ダシたっぷり海老尽くしカレー×ロゼ。 東京のおいしいものを食べ尽くしたベテランフードライターが選ぶ。お酒とともに食べたい逸品4選!

FOOD 2019.12.18

東京のおいしいものを食べ尽くしたベテランフードライター・渡辺“P”紀子さんに、いま食べたい一皿をうかがいました。今回は、お酒とともに食べたい、Pさんを虜にした逸品をご紹介します。

1.〈La Maison du 一升 Vin〉ワインは一升瓶から!浅草食通街の万能飲み屋/浅草

La Maison du 一升 Vin 浅草

日本ワインを見つめ続けて15年のオーナー・岩倉久恵さんが提案するのは、東京では珍しい一升瓶のワイン 500円。

La Maison du 一升 Vin 浅草

静岡・浜松の「トリイソース」をブレンドした、オリジナルソースがたっぷりの大阪名物「とん平焼き」300円もお酒のつまみに楽しみたい。「万人好みでもあるし、女子好みでもある。ワインのみならず、ドリンク類も充実」

〈La Maison du 一升 Vin〉
モダンな空間と、天井まで吹き抜けの開放的な店内は、ついつい長居してしまいそう。■東京都台東区浅草1-9-5
■03-6231-6103
■15:00~23:00 無休 
■40席/禁煙

2.〈時喰み〉ゆっくりお酒を楽しんだら、〆は時喰みオリジナルカレーで/東銀座

時喰み 東銀座
時喰み 東銀座

イセエビやボタンエビのだしをふんだんに生かしたカレーは、山形の「つや姫」と贅沢にいただく。「炊きたて白米 時喰みカレー(海老出汁)」2,000円、特大海老フライ+1,300円。「ワインはソムリエールにおまかせ。エビの旨味に寄り添ってくれるのは、コートドプロヴァンスロゼ 1,100円(各税込)だそう」

〈時喰み〉
明け方まで営業。
■東京都中央区銀座3-11-6 鈴木ビル2F
■03-6264-2809
■17:30~3:00(2:00LO)、土17:00~24:00( 23:00LO ) 日祝休 
■10席/禁煙

3.〈洋食・ワイン フリッツ〉揚げ物天国の洋食店。ついつい頼み過ぎてしまう/春日

洋食・ワイン フリッツ 春日
洋食・ワイン フリッツ 春日

粗い生パン粉をまぶしてじっくり仕立てた揚げものは、頼みすぎるのも納得なサクッとした軽さ。なかでも香ばしい色が食欲をそそる「アワビコロッケ」1,800円(税込)は、殻ごと揚げるユニークな品だ。ゴマが香る衣の中にはカニクリームソースとアワビがごろり。ドライな白がよく合う。「グラタンもドリアも忘れられないおいしさ」

〈洋食・ワイン フリッツ〉
各国のナチュラルワインがそろう。
■東京都文京区小石川2-25-16 LILIO小石川2F
■03-3830-0235
■11:30~14:00LO、18:00~20:30LO 月、第1・3日休 
■16席/禁煙

4.〈BOLT〉抜け感のある店内と、和×フレンチの創作料理に舌鼓/牛込神楽坂

BOLT 牛込神楽坂
BOLT 牛込神楽坂

フレッシュチーズと香草を混ぜ、フレッシュハーブを加えたフロマージュブランをパンに塗り、ゲヴェルツトラミネール漬けの新いくらをどっさりのせた「いくらのゲヴェルツマリネ、セルベルドカニュ、ビーバーブレッド」1,800円。「〆を選んでからほかのラインナップを決めますが、全部が魅力的でなかなか決められません」

〈BOLT〉
料理に使われるお皿のほとんどが辻村塊の作というこだわりも。
■東京都新宿区箪笥町27 神楽坂佐藤ビル1F
■03-5579-8740
■17:00~24:00 月、第2・4火休 
■9席/禁煙

(Hanako1179号掲載/photo : Chihiro Oshima, Hiromi Kurokawa, Natsumi Kakuto, Mariko Tosa, Tomo Ishiwatari text : Ami Hanashima, Wako Kanashiro)

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