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毎月テーマに合わせたスイーツを”推しコメ”と共に紹介！ぼる塾田辺さんの9月の推しスイーツ「体験型”炙りスイーツ”」編／ぼる塾・田辺智加のスイーツ”推しエントリー” FOOD 2023.09.30

いま最も注⽬と信頼を集めるスイーツラヴァーであり芸人の、ぼる塾・⽥辺智加さん。そんな田辺さんに、スイーツトレンドを発信してきた『Hanako』が、毎月様々なテーマに合わせたおすすめスイーツを送付！それを田辺さんがすべて実食して、推しコメント（略して「推しコメ」）と共に紹介していく本連載。9月2回目のテーマは「体験型”炙りスイーツ”」、今回のセレクターはスイーツライターの佐藤ひと美さんです。

INDEX

▽【推しコメ】見た目も味も食材も素晴らしい！／〈ユートピアアグリカルチャー〉のメルティマジック。
▽【推しコメ】蕎麦の香りが鼻に抜けて幸せ。／〈そば居酒屋るちん〉の炙り蕎麦のブリュレ RUTINA。
▽【推しコメ】芋とカスタードの一体感！／〈Creaimo〉のCreaimo壺芋ブリュレ。
▽田辺さん初めての著書が発売中！

【推しコメ】見た目も味も食材も素晴らしい！／〈ユートピアアグリカルチャー〉のメルティマジック。

佐藤ひと美　
北海道を代表する〈洋菓子きのとや〉をルーツにもつ「ユートピアアグリカルチャー」から、今年4月新たに誕生したのが、炙ってとろけて進化する《おやつの時間に魔法をかける》体験型チーズケーキブランド〈メルティマジック〉です。

その名の通り、最後のひと手間として自身でカラメルクラッシュを表面にかけて炙って仕上げることで、パリパリの層を作り出す新感覚なブリュレチーズケーキ。ベースは、2層のチーズムースと、2層のダマンドタルト層からなる4層のチーズケーキ。それぞれが絶妙なバランスで成り立っています。

また、“表現”・“味”・“体験”にフォーカスして《おやつの時間に魔法をかける》体験型チーズケーキブランド「メルティマジック」は、北海道から“できたて”を急速冷凍し、フレッシュな状態を保ったまま届きます。昨今、「冷凍=美味しくない」というイメージは、技術向上により実現した急速凍結の技術が活かされたことで、出来たて・フレッシュの美味しさをそのまま閉じ込めてお届けできる。つまり「冷凍=フレッシュで美味しい」と徐々に浸透してきたように感じます。「ユートピアアグリカルチャー」では、作り置きはせず、製造後できるだけすぐにお客さまの元へ発送できるような仕組みづくりを取り入れることで、食べたい時に溶かしてフレッシュな状態で食べるという〈メルティマジック〉最大の特徴が実現できている新体験チーズケーキです。

自分のお好みの食感に解凍時間を合わせるといった、温度変化で食べ方を選びながら、最後のひと手間はこ自身でカラメルが溶けるまでバーナーで炙って変化するブリュレチーズケーキを楽しんでいただきたいです。

田辺さん　
自分で炙るんですね！わ〜楽しいこれ、すごーい！よくシェフがやってくれるやつを自分でできるなんて！香ばしい香りが漂って、チーズもふわとろっと溶けてきて、香りと共に見た目も最高ですね。食べる前からもうおいしいです。

上のチーズの部分がとてもフレッシュで！適度にヨーグルトみたいな爽やかな酸味を感じます。５層になってるんですね？下の生地も香ばしさがすごいです。アーモンドなのかな。高さもあって見た目も華やかで、見た目も味もエンターテイメントみたいなスイーツです。

しかもこれ冷凍で届いて、すぐ解凍しちゃって全解凍で食べちゃったんですけど、半解凍も良さそうですね。これ、ぼる塾で誕生日会を毎回やってるんですけど、ケーキが毎回迷うんですよ。どうしても私が詳しいから選ぶんですけど、何がいいかわからなくて、毎回同じものにしがちになってしまうんですけど、次の誕生日会の時にこれを出したいくらいですね。今までと違ったケーキで。見た目だけじゃなく、さっぱりとした後味。５層にもなっているのに味も引き締まっていて、バランスがとても素晴らしくおいしいです。

放牧や養鶏もされているとか、素材からのこだわりがすごいですね！フレッシュなのいいですよね。口に入れるものですから素材にこだわっているのも嬉しいですし。あの『アメリ』の、ブリュレをちゃんちゃん！って割るのに憧れがあるんですけど、家で『アメリ』ごっこできるなんて最高ですよね。自分で炙るからならではの楽しさもあるし。味もおいしいのが本当に最高。チーズの温度でも全然違うんだろうなと思います。冷凍のままとか、解凍して香りを楽しむのもいい。チーズのフレッシュ感がいいですね。チーズケーキの流行として濃厚になりつつあるんですけど、これがすごく嬉しいです。

ワインに合いそうですね！今日はバラ茶を選んでみたんですけど、これも合います！チーズとすごく合うんです。毎回この試食の時お茶も楽しみにしていて、すごくいいチョイスでした。

〈ユートピアアグリカルチャー〉
お取り寄せ：◯（WEB）
価格：5個入り3,280円（バーナーは別途販売）
店舗情報：オンラインショップ

【推しコメ】蕎麦の香りが鼻に抜けて幸せ。／〈そば居酒屋るちん〉の炙り蕎麦のブリュレ RUTINA。

佐藤ひと美　
大阪・心斎橋にあるそば創作料理が楽しめる〈そば居酒屋るちん〉では、北海道の音威子府より取り寄せたそば粉と、つなぎにとろろを加えた二八そばを使った日本そばをメインとしたこだわりの料理を提供しています。また、食後のスイーツとして”そば茶のミルクプリン×レアチーズケーキ”の組み合わせを楽しむことができる「るちんプリン」が大人気。

