雨の日も暑い日も、知っていると安心。 すぐにメモ!徒歩10分圏内の駅近カフェ11選。【上野・新宿・銀座エリア】
もっとおしゃべりしたいからカフェへ行こう!なんて時に、雨…暑い…寒い…という理由から解散してしまうこと、ありませんか?駅から徒歩10分圏内のカフェを抑えておけば、あなたのおしゃべりタイムがもっと充実すること間違いなし!上野・新宿・銀座エリアのとっておきカフェを紹介します。
【上野エリア】〈みはし 上野本店〉/上野
観光客でにぎわう上野公園の近くに本店を構える〈みはし〉。今年で創業70周年を迎えるこの店のクリームあんみつやフルーツあんみつは、ソフトクリームを使用しているのが特徴。あんことの相性を考えたというソフトクリームは、まろやかな口当たりとさっぱりとした後味が魅力で、ぜんざいやくず餅とも合うのだそう。
季節ごとに旬のフルーツを取り入れたフルーツあんみつ790円。大ぶりなフルーツやホクホクした食感の赤えんどう豆、自家製の求肥などがたっぷりと入っていて食べごたえ十分。なめらかなこしあんを使うのが〈みはし〉流。テイクアウト販売しているメニューは東京土産としても大人気。夏季はかき氷も登場するので、暑い日の上野観光の休憩にもぴったり
(Hanako1162号掲載/photo : Kanako Nakamura text : Momoka Oba)。
【上野エリア】キラキラ輝く喫茶店から、賑やかな街並みを見下ろして〈コーヒーショップ ギャラン〉/上野
ディープな街では、お茶もディープな場所で。外装から煌びやかな〈ギャラン〉は、アメ横のすぐそばにあり、駅からもアクセスが良し。1979年開店の、上野を象徴するような喫茶店。
お店は二階にあり、窓際の席からは上野の賑やかな通りを眺めることができます。
メニューもどこかレトロで、可愛らしいものばかり。フルーツパフェ1000円は、煌びやかな店内に負けず劣らずの造形美です。ご飯メニューも充実!
もっと詳しいレポはHanakoスイーツ担当編集Tの連載「渋カフェ」をチェック!
【上野エリア】絶妙な食感と味わいは作りたてならでは。〈廚 otona くろぎ〉/御徒町
予約が取れないことで有名な日本料理店〈くろぎ〉のオーナーシェフ、黒木純さんが4店舗目の系列店でパフェという新境地に挑む。
「素材のおいしさはもちろん、もっともおいしいいタイミングでいただく“作りたての味わい”や、和スイーツらしい季節感を感じてほしい」と黒木さん。濃厚な黒蜜きなこソフトや塩はと麦や自家製わらび餅などの食感が楽しい「黒蜜きなこパフェ」1,700円
中には、あん&バターと抹茶あん&クリームチーズが。「くろぎサンド」1,100円(各税込)
(Hanako1146号掲載:photo:Kenya Abe text&edit:Eri Tomoi)
【上野エリア】どらやきの名店で新感覚の和のスイーツを。〈うさぎやCAFE〉/上野広小路
「東京三大どらやき」と名高いどらやきの名店、〈うさぎや〉が手がける和カフェをご存じですか?「〈うさぎや〉の餡のおいしさをもっと知ってほしい、作りたてを味わってほしい」との想いで誕生した〈うさぎや〉では、新感覚の和スイーツがいただけます。
中でも、開店から10分以内に来店した人のみ注文できる「うさパンケーキ」は必食!ほんのり甘い焼きたてのパンケーキに、発酵バターと餡を挟めば手作りどらやきに。甘味と塩味の絶妙なバランスはたまりません。
「うさ志る古」650円。最中の皮と一緒にいただく、温かいおしるこ。
〈うさぎやCAFE〉
■東京都台東区上野1-17-5
■03-6240-1561
■9:00~18:00 水休
■23席/禁煙
(Hanako1168号掲載/text:Reika Yasuhara,photo:Natsumi Kakuto)
【新宿エリア】素朴でどこか懐かしい、台湾の具だくさんかき氷。〈台湾甜商店 新宿店〉
芋圓(お芋の団子)や仙草ゼリー、豆花など台湾の伝統スイーツで人気の〈台湾甜商店〉では、夏季限定で昔ながらのかき氷が登場。
「黒糖八寶冰」は、黒糖シロップをかけた氷にサツマ芋やタロ芋の甘煮、あずき、仙草ゼリーなど台湾でおなじみの素材をのせた欲張りなかき氷。開店前に仕込むできたてのタピオカは、氷が溶けないよう別の小鉢に。タピオカの温かさとともに、ほっと和む味わい。販売期間は2019年8月末まで。ほかにあずきとタロ芋の「紅豆芋頭冰」も。
(Hanako特別編集『Hanako sweets いつだってかき氷。』掲載/photo : Hiromi Kurosawa text&edit : Yoko Fujimori)
【新宿エリア】コーヒー好きが唸る、本格ブラックゼリー〈名曲・珈琲 新宿 らんぶる〉
クラシックが流れる名曲喫茶として今も多くのファンに愛される老舗。店内では昭和25年の創業当時から愛用される椅子やテーブルも現役。
人気の「コーヒーゼリー」700円は、店で提供する深煎りアイスコーヒーをゼラチンで固め、その上にバニラアイスとコーヒーフレッシュをのせたもの。コーヒーのほろ苦さにアイスの甘さが広がる一品はブラック党も虜にする本格派!
