47都道府県・全グルメガイド 宇都宮餃子なら〈寿限無〉へ行くべし。
宇都宮エリアの外せない絶品グルメ5選

TRAVEL 2023.12.29

47都道府県のおいしい食を求める旅企画。今回ご紹介する栃木県は、『TonTon』編集長の小森裕子さんに、宇都宮市エリアを案内してもらいました。宇都宮といえば、やっぱり餃子ということで〈宇都宮餃子 寿限無〉や、お土産ワインにぴったりな〈Hinoe Winery〉、老舗喫茶店の〈AKAI TORI 春木屋〉などを紹介します。

【目次】栃木県・宇都宮市エリアのおすすめスポット5選

1.生地もおいしい餃子は〈宇都宮餃子 寿限無 本店〉

言わずと知れた餃子の街、宇都宮。戦後、中国から戻ってきた人たちが広めたことがルーツです。〈みんみん〉や〈正嗣〉が有名ですが、私がおすすめしたいのは、地元のニラやタケノコを使った餡や、トマトを練り込んだ鮮やかな生地が絶品の〈宇都宮餃子 寿限無〉。自家製の皮で餡を一つ一つ手包みしていて、化学調味料無添加。中国出身の料理人ならではの本格的な味です。宇都宮は長きにわたり餃子に頼ってきたので、新たな食文化を広めようと、他ジャンルのフードシーンも頑張っていますよ。栃木の名水を主役に据えた珍しいコースを提供するレストラン〈HACHINOJO〉や、“エスプレッソシティ宇都宮”と謳ってオリジナリティのあるコーヒーを提供するお店も。餃子と一緒に、いかがでしょう?(小森裕子さん)

中医薬膳師の店主が“地参地笑”(皆で参加、皆で笑う)を第一に地元農家とコラボ。地産食材を中心に中国直伝の製法で完成させた餃子。写真はそれぞれ皮も餡も独自の「七福餃子」980円。
中医薬膳師の店主が“地参地笑”(皆で参加、皆で笑う)を第一に地元農家とコラボ。地産食材を中心に中国直伝の製法で完成させた餃子。写真はそれぞれ皮も餡も独自の「七福餃子」980円。

宇都宮餃子 寿限無 本店 (うつのみやぎょうざ じゅげむ ほんてん)

住所:宇都宮市馬場通り2-3-5
TEL:028-612-7078
営業時間:11:00~14:30、17:00~22:00
定休日:月休

2.お土産ワインなら〈Hinoe Winery〉

Hinoe Wineryのワイン

街の外れでぶどう栽培から醸造までのワインづくりを成功させた〈Hinoe Winery〉(宇都宮市新里町丙1195-1)でお土産を。

3.絶品ワインと料理に酔いしれる〈HACHINOJO〉

HACHINOJO

ワインレストラン〈HACHINOJO〉(宇都宮市簗瀬町1785-17)の「美水の国の豊かさを楽しむコース」はサラダやステーキなど10品。

4.〈AKAI TORI 春木屋〉で名物の黒カレーを

AKAI TORI 春木屋の黒カレー

創業1948年の喫茶店〈AKAI TORI 春木屋〉(宇都宮市馬場通り2-3-10)で、初代オーナーが進駐軍から学んだコクのある黒カレーを。

5.ラテアートが美しい〈MOON DOGG ESPRESSO ROASTERS〉

MOON DOGG ESPRESSO ROASTERSのラテ

実はエスプレッソ店激戦区の宇都宮はコーヒー探訪も◎。〈MOON DOGG ESPRESSO ROASTERS〉(宇都宮市伝馬町2-19)が草分け。

One More Place
現代アートのような幻想的空間〈大谷資料館〉へ

大谷資料館

県内外の建築に多く用いられる大谷石の地下採掘場跡がダイナミックな〈大谷資料館〉(宇都宮市大谷町909)。年間を通してひんやりとした空気で、古代遺跡のような雰囲気が人気。

photo_Yoichiro Kikuchi text & edit_Kahoko Nishimura

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