そんな「るちんプリン」を、『多くの方に楽しんでほしい。全国へ届けたい。』と、アレンジを加え、そば粉ベースの生地にクリームチーズなどを4層にした濃厚プリンの”最後のひと手間は食べる直前に炙る”「炙り蕎麦のブリュレ RUTINA(ルティーナ)」を産み出しました。

そば茶パウダーをあしらったカスタードクリームの下には、メインのそば茶のブランマンジェの層と、チーズケーキ。1番下には、砕いたグルテンフリーの蕎麦クッキーが敷き詰められています。食べる直前に、付属の砂糖をかけてバーナーで炙って食べる「炙り蕎麦のブリュレ」。

香ばしくパリッパリッっとキャラメリゼした表面を割って、スプーンを下に潜らせると、とろっとなめらかなブランマンジェとチーズケーキが顔を出します。口に入れた瞬間に、上品なそばの香りが立ち、濃厚でクリーミーなチーズケーキがふわっと広がる。時折、こだわりそば粉を使った蕎麦クッキーの香ばしさとカリッザクッとした食感も加わり、最後のひと口まで食感と香り共に楽しむことができる新感覚なハイブリッドスイーツです。

田辺さん　
最近蕎麦がすごい好きになりまして、前はうどん派だったんですよ。最近ようやく気づいたんですね、蕎麦のおいしさに。そんな中でそばのスイーツというのは、今本当に求めているもので。蕎麦湯飲むために最近蕎麦粉を買ったんですよ。そばは打てないけど、ガレットとかにはできるかなと。そばのスイーツって、あんまり知らなかったのでうれしいですね。最近はグルテンフリーも気になっていて、うれしいです。

蕎麦の香り高い風味が口に広がってとてもおいしいですね。ブリュレすることでそばの香りに香ばしさが加わって、鼻に抜ける香りがとてもいいです。下に引いている蕎麦クッキーの食感もしっとりしていいですしさらに蕎麦の風味が増します。

天然甘味料のラカントを使っているとか。しっかり甘いのに、低糖質なのは罪悪感がなくていいですね！

〈そば居酒屋るちん〉
お取り寄せ：◯（WEB）
価格：3個入り2,400円
店舗情報：オンラインショップ
TEL：06-6581-5252

【推しコメ】芋とカスタードの一体感！／〈Creaimo〉のCreaimo壺芋ブリュレ。

<佐藤ひと美　
『まちの誇りを伝えながら、商店街を再興する』ために活動をしている岐阜県美濃加茂市の商店街から誕生したお芋スイーツブランド「Creaimo(クリーモ)」。口に含んだ瞬間とろけるお芋スイーツ「壺芋ブリュレ」には、時期によって厳選した紅はるかや、シルクスイートを壺焼きにして使用しています。

蜜がしたたるほど柔らかいとろとろ食感の壺焼き芋に、たっぷりのカスタードクリームをぎゅっと詰め込んで、ブリュレした魅惑のお芋スイーツです。冷凍された状態で届くのですが、仕上げのブリュレを、最後に自分で行えるドキドキ体験溢れるキットになっています。

クリームが詰まったお芋を解凍したら、付属のシュガーをかけてバーナーでジュワッとブリュレ。パリパリのキャラメリゼと、とろけるカスタード、壺焼き芋、贅沢な3つの食感のマリアージュを、出来立てほやほやで楽しむことができます。さつまいも本来の甘さを感じる、優しい味わいもポイントです。

老若男女、誰もが親しんだことのある”焼き芋”という食べ物を通じて、「新しくも変わらない、和やかな喜び」を岐阜美濃加茂から全国へ向け発信されているので、ぜひ古き良き日本の伝統食を再構築した「壺芋ブリュレ」を楽しんでみてください。

田辺さん　
これ、このまんまでもすごくおいしそうですよ。コップに挿してみると炙りやすいですね。

ただでさえ芋の甘み、そのものの味が優勝なのに、カスタードが入って、上を炙って、と、どうなんだろう？と思ったんですど、合わさることでよりすごいですね。壺焼きだけで甘みがすごいのに、カスタードが邪魔にならないんですよね。まるで芋と一緒に生まれてきたんじゃないかという一体感。元から入ってた顔して佇んでますよね。芋をすくってるのかカスタードなのかわからないくらいです。まずは芋の味を感じつつ、舌触りはカスタードを感じて、ブリュレすることによって、壺焼きの香ばしさも感じられて。

これ、すぐ“芋友達”に教えます。芋とカスタードがこんなに合うなんて！バターは合うと思ってたんですけど。芋本来がそもそもおいしすぎちゃいますね。皮ごと食べられます。芋の香りって今まであんまり感じたことがなくて、キャラメリゼしたことによって、香ばしさが感じられて最高です。

街のために若い人たちが頑張ってるところもいいですよね。近頃の若いもんは、っていうのって本当にないなって思います。最近の若い人って、本当に街のためとか社会についてすごく考えて行動していて、私たちもそれを受け取って町おこしに参加したいなと思いました。どうしても若い人たち＝映えみたいな固定概念があったんですけど、これは素材のおいしさ＋アルファでエンターテイメント性があるのが素晴らしい。

皮を炙ってみたら、これもまたすごくおいしかったです！一本丸々食べられちゃって怖い！