(Hanako1150号掲載/photo : Kanako Nakamura text : Kimiko Yamada)
【新宿エリア】独特の抽出方法で淹れるコーヒーとケーキは相性抜群〈Coffee 凡〉
新宿東口駅前に店を構えて30年以上。自家焙煎の芳潤な香りに包まれる店内は、1,500客を超えるアンティーク食器のコレクションが目を引く。
細かく挽いた豆とよく冷やした水を合わせて、空気に触れずに冷蔵庫で保管後、ネルフィルターで一気に漉して仕上げる。炒りたてのブラジル、コロンビア、モカの豆をブレンドし、熱を加えずに丸一日かけて作るアイスコーヒーは、豊かな風味とクリアな味わいに衝撃。
(Hanako1150号掲載/photo : Michi Murakami text : Emi Suzuki)
【銀座エリア】窓際のカウンター席で4丁目交差点を独り占め !〈ル・カフェドトール銀座店〉
まさに銀座の中心。1階にはテラス席も。〈ドトール〉のスペシャル版で、ロケーションは4丁目の交差点の目の前。お茶をするなら迷わず2階のカウンター席へ。
〈銀座三越〉を正面に、行き交う人々を見下ろす絶景ビューを大きな窓から堪能できる。
ミルクレープ490円はここだけの特別バージョン。ブレンド450円(全て税込)。モーニングセット(530円〜)は毎日11:00まで。静かな朝の銀座の風景も格別だし、買い物の合間の休憩にも便利。
(Hanako1165号掲載/photo:Tomo Ishiwatari text:Hiroko Yabuki)
【銀座エリア】コンセプトはオーストラリアのカフェ。銀座のくつろぎカフェ〈METoA Cafe & Kitchen〉
東急プラザ銀座の一角にある三菱電機イベントスクエア〈METoA Ginza(メトアギンザ)〉。その1階は、大きなガラス窓や高い天井、広々としたスペースが気持ちいいカフェ〈METoA Cafe & Kitchen〉になっている。明るくナチュラルな雰囲気の、くつろぎの空間。
こちらのコンセプトはオーストラリアのカフェ。日本ではまだあまり知られていないが、シドニーやメルボルンなどオーストラリアの都市ではカフェ文化が非常に発達していて、個性的でレベルの高いカフェが数多くあるのだそう。
メレンゲを入れて焼くパンケーキはふわっふわな食感が最高。ストロベリー、ブルーベリー、フランボワーズで作る自家製ベリーソースやドライローズ、オーストラリア産バニラアイスクリームとの相性も抜群。
薄いピザ生地だけを先に焼き、具材はその上にトッピング。オーストラリアのカフェで大人気の野菜たっぷりなヘルシーピザ。サーモン、チーズ、卵とタンパク質も豊富。ランチタイムはサラダとスープ付きで1,580円。
「当たり前においしいコーヒーがあり、料理はヘルシーでバランスがよく、盛りつけも華やかできれいなのがオーストラリアのカフェの特徴です。いい食事をとることは、生活そのものの豊かさにつながる、という考えが根付いているんです。ここでは、そんな新しい食のスタイルを提案しています」と話すのは、オーストラリアのカフェで研鑽を積んだシェフの沼田直哉さん。
お手頃価格なワインやおつまみも揃っているので、TPOに合わせていろいろな使い方ができるのも魅力。銀座では希有な癒しの空間で、ゆったりとした時を過ごしたい。
(Hanako1165号/photo : Satoshi Chiba text : Riko Saito)
【有楽町エリア】レトロクラシックな店内が落ち着く。〈純喫茶ローヤル〉
落ち着いた色合いのベルベットの椅子と太い仕切りのロープ、天井のあちこちに飾られた照明や鏡がレトロな雰囲気を醸し出し、ここの特徴ともいえる今年71才のウェイター、今井さんがさっとオーダーを受けに来てくれる。この店はまるで時間の流れがほかと違うようで、リアルな昭和の雰囲気そのものだ。モクモクとタバコをふかしながら新聞を大きく広げるサラリーマンの姿も所々に見えて、それがまた昭和感を醸し出す。
厚めのトーストにはジャム&マーガリンがつ いた、これぞ王道のモーニングセット (コーヒーまたは紅茶付き)。サクサクの焼け具合の分厚いトーストにゆで卵、ドレッシングがかかったサラダが添えられたちょうどいいモーニングは、押し付けがま東しくなく付かず離れずの距離感を保ってくれるウェイターさんと同じぐらい程よい感じが心地いい。
(Hanako1153号P148掲載/photo : Shinji Serizawa (P.148), Megumi Uchiyama (149 P.149) text : Masako Serizawa)
電源完備のカウンター席で、写真映えスイーツをお供に。〈THE MONOCLE CAFE〉
PC利用なら地下鉄の通路に面したカウンター席へ。テーブルの奥行きが広めで、椅子の座り心地も良好。仕事がはかどる環境が整っている。ロンドン発の雑誌『モノクル』のプロデュースで、バックナンバーが読めるのもいい息抜きに。
モノクルカステラ250円、カフェラテ530円。コーヒーや紅茶は+280円でセットに。カツサンド(900円、各税込)など軽食も。
(Hanako1165号掲載/photo:Tomo Ishiwatari text:Hiroko Yabuki)