ノンアルのペアリングにも定評!
〈LA BONNE TABLE〉が厳選した今飲むべきワイン3種
ミシュラン三ツ星〈レフェルヴェソンス〉姉妹店のカジュアルガストロノミー〈LA BONNE TABLE〉。同店でマネージャー・シェフソムリエを務める戸澤祐耶さんにオススメのグラスワイン3種を提案してもらいました。
きれいで洗練されたナチュラル
「ぺアリングでフランスワインをお出しすることは、ほぼないんです。グランヴァンでは高級店に勝てないですし、ナチュラルワインを飲める店もたくさんあるので」(戸澤祐耶さん)
「日本だけでなく世界のトレンドを俯瞰し、約15カ国のワインから、ナチュラルかつクリーンで洗練されたものを紹介しています。お客様のワインの世界を、少しでも広げることができたらうれしいです」(戸澤祐耶さん)
セレクトしたのはこの3本!
〈LA BONNE TABLE〉マネージャー・シェフソムリエの戸澤祐耶さんセレクトのグラスワイン3種を紹介します。
※[口開け日]2023年11月1日~(なくなり次第終了)
1.ビノス・エン・タンデムのティエラフンディータ ブランコ 2021(白)
ビノス・エン・タンデムは、カナリア諸島のテネリフェ島のワイナリーです。スペイン領ですが北アフリカに近く、標高1000メートル、火山灰土壌で昼夜の寒暖差も大きく、個性的なワインが育まれる条件が揃っています。土着品種のリスタン・ブランコで造られる白ワインは、酸がパキッと立ってナチュラルで、とてもフードフレンドリーです。
2.シルバーハイツのシャルドネ レゼルヴ 2021(白)
シルバーハイツは中国北西部、モンゴルに近い寧夏という地区の、中国では珍しい家族経営ワイナリーです。ここ3年ほど飲んでいますが、年々クオリティが上がっている。オークのニュアンスと柑橘の果実感、グリーンな香りを持つシャルドネは、温暖化が進む前のしなやかなブルゴーニュに近い世界観を感じます。
3.ドクター・コンスタンティン・フランクのオールドヴァイン ピノノワール 2020(赤)
ドクター・コンスタンティン・フランクは、ニューヨーク州のワイン生産の礎を築いた生産者。造りは伝統的ですが、やはりニューヨークシティがあるので文化に対しても機敏で野暮ったさがない。SO2の添加もわずかで、柔らかく酸がのびていくピノ・ノワールは、やはり往年のブルゴーニュを彷彿とさせます。
LA BONNE TABLE(ラ・ボンヌ・ターブル)
住所:東京都中央区日本橋室町2-3-1 コレド室町2 1F
TEL:03-3277-6055
営業時間:11:30~15:00(13:30LO)、18:00~23:00(20:00LO)
定休日:月休
席数:36席
HP:https://labonnetable.jp/
ワインはもちろん、ノンアルコールペアリングにも定評がある。