お花見計画始めませんか? 中目黒でお花見なら、朝がおトク!お花見がてら訪れたい、駅近モーニングカフェ。
そろそろ桜が見頃を迎えそうな季節。今回は、桜を眺めながら朝食をゆっくり取りたい方、1杯のコーヒーを持ちながら桜を鑑賞したい方におすすめの中目黒駅近のおしゃれカフェをあつめました。
1.眺めの良いカウンターで、コーヒーと朝食を。〈The Workers Coffee/Bar〉
平日の朝8時から挽きたてのコーヒーとモーニングが楽しめるコーヒースタンド。NYのリノベホテルを思わせる、築45年の雑居ビルを改装したTHE WORKS1階にあり、天井の高い店内からは吹き抜けの窓一面に目黒川沿いの緑豊かな眺望が見渡せる。
カフェのカウンターは眺望抜群。朝は外国人ビジネスマンの姿も。
実はこちら、コース料理も食べられるオールデイダイニング〈ストール〉のインショップ。ともに8~23時に営業し、しっかり食事を楽しみたいならダイニング、コーヒー1杯だけならカフェなんて使い方も。
(Hanako1143号掲載/photo : Shinsuke Matsukawa, Yuko Moriyama, Kenya Abe, Daiki Katsumata text : Makiko Inoue, Yukina Iida, Hiroko Yabuki, Mariko Uramoto)
2.毎日気軽に立ち寄って、行きつけにしたいお店〈Y2T STAND〉
目黒銀座商店街の奥にある築50年の一軒屋。それが、1階はスペシャルティコーヒーのコーヒースタンド、2階は昭和レトロなインテリアのバルに生まれ変わった。
コーヒー豆は日替わり2種類とデカフェ1種類。
〈ジャッジョーロ銀座〉出身の加藤英儀シェフが作るのは、イタリアンに和のテイストを加えたオリジナル料理。ハーブをたくさん使い、バターは使わずヘルシーに仕上げる。コーヒーの粉とスパイスで肉をマリネしてローストしたりと、コーヒー店併設らしい料理の創作にも意欲的。
肉汁あふれるステーキはもちろん、つけあわせの野菜も美味。オーガニック野菜など、体に優しい食材も積極的に取り入れていくという。ユニークなのは、ワインを自社輸入のポルトガルワインに特化していること。ハウスワインのヴィーニョ・ヴェルデはすっきりした微発泡で、加藤シェフの料理を引き立てる。日本ではまだめずらしいポルトガルワイン、加藤シェフのおいしい料理、朝から深夜まで楽しめるコーヒーと3拍子そろった魅力を体験したい。
(Hanako1143号掲載:Photo:Kanako Nakamura text:Riko Saito)
3.日本茶、伝統、アートetc.さまざまな文化が集まるスポット〈artless craft tea & coffee〉
アートディレクターの川上シュンさんが手がける日本茶とコーヒーの店が、今年原宿から中目黒高架下に移転。
茶室がコンセプトの空間は、日本の伝統美を現代的に再構築。内装は洗練されており、人間国宝の高橋敬典氏が手がけた茶釜を設えたカウンターや、アート作品のような美しい茶器が並ぶ。
提供される日本茶は、川上さんが選りすぐった無農薬栽培のほうじ茶や玄米茶、京都ではなじみ深い手炒りの刈番茶など、いずれも少数しか生産されていない貴重なものばかり。
オリジナルのタンブラーも販売。
店内にはアポイント制のギャラリーも併設されている。
(Hanako1145号掲載/photo : MEGUMI (DOUBLE ONE), Yoichiro Kikuchi)