風情ある店内の雰囲気も魅力。 ずっと懐かしい味。創業時から続くレシピが自慢の名店メニュー3選
老舗を支える創業時からの人気メニュー。長年愛され続けた分だけ、美味しさがぎゅっと詰まっています。今回は、懐かしさを感じるグラタンに、野菜の甘みと深いコクがたまらないカレー、コーヒーと相性抜群なチーズケーキをご紹介。名店自慢のひと皿をぜひ一度、ご賞味あれ!
1.ご飯と一緒に食べる創業時から変わらぬスタイル。〈銀之塔〉/東銀座
質蔵を改装したという風情漂う店構え。昭和30年の開店以来、メニューは「シチュー」と「グラタン」の2種類のみ。
「グラタン」1,900円(税込)自家製ホワイトソースにパルメザンチーズをかけ焼き上げた。小鉢3品とお新香、ご飯付き。マカロニを使わず、ご飯と一緒に食べるのが創業時から変わらぬ独自のスタイル。バターたっぷりのホワイトソースに、エビとしいたけをごろりと加えて和の風味をプラス。どこか懐かしい味わいに、やみつきになること間違いなし。
(Hanako1130号掲載/photo:Michi Murakami, Eriko Matsumoto text:Etsuko Onodera)
2.絶品ランチと東京の風景を思う存分堪能できる。〈レストラン アラスカ〉/竹橋
ビル竣工と同時に開店。全面ガラス張りで、窓からの風景までもがデザインされたインテリアのよう。
創業時と変わらぬレシピで作られるカレーは、玉ねぎの甘みと牛肉の深いコクが堪能できる絶品。ビーフを含めた4種類から選べる「アラスカ特製カレー&ライス」2,310円
(Hanako1150号掲載/photo : Kayoko Aoki text & edit : Eri Tomoi)
3.からだにも心にも優しいオーガニック喫茶。〈Flor de Café 銀座 樹の花〉/東銀座
内装は1970年代に流行した地中海風。1970年代、日本はコーヒーブーム。店主の成沢弘子さんはそのまっただ中にコーヒー専門学校で学び、79年にお店をオープン。
健康を考え、早くからメニューに反映。15年前には思いきって禁煙化。オーガニックのコーヒー豆も時代に先駆けて取り扱い始めた。「本格派チーズケーキ&芳醇ブレンド」1,150円(税込)。ケーキは創業時から友人の手作り。
(Hanako1150号掲載/photo : Kenya Abe text : Hiroko Yabuki)