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【大阪・関西万博】絶対に見ておきたい国内外のパビリオン

【大阪・関西万博】絶対に見ておきたい国内外のパビリオン
EXPO 2025
【大阪・関西万博】絶対に見ておきたい国内外のパビリオン
TRAVEL 2025.04.09
愛知の『愛・地球博』以来、日本では20年ぶりの開催となる国際博覧会『大阪・関西万博』がいよいよ開幕。約160の国・地域・国際機関と、企業や団体が世界中から集まる大規模なお祭で、しかも、地球規模の課題解決に向けて最先端の技術やアイデア、知恵を持ち寄ることが期待されるという、ほかに比べるものがない未来の扉を開く試みだ。ここではシグネチャーパビリオンと国内外のパビリオンをご紹介。

photo_Kiyoshi Nishioka text_Atsushi Takeuchi

大屋根リング

大阪万博の大屋根リング

今回の万博会場のシンボルとなる世界最大の木造建築物で、設計は会場デザインプロデューサーも務める藤本壮介。1周およそ2km、高さ12m~20m。上からは会場全体を見渡せるとともに、瀬戸内海に沈みゆく夕陽などの絶景も期待できる。

8つのシグネチャーパビリオン

「いのち」の概念をアップデート。

各界から選出された8人のプロデュースによるパビリオンが「大屋根リング」中央に集結。それぞれ「いのち」をテーマにクリエイターや企業も協力、オールジャパンによる今万博の顔となるパビリオンだ。

1. 「いのちを守る」Dialogue Theater – いのちのあかし – by 河瀨直美

大阪万博の「いのちを守る」Dialogue Theater - いのちのあかし - by 河瀨直美

毎日、初対面の2人による対話(1人は来場者から選出!)が行われ、来場者全員でその筋書きのない対話を目撃する。建物は奈良と京都の木造廃校舎を移築し、樹齢約100年というイチョウの木をシンボルツリーに。舞台セットも完璧。※一部要予約

2. 「いのちを拡げる」いのちの未来 by 石黒浩

大阪万博の「いのちを拡げる」いのちの未来 by 石黒浩

ロボット工学の第一人者が手がけるパビリオンには、人型のリアルなアンドロイドを含む最先端のロボットが約30体登場。人とアンドロイドが共存して暮らす未来を示す展示に。真っ黒な外観に滝のように水が流れ落ちる建物も見もの。※要予約

3. 「いのちを響き合わせる」Better Co-Being by 宮田裕章

大阪万博の「いのちを響き合わせる」Better Co-Being by 宮田裕章

会場の中心に位置する「静けさの森」と一体となった、屋根も壁もないパビリオン。〈大阪中之島美術館〉での個展も話題を呼んだ塩田千春らアーティストがインスタレーションを展開。来場者は3つの“共鳴体験”を巡り共に未来へ向かう。※要予約

4. 「いのちを磨く」null² by 落合陽一

大阪万博の「いのちを磨く」null² by 落合陽一

建物自体が生命を吹き込まれたかのように“ヌルヌル”と有機的に変形して巨大な音響を生み、内部では自身の分身となるデジタル上のアバター「Mirrored Body®」と出会える。異能のメディアアーティストが誰も見たことのない未来を示す。※要予約

5. 「いのちを知る」いのち動的平衡館 by 福岡伸一

大阪万博の「いのちを知る」いのち動的平衡館 by 福岡伸一

32万個のLEDを使った直径10mにおよぶ円柱状の巨大スクリーンに、38億年の生命絵巻を表現。曲線的な建物の形は細胞膜を模したもの。生物学者の福岡ならではの生命哲学に触れ、生命観を揺さぶる体験が得られるはず。※要予約

6. 「いのちをつむぐ」EARTH MART by 小山薫堂

大阪万博の「いのちをつむぐ」EARTH MART by 小山薫堂

茅葺屋根が一際目を引く建物(設計は隈研吾)で食の未来を考察。空想のスーパーマーケットのような空間で、日本発の食やアイデアを共有するためのリスト「EARTHFOODS 25」を使い、気鋭のシェフ5人が開発した25皿の料理などを展示。※要予約

7. 「いのちを育む」いのちめぐる冒険 by 河森正治

大阪万博の「いのちを育む」いのちめぐる冒険 by 河森正治

VRゴーグルで“宇宙スケールの食物連鎖”を体感する“超時空シアター”、映像と音と振動がシンクロした“ANIMA!”など、最新技術を駆使した展示で“いのちは合体・変形だ!”を体験。音楽は菅野よう子が担当。※超時空シアターとANIMA!は要予約

