ホームパーティーにもぴったり。 食べるケーキは決まった?指名買いしたい都内人気パティスリー3軒
いよいよクリスマス本番。友達と集まって、ワイワイ時間を過ごす人も多いはず。みんながおすすめする料理やスイーツを持ち寄れば、楽しいクリスマスパーティの始まりです!今回は、見て美しい、食べて美味しいスイーツに出会える、都内おすすめのパティスリーをご紹介します。
1.〈á tes souhaits !〉/吉祥寺
ブルターニュ地方の四ツ星ホテルでパティシエとしての腕を磨き、数々のコンテストのタイトルを持つ川村英樹氏の店。自身の中に湧き起こるイメージを具現化したスイーツは国産卵やブルターニュ地方独特の塩バターなど使用する素材を吟味している点が美味の秘密。またあまおうやメロン、紅玉など国産フルーツを主役にしたケーキの中でも、和洋の栗を両方使った「モンブラン」は、開店後、1~2時間で売り切れることもあるこの店の代名詞。
開店前から行列のできる店だけに、ショーケースの中も瞬く間に空に!
(Hanako1129号掲載/photo:Kanako Nakamura text:Kimiko Yamada)
2.カカオをコンセプトに開かれたブティック。〈LES CACAOS〉/五反田
〈ピエール・マルコリーニ〉で6年間チョコレートと向き合ってきた黒木琢磨シェフが独立。カカオをコンセプトにブティックを開いた。
主に5カ所の原産地から届くカカオ豆を使い、タブレット、ボンボンショコラから生ケーキ、焼き菓子まで、テイクアウトのお菓子はバリエーション豊富。
ショコラショーの持ち帰りもスタートしたばかり。カカオの新しい楽しみが一軒に凝縮されている。
(Hanako1149号掲載/photo : Akira Yamaguchi text : Masako Serizawa)
3.〈LA CANDEUR〉/仙川
右から、洋酒につけたチェリーの酸味がポイント。「フォレノワール」480円。ビターとミルクチョコ、二層仕立ての「マジストラル」520円。オレンジリキュールの香りが華やかな「マルジョレーヌ」480円。口当たり軽めの「クラシックショコラ」350円。木苺ジャムがアクセントの「ショコラフランボワーズ」500円。コーヒーとコニャックを効かせたガナッシュが大人っぽい「オペラ」460円。
スイーツ激戦区の仙川に2016年誕生。フランス伝統菓子を軸にするパティシエの安藤康範さんは、銀座〈ロオジエ〉やたまプラーザ〈デフェール〉など数々の名店で研鑽を積んだ人気パティシエ。「程よい酸味のコロンビア産クーベルチュールをコーヒースポンジと合わせてオペラにしたり、酸味と渋みのバランスが絶妙なクーベルチュールに甘酸っぱいチェリーを合わせてフォレノワールを作ったり。素材の個性を生かして組み合わせを考えるのが楽しい。現在は全体の3割がチョコレートを使ったもの。」
(Hanako1126号掲載:photo:Nao Shimizu cooperation:AWABEES styling:Miwako Nakane textMariko Uramoto, Hiroko Yabuki, Kahoko Nishimura, Alice Saito)