美食の街・京都、名店は路地裏にあり? リノベコーヒースタンドにフォトジェニックなラーメン。【京都】でひっそり佇むおいしい2軒
FOOD 2018.03.18
おいしいお店がひしめく京都。名店は路地裏にもあり!?リノベ空間のコーヒースタンドにフォトジェニックなラーメン…京都の細い路地の先で見つけたおいしいお店2軒をご紹介します。
1.〈珈琲 二条小屋〉/祇園巽橋
車場の奥にぽつんと立つ、小さな瓦屋根の店は、築70年の民家を店主の西来 昭洋さんみずからリノベーション。
ヴィンテージ感あふれる空間では、お客さんがカウンターのどこに立っても、目の前で丹念にハンドドリップしてくれるスタイルが心地いい。神戸〈萩原珈琲〉の豆でいれる一杯は、炭火焙煎ならではのまろやかでクリアな味わい。
センスのいいフードやおやつとともに、ゆったりと時間を過ごせる。
2.〈祇園麺処 むらじ〉/二条城
京情緒満点の祇園白川界隈から、小さな巽橋(たつみばし)を南へ。
石畳の小道「切通し」沿いに、白い暖簾(のれん)が揺れる。
和食店のようなたたずまいながら、女性店主が手がけるのは意外にもラーメン。ポタージュのようにとろりと濃厚な鶏白湯スープと、コシのある特注のストレート麺がベース。
たっぷりのレモンスライスで爽やかな酸味を添えた一品や、京都特産の食材とコラボした季節限定メニューなど、いつ行っても楽しい驚きが待っている。
自分で仕上げるのが楽しい、「目の前で混ぜる 鉄板チャーハン」500円などサイドメニューも。
(Hanako1141号掲載/photo : Koichi Higashiya, Noriko Yoshimura text : Aya Honjo)