東京は夜が美しい。 高層階でデートしよう。【丸の内・銀座】夜景を眺める“特別な日”レストラン4軒
寒さがだんだん増してきたこの頃。日が沈むのも早くなり、空気が澄んでくるこの時期の夜景は魅力的なこと間違いなし。特別な日は、美しい東京の夜景を一望しながらのデートをしませんか?今回はそれぞれ見える景色が違った高層階のレストランをご紹介します。
36階:東京一の夜景をここで。〈BREEZE OF TOKYO〉/丸の内
東京一の夜景を望む洗練された空間。
旬の食材を厳選し、グリルを中心としたフランス料理を、ワインやクラフトビール、カクテルとともに。
〈BREEZE OF TOKYO〉
■丸ビル36F
■03-5220-5551
■11:00~14:30LO、ディナーコース18:00~23:00LO(土日祝17:00~21:00LO)、バー18:00~23:00LO(土日祝17:00~22:30LO) 無休
■68席/禁煙
(Hanako1177号掲載/photo : MEGUMI (P.90, 92, 94), Chihiro Oshima (P.96~97, 100) illustration : Mariko Fukuoka text : Kahoko Nishimura, Ami Hanashima, Yuya Uemura)
11階:東京タワーが一望できる、最高にロマンチックな空間でドキドキ。〈銀座かしわ〉/東銀座
店内に入ると、眼下に広がる夜景に思わず歓声が上がる。ちょっと先には東京タワーもくっきり。銀座ではなかなかレアな夜景ビューでいただくのは、比内地鶏の焼き鳥。
紀州備長炭で焼き上げることでほのかな燻香をまとった比内地鶏は、旨味が非常に濃く脂には甘味があり、適度な弾力も楽しめる逸品。冷えた泡や白ワインがおいしさをさらに引き立てる。
つくねと一緒に出てくるのは、市場にはめったに出回らないという比内地鶏の卵黄。これにほんのひと口分のご飯を入れた卵かけご飯がまたたまらない。季節野菜のテリーヌや野菜焼きなどにも、産地にこだわった旬の食材を使用。最初から最後まで、しっかりと堪能できるコースになっている。
(Hanako1165号掲載/photo:Satoshi Nagare text:Riko Saito)
7階:銀座の夜景を麗しいパフェと共に…〈BISTRO MARX〉/銀座
パリで二ツ星を獲得しているティエリー・マルクス氏監修の料理と、オリジナルのパン。ユニークなコンセプトに加え、特筆すべきはそのロケーション。
銀座のランドマークである〈和光〉のはす向かいに位置し、7 階から交差点を見下ろすプレミアムなビューはこの店のスペシャリテのひとつだ。
名物のブリオッシュは外せない。こちらは低温調理した黒毛和牛の燻製ロースト。フォンドボーソースが引き立て役に。ランチコースは3種類あって3,800円から。
バニラアイスの下にクルミのクランブルとピスタシオが。ミルクのフォームはスミレの花から抽出したオイルで香りづけ。ティータイムにはスイーツとドリンクのセット(1,500円~)がいただける。
季節感を味わうならパフェを。今いただけるのは土佐ぶんたんの酸味が爽やかな逸品。下層部にはバニラのババロアが。
マルクス氏の横顔をあしらったボックスにブリオッシュが。お料理を満喫した後に、プチハレ気分を持ち帰れるなんて素敵。
(Hanako1130号掲載/photo : Kenya Abe, Akiko Mizuno(Brioche) text : Hiroko Yabuki)
6F:窓の外に広がるパノラマの東京駅の景色はまさに圧巻!〈サイアム ヘリテイジ 東京〉/東京
伝統的なきめ細かな装飾品が飾られた店内へ入ると、タイを旅行しているような感覚になりつつも、窓の外に広がるパノラマの東京駅の景色はまさに圧巻!
タイと日本の2カ国をミックスした独特の雰囲気も大人の女子会のエッセンスになる。四季に合わせて日本の食材も取り入れたタイ料理は、ここでしか出会えないテイストで人気を呼んでいる。
(Hanako1165号掲載/ photo:Kanako Nakamura, Michi Murakami, Yoko Tajiri, Yumi Furuya text:Chie Baba, Seiko Kigawa, Yasushi Kaneyama)