餡ぎっしり。売り切れ必至のどら焼きも。 手土産の宝庫【日本橋】。おさえておきたい名物あんこ手土産5選

FOOD 2019.11.29

老舗の名店ひしめく日本橋は、手土産の宝庫。今回は、連日売り切れのどら焼きをはじめ、喜ばれること間違いなしの、老舗和菓子店で買える名物あんこ手土産5選をご紹介します。

INDEX

1.〈日本橋うさぎや 中央通り店〉の「どらやき」

日本橋うさぎや 中央通り店
添加物不使用のため、通信販売はしていない。わざわざ足を運んででも食べる価値あり!
添加物不使用のため、通信販売はしていない。わざわざ足を運んででも食べる価値あり!

「どらやき」210円を看板商品とする和菓子店で、連日売り切れとなる人気ぶり。しっとりもちもちとした焼き目の美しい皮に、十勝産の小豆餡がぎっしり。食べ応え十分なこの一品は、自分のおやつにも、ちょっとした手土産にも喜ばれる。皮がパリッと香ばしい、もなか「通り小町」110円(各税込)もオススメ。こしあんかつぶあんかは、お好みで。 

〈日本橋うさぎや 中央通り店〉
■東京都中央区日本橋1-3-8 ディアマントビル 1F
■03-3271-9880
■9:30~18:00 日祝休

(Hanako特別編集『East Area of Tokyo Station Magazine』掲載/photo : Asami Endo, Ayumu Gombi, Eiichiro Abe, Hiroshi Mashimo, Kanako Furune, Katsuhiko Hirahara, Kazumasa Kitajima, Kazuya Okada, Kengo Motoie, Kentaro Abe, Tomomi Kobayashi, Yu Tsutano text : KWC)

2.〈ときわ木〉の「黒まんじゅう」

日本橋うさぎや 中央通り店

重箱から好きなお菓子を選ぶという販売スタイルが特長的。箱の中身は季節で変わり、柏餅や花をかたどった和菓子など、変化を楽しみに訪れるファンも多い。年3回、予約販売(注文数に応じて追加の予約日あり)される「若紫」2,750円は、小豆の上品な甘さが人気の一品。

日本橋うさぎや 中央通り店

通年商品の「黒まんじゅう」280円(各税込)は、黒糖を使ったあんこが風味豊か。

〈ときわ木〉
■東京都中央区日本橋1-15-4
■03-3271-9180
■9:30~17:30 土日祝休 

(Hanako特別編集『East Area of Tokyo Station Magazine』掲載/photo : Asami Endo, Ayumu Gombi, Eiichiro Abe, Hiroshi Mashimo, Kanako Furune, Katsuhiko Hirahara, Kazumasa Kitajima, Kazuya Okada, Kengo Motoie, Kentaro Abe, Tomomi Kobayashi, Yu Tsutano text : KWC)

3..〈榮太樓總本鋪 日本橋三越店〉の金鍔/三越前

日本橋うさぎや 中央通り店

約160年前、細田安兵衛三世が日本橋のたもとで屋台売りしていた金鍔(きんつば)。餡を小麦粉生地で薄く包む技は当時のまま。銅板で焼く実演販売はここだけ。「名代金鍔」230円と季節替わりの2種類。

〈榮太樓總本鋪 日本橋三越店〉
■東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店本館B1
■03-3241-3311(大代表)
■10:30~19:30 施設に準じる

(Hanako1142号掲載/photo:Michi Murakami text:Emi Suzuki)

3.〈日本橋 長門〉の半生菓子/日本橋駅

特小3,000円(税込)
特小3,000円(税込)

創業300余年、徳川家にも献上した老舗。千代紙を張った木箱の中には、四季の草花をモチーフにした和三盆や柚子餡、白餡などの華やかな「半生菓子」が鎮座する。種類は季節に合わせて、少しずつ変わっていくので、開けるたびに楽しみが! 

〈日本橋 長門〉
■東京都中央区日本橋3-1-3
■03-3271-8966
■10:00~18:00 日祝休

(Hanako1142号掲載/photo:Michi Murakami text:Emi Suzuki)

5.〈清寿軒〉の「大判どら焼き」

「大判どら焼き」1個220円
「大判どら焼き」1個220円

「おいしいどら焼きが多い東京でも、ここは別格」(バイヤー・畑主税さん)。文久元(1861)年の創業以来のどら焼きは、今も手作業で作られる。蜂蜜を使って銅板で焼き上げる皮は、濃い焼き色でしっとりした味わい。とろ火でじっくり炊き上げた餡は粒感も感じられ、小豆の風味が豊かに広がる。ほかに皮一枚で餡を包んだ小判 180円も人気。

〈清寿軒〉
江戸時代の大福帳をあしらった箱も縁起がよく、おみやげに喜ばれる。
■東京都中央区日本橋堀留町1-4-16 ピーコス日本橋ビル1F
■03-3661-0940
■9:00~どら焼きが売り切れ次第終了 土日祝休

畑主税/髙島屋全店の和菓子を担当する敏腕バイヤー。1,000店以上の和菓子屋を訪ねたブログが注目の的。新宿店勤務時代に手がけた洋菓子にも詳しい。

(Hanako1122号掲載/photo:Yuko Moriyama text:Mutsumi Hidaka illustration:Yurikov Kawahiro)

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