技と人情に満ちた店ばかり! 京都に行ったら【中華料理】がハズせない!今注目の中華&餃子専門店4選
京都に行ったら食べて欲しいのが「モダン中華」。アレンジの効いた新しい美味しさはもちろん、あえてシンプルな味わいにこだわる名店も。ハズせないの4選をご紹介します。
1.路地に潜む鬼才シェフ〈じじばば第三酒場〉/烏丸七条
烏丸七条の人気酒場〈じじばば〉3 号店は、お酒の進む中華がウリ。ソース別添えの新スタイル海老マヨや、カニ玉ならぬモツ玉など、創味あふれる品々に心撃ち抜かれる。
「四川麻婆豆腐」1,400円は、四川の朝天唐辛子と2 種の豆板醤が時間差で辛さと香りを届け、いろんな意味で悶絶必至。かちわりロゼワインや、意外と日本酒にもよく合う。
2.カフェやバールのような空間でハイレベルな料理を〈マンボ飯店〉/西院
旬の味を盛り込んだ野菜たっぷりの逸品を味わえるこちらのお店。中華では珍しくメニューはほぼ日替わりで、ベースに昆布や野菜、鶏ガラのダシを使う軽やかな味わいが魅力。
春メニューの「ホタルイカとセリの上海炒麺」1,300円(夜のみ)は、イカワタがオイスターソースや醤油の風味と相まって食欲を奮起させる。野菜の食感も抜群。
3.故郷の味をそのまま提供〈餃子王〉/岡崎
瀋陽出身の王さん夫妻が故郷で食べていた餃子を中心に現地の味を提供するのが、こちらの〈餃子王〉。「ラム肉パクチー水餃子」600円( 7個、税込)は肉の塊を包丁で叩いて使うため、口中で肉汁がじゅわ~っとあふれ出る。
野趣のあるラムにクセのあるパクチーがジャストマッチ。とぅるっとした手打ちの皮もお見事。粗挽き肉の水餃子、酸菜の水餃子など10種前後がそろう。
4.シンプルにして完璧。これぞ王道!〈ミスター・ギョーザ〉/九条
「餃子」270円( 6 個)を名物に掲げて46年の〈ミスター・ギョーザ〉。具は甘い中葉だけを使うキャベツと生姜、青森産ニンニク、豚ミンチと簡潔ながら配合が絶妙で、薄めの皮はパリッと小気味いい食感。
「女性でも4、5 皿ぺろりと食べはるよ」とご主人。まずはそのままで素材の味を楽しみ、後に自家製ラー油や味噌ダレで変化をつけて。お供にはきゅうりの丸漬けをぜひ。
(Hanako1131号掲載:photo:Koichi Higashiya text:Awa☆Moriko)