パンをつまみに至福の時間
「パン飲み」ができるお店3選
ここ数年、「パン飲み」なる言葉が一般的に使われるようになるほど、パンとお酒の相性の良さは、皆が知るところとなった。今話題のパン飲みスポットを紹介します。
パーラー305
季節の野菜が彩るサラダ、チーズたっぷりのオーブン焼きなど、ワインがすすみそうな小皿メニューが揃う〈パーラー305〉。店主の久保ゆかりさんが一人で切り盛りするこちらでは、ほぼすべてのメニューを、パンにのせて提供するタルティーヌバージョンに仕立ててもらえる。
〈パーラー305〉ではメニュー内のお惣菜はほぼすべて、パンにのせてタルティーヌとして提供OK。パンは〈シニフィアン シニフィエ〉のカンパーニュを使用。タルティーヌごとにワインのペアリングを楽しみたい。
パーラー305
住所:東京都中央区日本橋富沢町2-1
TEL:03-6206-2879
営業時間:17:00~23:00(22:00LO)、日12:00~ 22:00( 21:00LO )
定休日:月水土祝休
席数:16席
Instagram:@parlour305
以前の店舗の外観を残した、レトロな看板が目印。グラスワインは赤白各3~4種、オレンジ2種など。厳選したナチュラルワインと、お酒によく合うつまみが揃う。1階はカウンターのみ、螺旋階段を上った2階にはテーブル席と小上がりも。
たむらパン
ホテルや有名ベーカリーで活躍し、〈シニフィアン シニフィエ〉から独立した実力派の田村裕二さんがパンを焼き、販売と料理を妻の真紀子さんが担当。夫婦二人三脚の店は、朝は焼きたてを求めて行列ができ、午後3時を回るとまさかのパン居酒屋に様変わりする。ストイックにパンを焼く裕二さんと、そのパンを主役に楽しくお酒が飲める場を、とカウンターを仕切る真紀子さん。しかもつまみは「パン飲みセット」のみという潔さ。
フードメニューは「パン飲みセット」一択ながら、この一皿でお酒が何杯飲めるのか! という充実ぶり。
たむらパン
住所:東京都江東区牡丹3-9-1 第一グリーンハイツ1F
TEL:03-6458-5022
営業時間:7:30頃~22:00( 21:00LO )※パンは売り切れ次第終了、パン飲みは15:00 ~(土日祝12:00 ~)
定休日:水木休
席数:4席(予約不可)
Instagram:@tamlapin_botan
パン飲みタイムのドリンクは、ワイン、ビールなどアルコールのみを提供。ワインは裕二さんの地元である北海道の造り手のものを厳選。2022年6月24日のオープン以来、互いの得意分野を生かした夫婦二人三脚で店を営む。
good sleep baker
クラフトビールとパンを二枚看板に夕方6時に開く珍しい一軒。「うちではパンに寄り添ってくれるような優しい味わいのビールを選んでいます。このパンにはどのビールが合うかとお客さんに聞かれることが多いですが、色々試しながら自分なりのペアリングを楽しんでほしいと思っているんです」と、店主の小林由美さん。
スパイスやハーブが効いた、ビールによく合う惣菜パンが揃う。店主の小林さんはビアパブで働いていたこともあり、自身も大好きなクラフトビールとパンをコンセプトに独立。
good sleep baker
住所:東京都世田谷区世田谷4-13-20 松陰PLAT 1F-D
TEL:050-7128-3201
営業時間:18:00~23:00、日15:00~20:00
定休日:水木休
席数:10席
HP、Instagram:@good_sleep_baker
国産クラフトビールを樽で仕入れ、「本日のビール」として3種類提供。樽が終わるたびに種類が入れ替わる。2024年、営業時間を朝に切り替え、クラフトビールとフォー&バインミーの店としてリニューアル予定。