【駒場東大前】アイスクリームはマスト!真っ白なカフェ〈SUHO〉

【駒場東大前】アイスクリームはマスト!真っ白なカフェ〈SUHO〉
【駒場東大前】アイスクリームはマスト!真っ白なカフェ〈SUHO〉
FOOD 2024.07.10
駒場東大前のカフェ〈SUHO〉は白い空間が目印で、街の新しいランドマークになっています。心地よい時間とおいしさを追求したカフェを紹介します。
photo_Ryumon Kagioka text_Yumiko Ikeda

【駒場東大前】のカフェ〈SUHO〉はクールダウンに最適

【駒場東大前】のカフェ〈SUHO〉の外観
店先に配された真っ白なベンチは、建築家・長谷川逸子さんの作品。なかなか出回らない希少品を運よく入手したそう。座り心地のよさをぜひ店頭で確かめて。

淡島通り沿いの信号がある角地、白い外観がひときわ目をひくカフェが1軒。かつて九州のバス停で使用されていた、店先の肩肘三連ベンチ(実は有名建築家の作品!)も白、タイル張りの店内もピカピカの白。こぢんまりとした店構えながら、開放的でウェルカムな気安さに通行人が足をとめる。広尾にあるハンバーガー店〈Burger Mania〉などを手がける、守口駿介さんの最新店だ。自ら店に立ち、コーヒーを淹れ、シュークリームやチーズケーキも作る。

【駒場東大前】のカフェ〈SUHO〉の内観
白いタイルが印象的な店内。

「店名は、駒場という地名に由来し、絵本で知られている『スーホの白い馬』からつけたもの。昔から親しまれてきた物語のように、末長く愛される場にしたい」

20年以上飲食業界に携わり、人気店を誕生させてきた経験があるからこそ、この店で大切にしたいのが〝心地よさ〞。そのための提案が、店内での撮影をNGにすること。

「お客さん同士が気持ちよく過ごせる場にすると同時に、おいしいうちに食べてほしいという僕の思いもあります」。それに一役買っているのが、守口さんの9歳の息子・星くんが手書きしたという〝No Photography〞の文字と愛らしいイラストだ。

【駒場東大前】のカフェ〈SUHO〉のアイス
〈青果ミコト屋〉のアイスは常時5~6種。「月桂樹」「緑茶と餡子」などユニークなフレーバーも並ぶ。シングル600円~、ダブル1,150円~。

こちらのカフェでのマストオーダーは、〈青果ミコト屋〉のアイスクリーム。規格外の野菜、摘果した果物などを積極的に使い、乳化剤などを使わずに作るシンプルなおいしさに定評あり。少量生産のため、随時入れ替わるラインナップも、ここを訪れる楽しみのひとつとなっている。

カフェ〈SUHO〉3つのこだわり

最高の時間を演出するために心地よさとおいしさを追求。

1. 写真禁止

【駒場東大前】のカフェ〈SUHO〉のバッグ

撮影禁止を押し付けるのでなく、同じ空間にいる誰もがいい時間を過ごすための提案として、ほっこりするイラスト&文字で喚起。それを印刷したバッグも販売。

2. シュークリーム

【駒場東大前】のカフェ〈SUHO〉のシュークリーム

シュー生地を焼き、カスタードクリームを炊き、注文後に生地をリベイクしてクリームを絞る、オールハンドメイド。生地のカリッと食感がポイント。650円。

3. アイスクリーム

【駒場東大前】のカフェ〈SUHO〉のアイス

〈青果ミコト屋〉が手がける〈KIKI NATURAL ICECREAM〉のアイスを販売。店主とは、公私ともに数年来の付き合い。エコな活動に共感し応援もしているそう。

SUHO

住所:東京都目黒区駒場2-16-4
TEL:なし
営業時間:11:30~18:30
定休日:不定休( @suho_tokyoで確認を) 
席数:8席
2024年1月オープン。八百屋、花屋、コーヒーロースタリーなどのポップアップも、店先で不定期開催。詳細は店内やSNSで告知。

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