〈ajito ism〉/大井町
元はフレンチとイタリアンのシェフだった店主が作るまぜそばは、独創性に富んでいる。「脂、ニンニク、醤油の王道路線を超える味にしたい」と、ネーミング、ビジュアルの順に「ピザソバ」を作り上げた。
タバスコ、カレー粉、カイエンペッパーなどで自分好みの味に。製麺所を説き伏せて作った太さマックスの中華麺に、とろけてからまるチーズに始まり、サラミ、オリーブと意表をつくトッピング。それらをつなぐまとめ役が、トマト、人参、大根などがベースの、とろみのある野菜ソースだ。混ぜて食べれば確かに「ピザソバ」。ラーメンマニアで埋まるカウンター席には、この味にはまりリピートする女子も多数。
(Hanako1161号掲載/photo : Kayoko Aoki text : Yumiko Ikeda)