# Bar Hopping ゆったり、宮古島。夜9時以降の、もう一杯、あと一杯。
この島の夜は、明るくて長い。夜のBARは大抵は最後の客が飲み終えるまで閉まらない。どの店の間も徒歩5分程度のものだから、「もう一杯」(で終わらないかもだけど)をはしごするのもいい。
21:00 酒と旅 ガリンペイロ
ディナー後には、ノンアルでも。
夕食で少し飲みすぎたかなと思ったら、おいしいノンアルを。自家製のジンジャエール(550円)や、季節のフルーツカクテルのノンアル版(アルコール入りの100円引き)も作ってくれる。初夏にはマンゴーやパッションフルーツも。チリコンカン(500円)をはじめ、食事も充実。
22 : 00 ボックリーのチョッキ
ゆったりナチュラルワイン。
宮古島でナチュラルワインが飲まれるようになったのは、なんと2001年のこと。以来、20年以上にわたりこの島で愛されている。そのワインを最初に置いたお店がこちら。21時にスタートするバータイムなら、落ち着いた雰囲気で店主と話しやすい。じっくりともう一杯を検討しよう。
23 :00 酒場 奏(さかば そう)
クラフトビールで軽くつまむ。
島ではクラフトビールを飲めるバーも増えている。こちらでは国内外のクラフトビールを扱いはじめて約8年。一年のうち、冬以外には常時10種類ほど揃うという。宮古の夏の暑さのなかで飲むビールなんておいしいに決まってる。つまみにはサラミと旬の野菜のピクルスの盛り合わせ(600円)を。
24 : 00 バー・パラディソ
泡盛のカクテルも飲んでおきたい。
女性店主が一人で切り盛りするこのバーには、宮古の泡盛「琉球王朝」を使ったオリジナルカクテルがある。酒にシークワーサーを加えて飲むことをヒントに、同じ柑橘類のライム、グレープフルーツジュースなどと合わせた一杯だ。果実の爽やかな甘味のおかげでするする飲めちゃう。
1 :00 やぎ自動販売機
〆は宮古流にやぎ汁を一杯
深い時間も道を煌々と照らし続けるのは自動販売機。それもなんと、やぎ専門だ!刺身(1,000円)やミルクジェラート(800円)も売っていたが、ここはやぎ汁(1,000円)一択で。というのも、宮古では〆にやぎ汁を飲む人も少なくないと聞いていたから。パッケージは素っ気ないけれど味はしっかり。元気になった気さえする。