8. 「いのちを高める」いのちの遊び場 クラゲ館 by 中島さち子

大阪万博の

神秘的で揺らぎのあるクラゲをコンセプトに、丘には植生と遊具が点在する遊び場をつくり、中心部には創造の木がそびえる構成。世界の音楽や踊りが披露されるイベントや5月3日のごみ祭りなど、来場者も一緒に楽しめる企画も準備中。※一部要予約

国内パビリオン5選

日本の最新技術もエンタメも。

日本を代表する企業や団体による民間パビリオンとともに、大阪、関西、日本それぞれのパビリオンが大屋根リングの外側に展開して、まず来場者を迎える。
ウワサの実物大のガンダム像もこちらに。

1. 大阪ヘルスケアパビリオン

大阪万博の大阪ヘルスケアパビリオン

産官学民が結集したオール大阪のパビリオンは“REBORN”がテーマ。来館者の健康データをもとに25年後の自分(アバター)を生成、様々なミライのヘルスケアや都市生活を体験。400を超す大阪の中小企業やスタートアップによる週替り展示も。

2. 住友館

大阪万博の住友館

約1,000本の木を余すところなく使った建物は、住友グループの発展を支えてきた愛媛の別子銅山の山々を表現。館内では実際の森に迷い込んだようなインタラクティブ体験が演出される。実際の植林体験も実施して未来の森づくりにも参加できる。

3. 三菱未来館

大阪万博の三菱未来館

地上に浮かぶ“マザーシップ”をイメージしたパビリオン。時空を超える“バーティカルシャトル号”に乗り込み、深海から宇宙へいのちを巡る壮大な旅を体験。アストロバイオロジーを基に、トップクリエイターが演出する特別な没入体験をお届け。

4. 電力館可能性のタマゴたち

大阪万博の電力館可能性のタマゴたち

2,100本を超える鉄骨で構成されたタマゴ型の外観は、天候や時間帯によって見え方が変化。来館者の体験や展示に連動して様々な色に光ったりふるえたりするタマゴ型デバイスと一緒に、全身で未来のエネルギー技術を体感できる。

5. パナソニックグループパビリオン「ノモの国」

大阪万博のパナソニックグループパビリオン「ノモの国」

リング状の立体モチーフにオーガンジーの布がはためく特徴的なファサードは「ウーマンズ パビリオン incollaboration with Cartier」も担当した永山祐子の設計。「解き放て。こころと からだと じぶんと せかい。」をコンセプトに、最新技術を駆使した子どもの五感を刺激する展示に。

海外パビリオン3選

あらためて知る、世界の広さと豊かさ。

合わせて160を超える国、地域、国際機関がそれぞれのテーマや課題を掲げて最新技術や独自の文化を紹介。おなじみの国も見知らぬ国でも、海外が身近になったとはいえ、まだまだ世界は広いと実感させられる。

1. 大韓民国 With Hearts-Connecting Hearts, Lives in Bloom

大阪万博の大韓民国 With Hearts-Connecting Hearts, Lives in Bloom

27×10mの巨大なLEDビジョンを「大屋根リング」へ向けて設置してインパクト十分。海外パビリオン中では最大規模となる3,500 m2 の敷地に、3つの展示館を展開。AIや再生可能エネルギーを用いた展示に併設のレストランも。ナショナルデーにはK-POPイベントを予定。

2. ルクセンブルク大公国 Doki Doki ときめくルクセンブルク

大阪万博のルクセンブルク大公国 Doki Doki ときめくルクセンブルク

大小の箱型の建築物に凹凸のある膜屋根をかぶせた建物は循環型経済の原則のもとに建てられ、万博後には可能な限り部材の再利用を予定。「Doki Doki ‒ ときめくルクセンブルク」をテーマにした館内では3幕構成の展示に加え中庭でルクセンブルクの料理やドリンクも提供。

3. アイルランド Creativity Connects People

大阪万博のアイルランド Creativity Connects People

古代からアイルランドに伝わる渦巻文様“トリスケル”をイメージした建物内では先史時代から現代までのアイルランドの工芸や文化、日本とのつながりを紹介する。アイルランドに起源を持つとされるハロウィンをはじめ、アイルランドの伝統音楽や科学技術関連のイベントも予定。

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